花屋な日々

今日は目覚めから下痢に見舞われ



やだわー　やだわー
オムツしてもう一回寝ようかしら
などと朦朧としていたが、
オムツもないし、ネコの病院も行かねばなので
エイヤッと起きた。


ベッドに入ったのが明け方５時だったから、午前中は寝ていたかったが
頑張って起きたがそれからもトイレに引きこもり状態に。

昨夜何を食べたか思いだしたが
厚揚げとネギ、納豆とご飯だけなので

下痢の原因はわからない。


なんとか支度をして、麦ちゃんとミケ子をキャリーに入れて出発。


行きはよいよい。


待合室で、スマホのWebからお花の仕入れをしていると
私の前に診察しているネコちゃんがかなり深刻そうで
思わずスマホを閉じて飼い主さんとネコを見たら
飼い主の若い女性も泣きそうな顔でこちらを見ていた。
「ネコちゃんですか？」

「はい、さっき、いきなり吐血して」

「えー！？」

近づいて見ると、メインクーンの男の子が
キャリーの中で肩で呼吸をしていた。
飼い主さんの洋服の前身ごろは血まみれだった。

スマホをいじりながら、先生との会話は聞いていたけど
検査はしたものの原因が特定できない様子。

以前から食も細く、メインクーンにしては体重も平均の半分以下しかなく、
大きな病院で検査もしたけど食の細い原因はわからず、そして突然の吐血で、慌てて初診でいちばん近いこの病院に駆け込んだのだという。


呼吸があまりに荒いので
ちゃぼうくんを思い出した。
肩で呼吸をする様子も似ていた。
ちゃぼうくんも、原因は特定できなかった。

その人は
大きな救命センターで検査したときもわからず、「ストレス性」ではないかと言われたらしい。

吐血は鮮血で真っ赤。

吐血といえば　みにーが激しい吐血の末死んだが
あのときは鮮血ではなく、コーヒー色の、胃からの出血だった。

ちゃぼうくんは吐血はしなかったものの、
亡くなったあと大量の鼻血が出た。


血だらけで泣きそうな飼い主さんをみながら
私はあれこれ思い出して考えていた。


人間なら、原因が特定できないなんてことはないだろうにと思う。
できる検査も限られてるから仕方ないのかもしれないけど

飼い主さんのジレンマは痛いほどわかる。



麦ちゃんとミケ子の輸液をしてもらい、
ふじくんのお薬をもらい、
サムのためにフェリウェイのｶｰﾄﾘｯｼﾞを注文し
帰りの車の中。

気分がどんよりしていた。

どんよりして　眠くて　だるくて

帰宅すると　悪寒が。。


そこではじめて気づきましたよ
この下痢と倦怠感は
あれですね、風邪っぽいんですね？
お腹に来ちゃった感じですね？



今日は
マヌカハニーなめて寝ていよう


と思ったら

明日の朝イチの予約やら
明日午前中あれこれ忙しいことを思い出し


あとで、仕事に行かなくちゃ。
ちょっとだけね。



急に寒いからだよぅ
ちゃんとベッドで寝ないからだよぅ
いまだに毛布一枚で掛け布団もないからだよぅ


掛け布団はなかなか買う勇気がない。
なぜかうちのネコは
掛け布団におしっこする。
なのでいつも、冬でも毛布だけで乗り切る。
しかし今年は寒いぞ。




見ず知らずのあの飼い主さんとネコも心配だけど
まずは自分の風邪をやっつけなくては。

しかたない、掛け布団買いに行くか………