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電光庭師のLEDイルミネーション講座

電光庭師のLEDイルミネーション講座

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2012.03.28
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カテゴリ:アート
〈長楽館〉

円山公園にルネッサンス様式の目立つ洋館があります。
現在はレディースホテル・喫茶・レストランとして
使用されている「長楽館」です。
たばこ王として活躍した明治の実業家、村井吉兵衛の別邸は
過去に伊藤博文らの著名人も宿泊されました。
ロココ調.を基調とした瀟洒な洋館です。

歴史的建造物へのライトアップですが、
正直に言ってあまりうまく演出されていませんでした。
基本的には色温度の設定が少し高すぎると感じました。
長楽館として、現在もレストラン、カフェとして使用されているので、
入居した事業者がライトアップをしたのでしょうが、
もう少し専門家に入ってもらってやった方がいいのではないかと思いました。
中庭の樹木のイルミネーションは
オーソドックスですが
いい感じで周囲とマッチしていると思いました。

〈大谷祖廟道〉
濡れた石畳に行燈の灯がとてもよく映えて
独特の幽玄の雰囲気が出ていました。
〈ねねの道〉
秀吉の正妻北政所「ねね」ゆかりの寺、
高台寺と園徳院があることから「ねねの道」
と呼ばれるこの道はまるで銀座のように
沢山の観光客でにぎわっていました。



〈高台寺〉

定期的にライトアップを行ってきた高台寺ですが、
毎回斬新なアイディアで見る人を楽しませてくれます。



LEDの原色がこの日本庭園とマッチしているかどうかは
賛否両論でありますが、
非日常の空間を創造することは
ライトアップならではの特長でありますので、
普段と違った景観を楽しむという点では、
とても面白いと思います。



〈第4回創作 行燈デザインコンペ〉

本年度の行燈のデザインコンペには、257点の応募があったそうです。
デザインだけで実際の製作が可能かどうか?
というものも多くありました。
芸術的にも優れた作品が多く参加していました。


最優秀作品は実にシンプルなもので、意外でした。
先行された一番の理由は「簡単に製作できる。」
という事であったようです。
コンペは選考する審査員の基準、意図、価値観によることがとても大きいと
、改めて考え込んでしまいそうでした。



〈行燈・灯篭〉

今回の演出では京都の地元企業である
ROHMがLEDの提供を行たことが
新聞各紙に大きく報じられていました。
会場内でも多くのLEDの行燈や灯篭が飾られていました。




イルミネーション工房?





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Last updated  2022.06.13 13:03:58
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