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暴力団会長らと共謀し、会社員の男性から現金を脅し取ろうとして恐喝未遂に問われていた高知市内の元病院院長、人気よさこいチーム「十人十彩(じゅうにんといろ)」の元代表T被告の判決公判が4月中旬に高知市内で行われ、無罪を言い渡されました。後日、T被告について高知地検は提訴しない事を明らかにし、T被告の無罪が確定しました。十人十彩は、昨年7月に代表であるT被告が恐喝未遂容疑で逮捕・起訴された事を受け、よさこい祭りへの出場を辞退しました。今回の無罪判決を受けて、「今年は十彩が復活するがないろうか?」と思う方が多数出てきていますが、無罪判決が出たの理由で復活するとは限りません。問題は、元代表のT被告が暴力団との関係を認めていた事です。昨年5月、祭りを主催するよさこい祭り振興会が暴力団排除事例を受けて導入した「参加するチームに暴力団との関わりがない事、踊り子、スタッフに暴力団・暴力団関係者を入れない事」を宣言する誓約書の提出を義務付け、T被告は誓約書にも署名していました。しかし、7月に入り暴力団絡みの恐喝事件でT被告が逮捕され、「恐喝に至るような事はしていないが、暴力団会長らと共にその場にはいた」と恐喝は否定したものの暴力団会長らと同席していた事が認めているとされ、よさこい祭り振興会は臨出場の可否を決める緊急会議を開きましたが、十彩側が自主的に参加を辞退しました。T被告も今回の判決を受け、弁護人を通じて「恐喝・脅迫に関する事は一切していない」とコメントしていますが、「ヤクザと関わっていたことはどうなんだ!?」と疑問に思いました。
友人情報によると、十人十彩は名前を変えて今年のよさこい祭りへ復活出場するみたいです。