長野遠征記(その2)
<つないだ手は離せない>2024年6月2日(日)、試合の日の朝のことです。泊まっていたのは善光寺の近所のホテル国際21でした。何をしてるのかよく分かりませんが、スマホ持ってトイレに入ったきり大将がなかなか出て来ません。もうすっかり準備を終えて、トイレに行って出発のつもりで待っていると、『トイレが壊れたー!』と言って大将が飛び出して来ました。流そうとしたらレバーがぐるんと回って水が流れないそうです。もう時間がないので、とりあえず体育館に向かうことに。水の貯まりが遅かっただけみたいで、部屋を出ようとした時、もう一度レバーを試したら流れたみたい。トイレ壊して弁償とかにならなくてよかったです。長野運動公園体育館はダンス競技の他に武道系の試合もやっていたようで、行ってみると女子トイレには行列ができていました。洋式トイレは故障中で全部和式。受付時間には間に合いましたが、予選開始は朝一番です。お腹が張って苦しい感じですけど行列に並んでる時間はなさそうでしたので、持って来たゆるい方のドレスで1次予選に突入です。ところがドタバタしていてウッカリ忘れていたことがあったんですね。スタンダードB級の1次予選、大将のエスコートでにこやかにフロアに出て音楽が鳴り、ホールドに入ったその時です。いきなり大将が私の肩に手を出したので何事かと思ったら、ベリッという音。なんとフェイタス貼ったままだったんですね。剥がしたフェイタス、二人繋いだ手に握ったままワルツですよ。実は右肩甲骨にもう一枚貼ってたんです。踊りながら剥がせないし、皆さんの目がそこに向かないといいなあと思いながら踊ってました。試合の話はさらっと結果しか書いてませんが、色々やらかしているんですよ。いつもは午前中ラテンで黒塗りするから気がつくんですけどね。整列してる時、後ろの人は『言うべきか、言わざるべきか』悩んだかも。フロアに出る前に、一度くらいはカップルでお互いの身だしなみチェックした方がいいでしょうね。(つづく)