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N郎♪音汰。(楽天ブログ)

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N郎♪

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2006/05/14
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日曜日、古賀千春さんの演奏を観るため、世田谷区・千歳烏山まで行ってきた。今回はキッズ2匹を連れていったのだが、予想通りというべきか・・・・キッズ中心の展開となった。

京王線に乗ってとりあえず千歳烏山駅につき、外に出たはいいが、目的地への地図を確認していないことに気がついた。地図ぐらいどこかにあるだろうと見渡したが、それらしきものはなく、ネットで地図を確認すべきだった・・・と後悔した。

単独行動の時は、住所さえわかれば、野生のカンと電柱の住所表記を見ながら目的地までいつもたどり着けるのだが、今回はキッズ2匹を伴なっていたため、行動に自由が利かず、目的地発見まで手間どった。

ちょっと歩くだけで
「ず・か・れ・た~(疲れた)」
コンビ二に入って地図を見ようと思っても、
「何か飲みたい~!!」
リンゴジュースを買って飲ませると、
「うんちしたくなった!!」(・・・・とほほ)

たまたま駅近の広場に烏山区民センターがあったからよかったものの、そうでなかったら見知らぬ土地でどうしようかと思った。
区民センターの1Fで用をたしたあと、4階にある図書館に上がり、地図を確認した。

今日の目的地は「らくだ」というお店。普段は自然食レストランをやっているのだが、本日はイベントのため、テーブルを外に出してイベント会場となっている。
プログラムは古賀さんの演奏のほかに、能の謡・ひとり芝居・詩の朗読・絵の発表と、”『春風』~謳う女たち~”というタイトルの元にいろいろな人たちが集まって、パフォーマンスを行うという企画だ。

「らくだ」発見までに右往左往したものの、ほぼ開場時刻に「らくだ」に到着した。
イベントの準備をしている古賀さんに薦められるまま、一番前に陣取ったのだが、キッズどもはアメくれだとか、舞台側に座ったり、寝転がったりと、開演前から予想された行動をやりつくしていた。

お客さんもたくさん集まり、時間がきて客席は暗くなり、開演となった。

最初はイタリアから日本にいらっしゃっているダニエラさんの能の謡だ。

能の謡がはじまったころに、下のキッズが言い出した。
「うんちしたい」
・・・きたよ。お客さんで埋まっている中、どうやってトイレまでの道を確保しようかと考えていると、いきなり大声でかましてくれた
「うんちっていってるでしょ!早く!!」
慌ててキッズを抱えて飛び出した(我ながら素早い行動だった思う)。

「らくだ」のおばちゃんは「気にしないで、気にしないで」とフォローしてくれたけれども、こちらとしては想定の範囲内なので、気にしてくれているおばちゃんにかえって申し訳ないと思った。

キッズどもをこの会場にとどまらせておくことは不可能だとすんなり判断出来たので、とりあず外を散歩させることにした。もちろん、想定の範囲内。

近くのコンビ二でおにぎりと「コアラのマーチ」を買って、周囲を探検してみると、都営アパートの一角を発見。そこのブランコやスベリ台で遊ばせると、キッズどもは大満足。

キッズをだましだまし、たまに「らくだ」に戻って進行状況を確認しながら、周囲の散策をした。
キッズは都営駐輪場を走り回ったり、京王線の電車を見に行ったり、踏み切りを渡ってみたりとかいろいろ体験できたため、それなりに面白かったんではないだろうか。
ちなみにうちの近所のJRには踏み切りがないため、踏み切りを歩いて渡るという体験はキッズにとってはじめてだった。
もう大喜びで、同じ踏み切りを一緒に手をつないで3往復ぐらいした。電車が来れば来たで喜ぶし、(上のキッズは電車大好き)まぁ、キッズにとってもなかなか充実した時間だったんじゃないかと思う。

で、ようやく千歳烏山の話に入るが、まずは商店街が発達していて、人がほっとして生活出来るような場所だと思った。京王線に乗れば新宿まで十数分で行けるし、そこそこいい場所なんじゃないだろうか。

次に人口密度が高いって感じた。日曜日っていうせいもあるのかもしれないけれど、うちらが住んでいるような場所より全然人口密度が高いと思う。少なくとも倍はあるのではないだろうか。
京王線の線路にそって細い道があるのだが、ひっきりなしに人も自転車も通っていた。世間一般で自転車の事故が増えているため、自転車の取り締まりの罰則が厳しくなるというような話を聞いたことがある。うちの住んでいるような場所には取り締まり強化などまったく必要ないけれど、なるほど、千歳烏山のような場所では確かに自転車は危ないのかもしれない。

他に目立ったことは、駅の近くに都営住宅があること。結構古いアパート群だが、駅から近いっていうのは魅力だと思う。東京は表参道などの一等地にもそういった古い都営住宅群があったりするけれど、驚異的な地価の中で存続し続けているってことはある意味奇跡的なことなのかもしれない。しかし老朽化は進んでおり、これからそういった都営住宅はどうなっていくのであろうか?

ちなみに表参道の都営住宅(都営青山北町アパート)は都会の喧騒の中でその一角だけは別世界のように静かな場所で、埼玉にでも来たんじゃないかって(笑)錯覚してしまう。うまく残していけないものだろうか。

都営青山北町アパート写真(サイト「最近の自分」リンク)



「らくだ」に戻ると、他の子供たちも会場から外に出ていたので、キッズは一緒に遊んだりした。演奏前にくつろぐ古賀さんとも話が出来て、キッズもよかったことだろう。

最後に古賀さんの出番となり、会場に入ったのだが、下のキッズは眠ってしまって、上のキッズはとりあえずおとなしくピアノ弾き語りを聞いていたが、すぐに外へ出て行き他の子供と遊んでいた。

おかげで古賀さんの演奏だけは7割をまともに観ることができた。今日の古賀さんは渋谷や高円寺でのライブとはちがって、ホームで演奏しているように終始にこやかで、しゃべりも多く、楽しそうだった。

初めて聞いた「孤独」という曲が印象的だった。ピアノの演奏に、歌ではなく詩を朗読するように語りをのっけて、それがクライマックスでメロディーのついた歌になるのだが、こういった感じの曲もいいと思った。彼女は声・ヴォーカルがずば抜けてよいため、詩の朗読もうまくはまっていた。


古賀さんの演奏が終わって、本日の企画は大団円を迎えた。

お客さんには車椅子の人たちも何人かいて、エレベータに乗って降りて帰っていく様子をキッズは興味深く観ていた。キッズにすれば車椅子という面白そうな乗り物に興味があるわけだが、車椅子の人と触れる機会ともなって、よかったと思う。古賀さんがウチらを誘ったのも、そういったいろいろな人がいる場に参加して欲しいという願いからきたものだった。

イベント終了後、会場は食事を囲んでの打ち上げ兼交流会となった。食べ物は出演者の手作りだ。

キッズは遊び疲れてさすがにおとなしくしていたけれど、意義深く、楽しい会であったと思う。


追伸)

千歳烏山の「らくだ」ですが、7月頃に終わってしまうかもしれないとのことです。昼は満開食堂「らくだ」夜は「TUBO」というライブハウスとして営業していますので、お近くの方は是非一度遊びに行ってみて下さい。






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Last updated  2006/05/17 01:43:42 AM
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