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カテゴリ:2011年3月~7月
以前もご紹介しました、パン用小麦粉を購入している製粉会社の ダイレクトメールに書いてある内容を読んで驚きました。
『「核の番人」と呼ばれる国際原子力機関(IAEA)によると 2010年1月現在、世界で稼働中の原子炉は437基。 1位のアメリカは104基、2位のフランスは59基 3位の日本は54基(今、13基が建設・計画中)・・・ドイツは17基。 小さな日本の国土に、 多くの原子力発電所が建設されていることに驚きました。 (各国の諸条件は異なりますが、ニュー・ジーランドやオーストラリア・イタリアは原子力発電を使用していません)。 日本は1954年に原子力基本法が成立し、 1963年茨城県東海村にて、最初の原子力発電が行われました。 現在、日本の消費電力の3割程度を作りだしています。】
中越地震を経験者の受講生の方に ラジオの良さを教えていただいてから 東日本大震災関連についてはラジオで聞いています。 その時に、被爆被害を恐れ避難してきた女性が答えていた インタビューを聞きました。
『隣の町が20キロ圏内で避難地域、自分達は屋内退避なんておかしい。 だいたい、原発ができる時に、私たちは地域が違うから 話し合いに入っていない。 安全性も危険性も聞かされていない。』と憤っていらっしゃいました。
その時は、「近隣地域なのに、そんなことあるのかな~?」と 思っていましたが 現在、自国に54基も原子力発電所があることを認識していないのは この時の女性と同じだなと思いました。
原子力発電は「地球の温暖化対策に有効なクリーンなエネルギー」と 考えられてきたそうですが 54基で日本の消費電力の3割程度ということは アメリカ並の原子力発電所を想定しているということでしょうか・・・。
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最終更新日
2014年01月28日 00時43分53秒
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