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カテゴリ:本
本書「Effectuation」は、後輩の工場長と飲んでいた時に勧められた一冊。 Amazonの売れ筋ランキングも本日時点で351位と人気の本でした。 エフェクチュエーションとは、経済学者のサラス・サラスバシーが提唱する 起業家たちの意思決定における明確なパターンの法則で、 その論理は5つの特徴的なヒューリスティクス(経験則)に落とし込まれるとのこと。 1)「手中の鳥」の原則 2)「許容可能な損失」の原則 3)「レモネード」の原則 4)「クレイジーキルト」の原則 5)「飛行機のパイロット」の原則 本書の冒頭では、 「熟練した起業家に対する意思決定実験から発見された 高い不確実性に対して予測ではなくコントロールによって対処する思考様式」 とあった。 新しいことをやるのであれば、ニーズなど調査しても無駄なのでまずは行動をおこす。 加えて、チャンスを逃さない、人脈を活かす、無理をしない等々あり、 内容的には普段から考えたり、言っていたりすることが多かった。 いずれにせよ、本書では「手中の鳥」と表現されている”独自の何か”がないと始まらない。 一番印象に残ったのは、「おねだり上手であれ」 「おねだり」上手にできる人は、物事もうまく運べるし、可愛がられる。 私は「おねだり」がとても下手というか、やりたくないぐらいに考えていたが、 本書を読みながら大事な要素なんだと、考えを改めたいと反省… 時と場合によってもっと使えるようになりたい。 「おねだり」の気づきがあったり、色々再確認できたので、薦めてもらった後輩に感謝したい 2024年5冊目 期間:2024年2月3日~2024年2月9日 題名:Effectuation(エフェクチュエ―ション) 優れた起業家が実践する「5つの原則」 著者:吉田 満梨、中村 龍太 出版:ダイヤモンド社 (2023/8/30) 内容(出版社より)351位本 (Amazon本ランキング) 世界的経営学者が発見! 戦略や計画よりも重要で、成功に直結する思考法 「手中の鳥」の原則 「許容可能な損失」の原則 「レモネード」の原則 「クレイジーキルト」の原則 「飛行機のパイロット」の原則 を習得できる、日本初の入門書が登場! ●気になったフレーズ ・熟練した起業家が使用する3つの手段 ー私は誰か ー私は何を知っているか ー私は誰を知っているか ⇒2つ目までは、それなりに出来ている。問題は3つ目。 『誰を知っているか」では、 起業家が頼ることのできる人とのつながり、社会的ネットワークと解説があった。 頼ることのできる人のつながりが非常に薄い残念なわたし ・いち早く具体的な行動を起こすことで、 はじめは想像もしていなかったような出会いやフィードバックの機会が生じ、 そうしたなかでより適合的な目的が見出されることも、しばしば起こると考えられます。 ⇒具体的な行動を起こさないと、フィードバックの機会は得られない。 ・「許容可能な損失」の範囲で行動する利点 ⇒許容可能な損失の中で、失敗を繰り返すことでチャンスを得られるとあった。 ・足元を掘れ、まだまだできることがある ⇒今の状況にぴったりかも。覚えておきたい ・「子どもが”おねだり”をする」というように、 愛情や好意のある相手に対して、自分の要望をかなえるために使われるからであり、 また、”おねだり”される側にも、「”おねだり”する人に必要とされたい」 という心情があることが前提となっているからです。 ⇒著者の中村氏が”おねだり”という言葉を使う理由。 迷惑をかけるのではとの思いから”おねだり”が使えてないが、 必要であればどんどんと使うべきと意識を変えたいと思う ・改めて、「関心」とは何でしょうか。 それは、ある対象に対して興味や注意を向ける心の状態や態度を指す言葉です。 関心を持つことは、その対象について知識を深めたり、 情報を追及したりする意欲や欲求を表します。 ある契機によって生まれる関心は、価値を生み出し行動を起こします。 ⇒自分の「関心」を明確にして、関心軸にそって考えるとよい続く。 その通りかもしれない。自分の一番の関心ごとが何なのか…悩ましい 「おねだり」と「関心」この二つのキーワードを意識したい。 次はこれを読んでみたい 年賀状のやり取りだけだった会社を辞めた先輩と25年ぶりに飲んだ。 若いころから尊敬していた先輩は全然変わらず今でも尊敬できる人であった。 色々と相談にものってもらって非常に楽しい一時を過ごせた。 年賀状に連絡先と「会いましょう」とコメントで実現した再会。 年賀状を通したメルアドや携帯電話の番号と”連絡ください”のコメントでのお誘い、 お勧めです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.02.10 13:55:05
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