テーマ:社交ダンス(8450)
カテゴリ:ニュース
大阪で今日と明日の2日に渡ってJBDFプロフェッショナルダンス選手権大会が開催されています。
見に行かれた方から練習場で聞いた話ですが、JBDFはWDC側に戻ったようですね。 ダンス界は世界的にWDSFとWDCという相容れない二つの団体によってとり仕切られていて、たもとを分かったのは数年前の話なんですが、それ以来どっちにつくかというので日本ダンス界も流動的でした。 WDSFはアマチュア競技ダンスが主体で、私たちもそこに活躍の場を主に置いています。 日本の窓口はJDSF(日本ダンススポーツ連盟)。 現在プロとして活躍されている世界トップクラスの選手たち、リカルドやアルナスなどもアマ時代はこちらに所属していたんです。 以前はここから巣立ったプロの選手が活躍の場としてWDCを選んでいたものでしたが、WDSFにもPD(プロ部門)が出来てからこっちにとどまるトップ選手が出始めて、不仲になったような話を聞いています。 余談ですがマウリッツィオが先週のロンドン・インターで引退したそうですね。パートナーのアンドラはなんとニノと組むらしいですよ。 マウリッツィオもニノもアマ時代はWDSFのラテンチャンピオンでした。 日本のWDC系はJDC、JCF、JBDFでしたが、こういったプロの団体の中でもWDSF側とWDC側とそれぞれどちらにつくかということで分裂が始まり、JDCからはNJDCが、JCFからはJPBDAがWDSF側へと舵を切りました。 JBDFも一反はWDSF側に転換しようと動いたものの選手会の猛反対にあって、WDC側に残るJBDCという団体ができ、今年の6月にこの団体が主催する第一回 JAPAN DANCE GRANDPRIXが開催されました。 WDCの会長はドニー・バーンズなんだそうです。 WDCとしてもこのごちゃごちゃは厄介で、ちゃんと日本の窓口を決めて欲しいということでNDCJ(National Dance Council for Japan)という組織が2014年に発足。 JDCやJCFはここに所属していて、JBDCも入りました。 NDCJの現会長はJCFの天野先生だそうです。この前東京の試合でもお見かけしましたが、偉い方だったんですね。 WDSF側に転換しようとしていたJBDFも役員が入れ替わってWDC側に舵を切り直し、JBDFI(公益財団法人日本ボールルームダ ンス連盟国際委員会 )と名前を変えてJBDC/JBDFIという形で今年9月にNDCJに加盟。 ドニー・バーンズを交えた先の会議で1年以内にこれを実現させるようにと決まっていたようです。 それを受けて分裂していた西部ほかJBDF支部全部が再び集結して結局JBDFは元の鞘に戻った形になったのでしょうか。 11月にはJDC、JCF、JBDC/JBDFIが揃った大会が開催されるとのことで、来年のスパーJAPANも日本インターもこれで普通に戻るらしという話を聞きました。 これで一応は落ち着いた形になるのか、そもそもWDSFとWDCの対立はいつまで続くのか、ただダンス競技を楽しみたいだけなのに上層部でゴタゴタしてて面倒な話です。 分裂するたびにそれぞれの団体に登録料払う羽目になるので、アマ競技選手も取捨選択が迫られてきますね。 WDC系の試合に出た選手はWDSF系の試合に出てはいけないといった縛りが解かれたという話はまだ耳にしていません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/10/23 11:34:16 AM
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