カテゴリ:Live
11/1 Larry Harlow The Latin Legends of Fania @六本木Billboard Live
既に伝統芸能の域に達したニューヨークサルサ、安心して聴けるその伝統芸はやはり素晴らしかった。ただこのビルボードライブという会場は、あまり音が良くないようで、残念。 11/3 "Animate!" Buika, Tango Negro Trio, Cabas, Cafe Tacvba @品川Stella Ball 日本にいながらにして楽しめるラテン音楽世界の旅。 僕は、このタイトルの順番に楽しかった。 マドリード郊外で体験済みのブイカ、やはりスモーキな歌声でフラメンコのコブシ、ジャズとR&B、その不思議な融合に、更に惚れた。 タンゴ・ネグロ・トリオも良かった。かなり格式的になってしまっているタンゴ業界にあって、自由に好きなように歌う様が新鮮。ただし、タンゴダンスは蛇足だった。 コロンビアのカバス。ポップな中に地元の伝統リズムをかなり織り込んでいる。 一番有名なタクーバはガキロックにしか思えず、ぴんと来ず。 公平な目で見て満席とは行かず、なんとか目鼻はついた、という程度の集客だったが、市場に合わせるのではなく、自ら市場を作っていこうとしているティエンポ・イベロアメリカーノの勇気と行動力に素直に拍手を送りたい。是非このような挑戦を続けて欲しい。 11/4 "Jazz Today 2007" ORQUESTA NUDGE! NUDGE! / quartz-head (a.k.a. 藤原大輔)talk 05 / 清水靖晃&サキソフォネッツ @渋谷Club Cuattro ORQUESTA NUDGE! NUDGE パーカッションばかり10人のオーケストラ。音階楽器もビブラフォンとパンがいる。他はアフリカ、ブラジル、キューバの楽器が混ぜこぜに。まずステージ上、メンバー内でゲームを楽しんで、それを見る観客も楽しい、という構図。パーカス好きは一度は体験しましょう。 quartz-head a.k.a. 藤原大輔 サックスの人がメインだったとは今これを書くためにフライヤを読み初めて気づいた。DUBは見ている限り機材をひたすらいじりまくるばかりで肉体性は皆無、それだけなら目と耳がけんかするところだが、ジャンベが生々しさを与えてくれる。 サキソフォネッツ おしゃれでした。いろんな洒脱な遊び心が詰まったステージ。 11/10 “Rumba Festival” @原宿Crocodile ファンカルロスが主催、ルンバの演奏に、キューバ人プロダンサーのダンス、そしてダンスコンテストまで、ルンバづくしのルンバ大会。 僕は久々のルンバDJ。楽しい、のだが、何しろ進行が読めない。ダンスレッスンもダンスショーも、ほぼその場で選曲して出す。事前に言ってくれていればもう少し準備したのだけれど、まあたいていこんなものだからいいんです、キューバ流は。 ルンバのバンドは増えているのだからもっと横の繋がりを持ちたい、と思う。ルンバ愛好者が一堂に会するイベント、やりたいねえ。 11/13 Bamboleo @六本木STB139 今年のバンボレオ来日一回目のステージ。前半は調整気味。バンボレオ+タニアのソロ+ラザロのソロ+ヘルマンベラスコのソロという構成は過去のステージとは異なるもの。本番が楽しみ。 11/14 Salsa Swingoza @渋谷Club Cuattro 信じられないくらい素晴らしい、世界的に見てもトップ水準と言っていい新譜を出したばかりのサルサ・スインゴッサのレコ発ライブは、当然の満員御礼。ただし、どうやらサルサダンスファンはほぼ皆無で音楽ファンばかり。こんなに素晴らしいサルサが日本にあることを知らないサルサファンってどうよ。 アルバムのゲストミュージシャンこそいないものの、やはり圧倒の素晴らしいステージ。まだ見ていない人はだまされたと思って次のライブに行ってください。ただ、このバンド、次がいつかわかりません、のが玉にキズ。 11/16 Bamboleo @品川Stella Ball バンボレオいよいよ本番。先に書いた、バンボレオ+タニアのソロ+ラザロのソロ+ヘルマンベラスコのソロに加え、ゲストの大萩康司のギターがこれまた良い。ラサロ・バルデスのソロアルバムは静謐なるアフロキューバンという新境地だったが、ここでの再現はそれよりも熱い血の騒ぐものになっている。彼がバタやカホンを叩く姿も印象的だった。なんと言おうか、僕も肩の荷が下りて楽しいステージでしたよ。 11/18 Bamboleo @六本木STB139 JMMのディナーショーがバンボレオ最終日。今年は計3回のステージを見ることが出来ました。 11/18 "Sunday Latino" Los Kalibres @渋谷27 Destiny ロス・カリブレスがプロデュースするラテンパーティの第一回目。レゲトンのDJが3kaeとDuro。エルカフェのAlecが深夜の六本木系。ということで僕はあえてサルサで。お客さんはラティーノと日本人が半々。日本人はかなり若いレゲトンファンが多い。他のサルサパーティとは全く違う状況。カリブレスはライブ開始前からマイクを持って場を盛り上げ続ける。ライブに至っては!もうかなり酔っぱらいながらのパフォーマンス。熱い熱い。その上、ステージでは着物で登場したポールダンサーが徐々に露出を深めていく。大成功。 11/21 Gonzalo Rubalcaba @BluenoteTokyo キューバ出身の世界的ジャズピアニスト。だが、「ラテン」ジャズではなく、ジャズを演奏。僕としては。。 11/24 Real Brass @原宿Crocodile ストリート・ブラスのバンドの10周年ライブにDJとして参加させてもらった。僕としては初体験の、『サルサ以外』DJ。リクエスト通り、ジプシー~バルカン~バルセロナ~モロッコ~アフロビートといった路線で計70分ほど回したところ、(少なくとも)リーダーには好評だった模様。うれしい。RBの演奏はなかなか良かったので、次回は是非路上で体験してみたい。 ちなみにオールザッツバカ映像ではさんざん笑わしてもらいました。 11/29 百人町音楽夜噺 アメリカ音楽 @新大久保Naked Loft 五十嵐正と奥和宏による音楽トーク。ブルーグラスという、食わず嫌いだった音楽をさんざん聴かせてもらった。バンジョー、フィドル、マンドリンなどの独特の楽器編成のこの音楽、前回のRBのDJで使っても良かったなあ、と感想。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 5, 2008 10:54:21 AM
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