松本道弘ブログ 元祖ナニワ英語道

ナニワ英語道のスタートラインはゼロである。終りもゼロである。アキレスは簡単にカメを追い越せるのだ。同じように、今から始めた人が、かなり年輩の、そしてかなりレベルの高い人の域に近づき、追い越すこともできる。毎日が赤ちゃんみたいな心境だから、怖いものはない。恥をかくことを恐れずに英語を学ぶことだ。

Sをsnakeのsと考えると、どこかにドグロを巻いて隠れている蛇だ。しかし、突如藪の中から顔を出す。人をscareする。Don't stare at me. You're scaring me.
Sのつく動詞はどこかネガティヴである。昨日のsuckという単語に戻ろう。

2 channellers suck.（2ちゃんねる・ライターはサイテー）。このサイテー、すさむ、もSから始まる。It sucks. It smells. It stinks.
どこかに、sinking feelings（落ち込ませる音感）がある。

相手を騙すことをswindleまたはskinという。そういう詐欺行為をscamとかschemeという。『The Sting』という騙し取りの映画もあった。おとり捜査で逮捕するときもsting。すべてS-words。

ネズミ講は、pyramid scheme。自分たち（政党）に都合のいいようにニュースを流すことをspinという。その手の参謀をspin doctorという。こんな単語を覚えても試験には出ない。しかし、おもしろい。これがナニワ英語道の本質だ。