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テーマ:試写会で観た映画の感想(678)
カテゴリ:洋画(は行)
原題: THE PRINCESS AND THE FROG 監督 : ジョン・マスカー 、 ロン・クレメンツ 声の出演 : ジョン・グッドマン 、 アニカ・ノニ・ローズ 、 キース・デイヴィッド 、 ブルーノ・カンポス 、 ジェニファー・ルイス 試写会場 : 一ツ橋ホール 公式サイトはこちら。 <Story> ニューオリンズでウェイトレスとして働く娘ティアナの夢は、自分のレストランを持つこと。 ある日、幼なじみの富豪の娘・シャーロットの家で行われるパーティで得意のベニエを振舞うこととなる。 そのパーティにはマルドニア王国の王子が参加することになっていたのだが、王子は魔術師ファシリエの呪いにより、カエルに姿を変えられていた。 元の姿に戻すために王子に頼まれてキスをしたティアナまで、カエルに変身してしまった! [ 2010年3月6日公開 ] プリンセスと魔法のキス - goo 映画 <感想> 2D・字幕版にて鑑賞。 これは3Dはないのかな? ただし一般公開はほとんどが吹替版らしいので、またまた貴重な鑑賞になりそうです。 ディズニーディズニーした映画ものは『ティンカー・ベル』以来でしょうか。 こういう王子様&お姫様ものは、予定調和とは分かってはいるんですが、やっぱり好きですね。 今回の映画は、今までとはかなり違う感じ。 まず舞台がニューオリーンズというのが新鮮です。 今まで白人が主役がほとんどでしたけど、これは黒人。 成功者としての白人と、黒人の生活の差を最初に出して来るところなどはリアリティあります。 女性&黒人という二重のマイノリティであったティアナにとって、自分の夢をかなえたい願望はきっと人一倍強かったんでしょうね。 そして南北戦争が終結した後(パパの写真がそんな感じでした)の南部ということで、今に比較するとまだまだ旧態依然とした社会だったことは予想される。 その時代背景をバックに展開される恋物語。 夢をかなえたい、それだけでどんどん押し進んでいたティアナ。 だけど運命がティアナに求めているものはそれだけじゃない。 目的に向かうがあまり、夢中になりすぎて忘れてしまったものがある。 それに気がついたときに魔法が解ける・・・ というのもよくありがちです。 が、今回のお話、今までにはなくシュールな部分があります。 登場人物が死なないことがお約束なディズニーですが、こんなところで・・・ というのがあり、またそれも本当に切なく、そして願いがかなった瞬間だったり。 ここは泣き所ですね。 音楽でもNe-Yoが参加していたり、ニューオリーンズが舞台ということでジャズっぽい雰囲気だったり、 とても特色が現れていたように感じました。 今までとは違ったディズニーのプリンセスもの、これは大人でも十分に楽しめます。 ********************************* 今日の評価 : ★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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