ゼリーフライ食べた:埼玉県行田市のお散歩
みなさん、行田の「ゼリーフライ」知ってますか?「ゼリーをフライにしたもの???」行田の駄菓子屋さんから始まったこんな食べ物いつもは「かねつき堂」さんという、駄菓子屋で食べるのですが今日はお休みだったので、「駒形屋」さんで1つ70円で買いました。じつはオカラとマッシュしたジャガイモで衣のないコロッケのように揚げたものです。ソース味で実に素朴です。埼玉県の北の端にある行田市は面白いものがたくさんあります。①小説、和田竜『のぼうの城』小学館 2007年11月発売の舞台となった「忍城(おしじょう)」があります。写真は江戸時代に作り変えられた天守ですが、小説の時代は平城のような粗末なもの。ここに、豊臣軍が攻撃を仕掛け、石田三成が川に堰をつくって周囲を水浸しにし、水攻めを行ったようです。しかし、それでも城は落ちなかった。そんな、歴史を小説、そして2012年映画化されたものです。主演は成田長親を演じた野村萬斎でした。小説も映画も見ましたが、面白かった。②さきたま古墳群 行田市大字埼玉(さきたま)にあり、5世紀後半から7世紀はじめころまでに作られた9基の大型古墳が群集している公園です。埼玉県の名称はここからの発祥です。ちなみに県旗も勾玉のデザインです。写真は丸墓山古墳。石田三成は忍城水攻めの際、この上に陣をはって水浸しの城を眺めたそうです。円墳ですが、前方後円墳もいくつか点在しています。古墳…お墓なのに…上に登ることができます。すみません。③行田は足袋の町 行田は昔から足袋の製造が盛んです。日本遺産として「足袋と足袋蔵」が指定されています。ドラマ「陸王」というのを覚えていますか?ここがその舞台です。④古代蓮1400年から3000年前の種が出土し、なんとそこからハスが芽吹きました。古代蓮と呼ばれて「古代蓮の里」に12万株植えられています。今がちょうど見ごろなのですが、昼過ぎに到着したので、すこし元気がありませんでした。この施設では駐車料金500円なのですが、午後2時すぎには職員が引き揚げてしまい。駐車料金をとっていませんでした。私は少しだけ早かったので料金を取られてクヤシイ。日帰りの行田市散歩でしたが、実に内容の濃い散歩でした。埼玉県は意外にみるところありますよー。