テーマ:社交ダンス(8342)
カテゴリ:宇宙と地球のはなし
直径約1キロメートルの小惑星が、地球に接近中です。
7482(1994 PC1)という名前の小惑星。 最接近時間はアメリカ東部時間1月18日午後4時51分頃、日本時間では19日午前6時51分頃と考えられています。 恐竜絶滅みたいな衝突は起こらず、約200万キロの位置を通過する予定。 地球に接近する軌道を持つ小惑星を地球近傍小惑星、NEA (Near Earth Asteroid) と呼んでいて、NASAによると監視が必要とされるものは約8500個あるそうです。 ただ、今後少なくとも100年間は地球に衝突する恐れはないとのこと。 火星と木星の間にメインベルトという小惑星帯があって、重力の作用で時々そこからはじき飛ばされて地球の方へ飛んでくるのが原因の一つ。 彗星の成れの果てがやってくる場合もあります。 太陽系の外側にもエッジワース・カイパーベルトと呼ばれる円盤状の小惑星帯があって、相当遠いんですけどそこからやってくるものもあります。 小惑星は詳しく研究されていて、直径1キロ以上の者にはみんな番号が付いているんです。 50万個くらいあったと思います。 ちょっと大きめだったりすると名前も付いています。 ハヤブサが目指していたリュウグウも地球近傍小惑星の一つで、2015年以前は名前がなくて番号だけだったようです。 今回の小惑星も地球から200万キロですから、接近と言ったって月までの距離の5倍はありますからね。全然遠いですよ。 ただ宇宙なんて何が起こるかわかりませんから、ひょっとしてこっちに向かってくる可能性もゼロじゃありません。 そこで人間は知恵を絞って、NASAでも何かぶつけて軌道変えようという計画が進行中です。 数年前、ESA(欧州宇宙機関)でドンキホーテ計画っていうのがあったんですよ。 どうなったのか知りませんが、風車に向かって突進する騎士の名を冠した人工衛星が小惑星に突っ込んでいくというわけです。 イメージ映像見るとカバに体当たりする蚊みたいですけどね。 こんなんで軌道が変わるのかとクスっと笑っちゃいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022/01/14 08:44:40 PM
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