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曾子《そうし》曰《いわ》く、能《のう》をもって不能《ふのう》に問《と》い、多《おお》きを以《もっ》て寡《すく》なきに問《と》い、有《あ》れども無《な》きがごとく、実《み》つれども虚《むな》しきがごとく、犯《おか》されても校《こう》せず。
昔者《むかし》、吾《わ》が友《とも》、かって斯《こ》こに従事《じゅうじ》せり。 (泰伯《たいはく》第八) 《原文》曾子曰。以能問於不能。以多問於寡。有若無。實若虚。犯而不校。昔者吾友。嘗從事於斯矣。 《訳》曾子《そうし》がいわれた、「才能《さいのう》が有《あ》るのに無《な》いものにたずね、豊《ゆたか》であるのに乏《とぼ》しい者《もの》にたずね、あっても無《な》いように、充実《じゅうじつ》していてもからっぽのようにして、害《がい》されてもしかえしをしない、昔《むかし》、わたしの友《とも》だち(顔回《がんかい》)は、そういうことにつとめたものだ。」 《解説》「多きを以て寡《すく》なきに問い」は、知識、知恵が豊で、物事をよくわかっているのに、少ない、よくわかっていない人に尋ねる。「犯されても校《こう》せず」は、他人から理由無しに犯されても(非難、攻撃されても)それと張り合って争わない(抵抗しない)というのは難しく、寛大謙虚な気持ち、心がなければできない。 <こころ> クリックお願いします。m(_ _)m 人気ブログランキングに参加しています。 どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2020.02.09 14:13:10
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