|
テーマ:映画館で観た映画(8183)
カテゴリ:洋画(は行)
原題: LAT DEN RATTE KOMMA IN/LET THE RIGHT ONE IN 監督 : トーマス・アルフレッドソン 原作・脚本 : ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト 出演 : カーレ・ヘーデプラント 、 リーナ・レアンデション 、 ペール・ラグナル 観賞劇場 : 銀座テアトルシネマ 公式サイトはこちら。 <Story> ストックホルム近郊の町で母親と二人暮らしの少年オスカー(カーレ・ヘーデプラント)は、いじめられっこで繊細な12歳。 友達が欲しいという孤独な少年の願いは、同じ12歳のエリ(リーナ・レアンデション)が父親と共に隣の家に越してきた事で、とうとう叶えられそうだ。 しかし、青ざめた顔をした少女の外出は夜だけ。 キャンディも食べられない。 一方、町では不可解な失踪や殺人が次々と起きはじめ、オスカーはエリがヴァンパイアだと気付いてしまう。 12歳の体に永遠の命を閉じ込められたまま生きるエリは、常に町から町へ旅をし続けなければならない。 ふたりの幼い恋が終わるかに見えた時、オスカーに最大の悲劇が襲いかかる。 そしてエリは彼女が出来る唯一の方法で彼を守るため、戻ってくる…。 ![]() ぼくのエリ 200歳の少女 - goo 映画 <感想> 試写の後、京橋まで移動。 この日は、mig弟さんの作品を映画祭にて鑑賞するため、 3時間くらいあった待ち時間をどうやって過ごす? ってなりましたが、 近場でちょうどいい感じであったこちらの作品を、合間に鑑賞することに。 何と言っても本作は関東地区ではここでしか上映ありませんので。。。 基本ホラーは観ないのですが、本作話題にもなっていますし、ハリウッドリメイクも決定したそうなので、押さえておくことにしました。 観終わってみて。。。 大絶賛の感想が多い中、これをどういう風に考えたらいいんだろうと思いましたが、 オスカーの人生には2パターン -中年男と同じ末路をたどるのか、それとも一生彼の人生を生きられるのか- の結末があると想像して、 同じ歴史を繰り返すと思ってしまうとやっぱり自分としては陰鬱にしか思えなかったです。 それも愛? って。 でも、好きになってしまったらもうどうしようもなく、 自分を捧げてしまうものかもしれないです。 そうなる前にオスカーの気が変わることは・・・ 恐らくないんだろうな。 北欧独特の暗さ、夜が長いという現象をうまく生かしていました。 夜だから、暗闇だから描けるお話かもしれません。 全編に渡り、背景や光の具合、ストーリーまで暗く、しかしなららそれが北欧らしさを出しています。 ハリウッドリメイクの話もあるそうで、オスカー役が『ザ・ロード』のコディ・スミット=マクフィーくんっていうことは知りましたが、ここまで暗くできるのか? しかしながら自分としては苦手なホラー・スプラッタ系に通じるものがやっぱりあって、本作は存分に引きこまれたという感じにはなれなかったかな。
今日の評価 : ★★★ 3/5点
[洋画(は行)] カテゴリの最新記事
|