第55回茨城県ダンススポーツ競技大会(ラテン)
年2回、春と秋に開催される県大会に参加してきました。来年の茨城県代表選手を決める選考会も兼ねていて、全国都道府県対抗戦、関東甲信越の都県対抗戦、そしてねんりんピックが対象になっています。都道府県対抗戦は2019年を最後に開催が見送られているので来年再開されるかどうかはわかりませんが、関東甲信越の都県対抗戦は今年開催されて、来年は埼玉での開催が決まっています。ねんりんピックは60才以上が参加の競技会で、今年は神奈川開催、来年は愛媛の予定です。県代表を狙う茨城県の精鋭が集まる大会でした。会場はひたちなか市総合運動公園体育館です。春はネモフィラ、秋はコキアで有名な国営ひたち海浜公園のすぐ隣なので、三連休最終日、天気が良ければ大渋滞になるんじゃないかと心配していましたが、朝早かったせいか大丈夫でした。大会スタッフも参加選手もはほとんど顔見知りです。一般戦はA, B, C, D, シニアIIA, シニアIIIA級戦のラテンとスタンダードがあり、このほかに昇級とは関係ない高校生以下のプレユース戦、中学生以下のプレジュニア戦の県代表選手選考会が用意されていました。こちらはプレジュニア戦ラテンの様子。私たちはラテン・スタンダードA級戦にダブルエントリー。午前中のラテン競技は県代表狙いです。A級戦ラテンは参加22組で、いきなり最終予選の5種目戦からでした。2ヒートに分かれて種目別のシャッフル。私たちはパソまでは第2ヒート、ジャイブだけ第1ヒートに振り分けられていて、パソとジャイブは連続で踊ることになっていました。多分、茨城の選手同士が同じヒートで潰し合わないようにという措置だと思います。結果はプログラムのQRコードを読み込んでアクセスできるサイトにすぐ出るので、貼り出された結果に群がる密もありませんでした。勝ち残った12組で準決勝の5種目連続を踊ります。途中給水タイムがあるかもと思って水を用意しておいたんですが、選手紹介があっただけで給水タイムはありませんでしたね。県大会ですから、そう甘くないという感じでしょうか。外は曇っていて、そう暑くもなかったですし。決勝に進んだのは福島のドニーさん以外全員茨城県の選手でした。ドニーさんたちも2週間後にシニアIIラテンの世界選手権を控えていますから、足慣らしに来られたんでしょう。大将は決勝の最初の種目のサンバでいきなり足がつったそうです。5種目踊る間ずっと痛かったと言ってましたが、一緒に踊ってる私も気がつかなかったくらいですからそれほど重症ではなかったようです。私は秋花粉症でマスク取ると鼻水でそうだったんですが、折角決勝に残れたのでマスクなしで踊りました。優勝はプレユース・ラテンでも優勝の高校生カップルです。こちらがオナーダンス。私たちは4位でした。コスモス・クラブのスカイラインさんや同世代のクロちゃんたちも決勝入りして、A級維持と県代表入りを決めました。茨城はまだシニアが強いです。もっと若年層が育ってくれるといいですね。大会運営は、とてもよく考えられていて感心しました。ヒールチェックは女性だけでなく男性もあって、それが済んでからコロナ対策の健康チェックシートを提出して初めてプログラムと背番号が渡されるような流れができていました。選手控え室も通常は早い者勝ちで、広く取る人も取れない人も出るんですが、この大会では床に養生テープで2メートル四方の枠が区切ってあってそこに背番号が書かれてあり、後から来ても陣地がなくて困る人が出なかったんです。これだけ準備するのは大変だったと思いますし、片付けも大変だと思いますが、非常によくオーガナイズされた大会でした。(つづく)競技グッズはこちらから