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カテゴリ:2011年3月~7月
いろいろな映画が公開延期や中止になっています。 そんな中 「コクリコ坂から」を制作しているスタジオジブリの宮崎監督が 「この映画が時代の変化に耐えられるかが最大の関心事だったが 企画は間違いではなかったと思う」と、制作続行を語られたそうです。
今、東日本大震災の直接被災者以外で【サバイバー・ギルティ】に 陥ってしまう方がいらっしゃるそうです。 【サバイバー(Survivor)=生存者・ギルティ(Guilty =生き残ったことに罪悪感 を感じるということです。 詳しくは 兵庫県立看護大学 名誉教授バトリシア・アンダーウツドさんの 【災害後の人々の心理を理解するために】をお読みください。
被災者以外の方が【サバイバー・ギルティ】に陥るということは 情報を得ようとしたメディアの映像で 本人も気づかない間に、心に傷を負ってしまったと思います。
私も震災直後に「気持ちが沈んでしまう」 「やる気にならない」などの気持ちになりました。 教室の受講生の方々も同じようなことをおっしゃいました。
その時に、中越地震を経験された受講生の方が ラジオで情報を得ることを教えて下さり ラジオから流れる「応援メッセージ」「被災者の声」「被災地に送る曲」で 自分も一緒に涙しながら「こんなことではダメ!」と 気持ちを奮い立たせました。
今までは、余暇のように思われていた 映画、音楽、芸術、スポーツ、笑いなどには 情緒的な部分を引き揚げる力があると信じています。
「コクリコ坂から」のキャッチフレーズは「上を向いた歩こう」だそうです。 被災者の方々自身がそう思えるように 私たちはいつも一緒に歩いて行きましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年01月28日 01時16分31秒
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