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カテゴリ:本
今年、外部のコーチングを受けさせてもらっていて、 そのコーチチングの会話の中で、自分の心の奥にある何かに気づくことが多々あり、 あまり考えたことなかった視点で自分を見ることができるようになった気がして、 コーチングは効果があると感じていてる その会話の秘密を探りたく、 本書「Coaching A to Z 未来を変えるコーチング」を読んでみた。 本書の中で、コーチングではその人にとって「何が大切なのか」を見つけ出すことが重要で、 「大切な何か」を少ないヒントから見つけ出すノウハウが多く述べられていた。 会話での、 ・そもそも語り手がなぜ変化を望んでいるのか(目的) ・変化の実現にどんな手段を選んでいるか(手段) ・変化の成果としては何が得られそうか(可能性) ・何がすでにその方向に向かっているのか(前進) から、本人も気づいてないかもしれない「何が大切か」を注意深く見つけ出す。 私もコーチングを受けている中で「何が大切なのか」を絶えず問われているので、 著者が言っていることは理解でき、腹落ちした。 まだ数回ほどコーチングを受ける機会は残っているので、 ついでにコーチング側のスキルを学ぶこともトライしたい 本書で著者から、 ・対話には常に別の視線が加えられ、どんな状況でも、 その状況及びそこに置かれた人に備わったポジティブな要素が最大限に生かされる ・いかに言葉の使い方次第でポジティブな可能性に満ちた選択肢が生まれるか、 実感してほしい とのメッセージがあり、言葉・会話の重要さを改めて実感 非常にお勧めの1冊で、もう一回読んでみたいと思っている 2024年4冊目 期間:2024年1月20日~2024年2月2日 題名:Coaching A to Z 未来を変えるコーチング 著者:ヘスン・ムーン 監修:伊藤 守 翻訳:田村 加代 出版:ディスカヴァー・トゥエンティワン (2023/6/23) 内容(出版社より)15,392位本 (Amazon本ランキング) 【目次】 良い対話が優れた力を発揮する ・Already 目指す先の指標ではなく、すでに積み重ねた努力に注目しよう ・Becoming 本当に得たいものに意識を向け、実現に必要なものがすでに備わっていると信じよう ・Care 抱えている問題ではなく、大切にしているものに関心を持とう ・Difference 未来をポジティブに変えたい気持ちにスイッチを入れ、 過去のポジティブな経験にもスポットライトをあてよう ・Else 別の視点や身近にある貴重なリソースを、積極的に取り入れよう ・First 望ましくない慣れた行動パターンから、 慣れないけれど望ましい行動パターンに変換しよう ・Good 人生を価値あるものにするために、人それぞれの尺度を尊重しよう ・Hope 望ましい未来を実現するイメージを描き、 人生の主導権を本人に握らせよう ・Instead 「望むもの」について質問し、 「望まないもの」のストーリーから方向転換しよう ・Just 「意外と簡単そう」という認識を持たせて、 新しい行動を促そう ・Know 謙虚な姿勢で対話に臨もう ・Look 心の中の感想や印象を明瞭な言葉に表し、 相手と行き違いが起こらないよにしよう ●気になったフレーズ ・その人がどこにいるのかを探し、その人が過去に何を学んだか、 あるいは未来にどんな期待をしているかにフォーカスしていく。 相手がどのような未来を構築できるかというスタンスに立ち、 前進することを前提に対話をしていくことが重要です。 ⇒愚痴を聞くだけではダメってことですね… ・コーティングの対話の核心に必ずあるのは、 相手が何を望んでいるのか、という問いです。 ⇒次にどうすればその人がゴールに到達できるかに詰めてみる。と続く。 望みを見つけ、ゴールまでの道のりを話す、これがコーチング… ・自分がなぜ、その結果を望んでいるのか気づいたときに、やる気が湧いてくる ⇒コーチング受けていますが、 「なぜその結果を望んでいるのですか」との質問をよく受ける。 いつも答えが見つからない… ・対話の相手自信が、 目指す方向に向かって自分がすでに実践している取り組みに気づくよう そっといざなうのが良い聴き手なのです。 ⇒すでに実践しているよと…思わせることが大事なのか… 考えたことなかったな ・インスーはクライアントを信じて、 「奇跡が起こったら、何が変わりますか」と尋ねました。 ⇒夢や希望を探る働きかけのツールとして、 ミラクルクエスチョンと呼ばれるようになった技法とのこと。 どこかで使ってみたい。 ・対話の相手にとって「何が大切なのか」に関心を持てば、 その人を、本当に大切なものや夢中になれるものを発見する旅にいざなえるのです。 ⇒「何が大切なのか」を聞き出すのが大事なのか… ・「では、代わりにどんな状態になってほしいですか」 「では、それが実現するとして…なぜ大事なのですか?」 ⇒不平不満からポジティブな変化を求める切実はうったえを聞き出す質問。 なるほどね。今度使ってみたい。 ・「それが現実になりつつある兆しは、どんなところに表れるでしょうか?」 「いつ頃、どんなきっかけで、そう望むようになったのですか?」 ⇒小さな変化を聞き出す質問。 コーチングでこの手の質問を受けた気がする・・・ これも今度使ってみたい ・相手にとって何が大切なのか知ろうという意図をしっかり持って耳を傾けると、 その人の願望やすでに経験したことや知っていること、 つまりその人にとって何が理にかなうのか、発見しやすくなります。 ⇒いかに相手の大切なことを聞き出すことがコーティングの基本なのかもしれない ・目立たないながら重要な細部がちゃんと機能していることに気づくと、 物事の見方が変わってきます。 周囲の人たちについて絶えず評価を下すのをやめ、 その人たちが日々前進するのを見守り、 いつでも手を貸せる世にスタンバイしていられるようになるのです。 ⇒できていることに目を向け、重要な細部を見逃さない。 目利き力が重要なんだな ・後悔や不安の陰には、いくばくかの願望が隠れています。 ⇒願望がなければ、後悔も不安もないからね… 願望を聞き出すことに気をかけたい 参考になったので、スキルを刷り込ませるためにもう数冊コーチングの本を読んでみたい 初めてコロナに感染して発熱・・・ 二日後にカミさんも感染・・・ 感染しながら看病とつらい時期を過ごしました。 すぐに治るだろうと思っていたが、2週間たっても咳が残っていて、 感染しないと辛さってわからないものだなと… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.02.04 11:23:33
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