オンライン旅行代理店エクスペディアは時々利用するのだが、裁量の観光客に選ばれたのは日本人だ。理由は簡単だ、気が弱いことと、日本人の伝統があるから、あまりどんな部屋を与えられても文句は言わない、キレイに使う、行儀がいい、静か、チップを置いていかなければという観念に取り付かれているかも、とか、まあ、不良旅行者の私も加齢というか、年齢の年輪を重ねてるので、置いているもので持って帰ってはいけないものは持って帰らない、一応、布団は寝る前みたいにきれいにはならないが、とりあえず戻すフリをする、タオルも、折りたたみまではしなくても、ほおりぱなしにはしない、チップは100円ぐらい置いていく、2泊までなら掃除は頼まないぐらいはする。(掃除頼まないのは、モノを盗まれたくない、自分の歯ブラシで洗面を磨かれたくない、水道水をペットボトルに入れられたくない、という信用してない理由のほうが大きいのだけど)
だいたい、日本の自慢は、その建国以来の長さだ。何を長さにするかだけどね、言語、王朝(政権)、民族、とか、考えても、まあ、1番長いといっても間違いではない。中国4000年の歴史はウソだね、共産党は60年だろ、清や元に支配されたろ、日本は、政権変わっても皇帝変わらなかったしな。
最近、やたら、グルメの旅と称して地域料理をできるだけ食べたいなー、うまいなーなんだが、どっちかというえば、郷土の珍しいもの食べたいよな、という気持ちのほうが大きいわけだ。それは、パリでも店は2万店ないのに、東京は16万店ぐらいだっけ、あることからも分かる。どの国に行っても、大抵、フランス料理、イタリア料理、ポルトガル料理、スペイン料理、タイ料理、インド料理、その専門店もちょこちょこあるんだけど(鴨専門とかタイスキ専門とか屋台とか)にいけば、確かにうまいのだが、日本は違う。日本料理っても専門店が多すぎるのだ。寿司屋、焼き鳥屋、串揚げ、うどん屋、お好み焼き屋、もんじゃ、精進、カレー屋、スッポン屋、鰻屋、すき焼き、水炊き、しゃぶしゃぶ、とんかつ、鉄板焼き、牛丼、釜飯、そばや、・・・何でもあるのは、なんていうの居酒屋・・・料理の出し方も、会席、懐石、割烹、仕出し、卓袱・・・そういえば、ラーメン屋なんか、中国人旅行者すごく喜ぶらしいね。こんなのネエ、と。
酒もそうだ。ワインみたいになるのは、日本酒なんだ。