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愛ちゃんの話ばかりだが
他の子達の観察も怠らず日々寝不足で頑張ってるのらねこ087ですぞ。 フータは元気に過ごしてるから、リンパ腫であることを忘れてしまいそう。 おそらくこれが 「寛解期間」なんだろうかと思う。 よく食べ 走り回り 遊び よく寝て まるで普通に過ごしてるフータ坊。 私が愛ちゃんにかまけているのもちゃんと理解してる。 フータは愛ちゃんに近寄りもしない。 目線も向けない。 元々甘えてくるフータではないけど、 時々私の足元にごろんする。 今夜もフータのためにササミをチンして、熱々を割いてあげた。 ササミを待つフータは、レンジの上にちょこんと座って静かに待っている。 みんなにごめんねと思いながら、愛ちゃんにかまける私。 仕方ないよね、わかってるよね、 愛ちゃんはひとりじゃご飯を食べられないから、そこに多くの時間を割かなければならないんだよ。 そんな愛ちゃんだけど、 研究の末編み出した「安定して落ち着いてご飯を食べる方法」にして以来、 本当に落ち着いた気がする。 相当な期間、満足に食べられなくて飢えて育った子だから、 当然 食への執着が強い。 匂いはするけどご飯が見つけられない!と焦る愛ちゃんの慌てようは大変なものだったから、しっかり支えながらお茶碗を胸に当てて食べさせると、とても上手に食べる。 いつもお腹はポンポコリン。 お腹が満たされていると、心も安定すると思うのだ。 食べることは生きること。 基本の基本。 しっかりたくさん食べて、心も満たされますように。 あれから 小さなパニックは何度かあるものの、 ケージから出すのをやめて以来、だいぶ落ち着いた。 ケージから出るのは食事の時間だけ。 食べ終えたらすぐにケージに戻すと、 楽しそうにトイレに行ってひとりで遊ぶ。 トイレの砂の感触と、ザクザクした音が好きみたい。 小さなトイレの中で、跳び跳ねてみたり、囲いにしているキルティングクッションに飛び付いてみたり、くるくると高速で回ってみたりして、シッポをピンと立ててとても楽しそう。 毛繕いだって、ちゃんとやってるつもり。 あまりちゃんとはできていないけど、本人は一所懸命やってる。 今日は、動物病院の先生に電話をして相談した。 私が気になってるのは、オシッコの量がとても多いのと、オシッコの色がほとんど無色なこと。 カルカンパウチ子猫用を1日3袋食べるけど、それで水分が取れるからお水はほとんど飲んでない。 それなのに、半日で大きなオシッコ玉が4つくらいある。 色もほとんどついてない。 なんで??と思ってた。 おとなのネコがそうだったら、まずは腎不全を疑うけれど、 愛ちゃんは生後2ヶ月の子猫だ。 腎不全なんてあり得る??と。 先生は、 「先天的に内臓の奇形も可能性としてはある」と言った。 その場合はもうどうしようもないとのこと。 パニックを起こす話もした。 「今後それがひどくなる可能性は充分あり得る」 「とにかく興奮させないで落ち着いて暮らしてもらうしかない」 「検査だ治療だといっても愛ちゃんは小さすぎてできることが限られてしまうから、サプリやフェリウェイを使ってみるとか」 フェリウェイか、、、 過去に何度も使っているけど、効果を感じたことはないものの、カートリッジタイプを持っているので、中身だけ注文した。 ダメ元でやってみるか、、、と。 食後に愛ちゃんがハッスルして、ケージの外の広い場所ではしゃいで、それによるパニックだったのかなと思う。 いつもは「勝手知ったル」狭いケージの中にいるのに、あちこち行っても壁に当たらない広い空間は、愛ちゃんにとって未知の怖い空間で。 そこで何か音がしたら、びっくりしてパニックになってしまうのかな、と。 なんとなく、ケージに閉じ込めておくのは可哀想と思ってしまうし、 はしゃいでいるから部屋で遊ばせよう、というのはこちらの思い込みで 愛ちゃんにとっては 未知の空間は恐怖でしかなかったのかも。 目が見えればまた別だろうけど、 見えないのだし、 くるくる回ってもどこにもぶつからないし、 「あれ?ここはどこだ?」と感じたのかもしれない。 そこへ、知らないネコの威嚇声、 物音、などで あんなにひどいパニックになったのかな。 異常に恐怖を感じて攻撃的になる というのは 脳障害の子の特徴として、先生は想定内だったようだ。 こういう子なので、興奮させるのはよくないらしい。 悪化するもしないも、運命ではあるものの、「環境整備」も大事だそうだ。 なので、愛ちゃんをケージから出すのを止めたのは正解だったみたい。 小さな愛ちゃんは、 寝床のベッドと トイレを使い分けて、 ひとりで遊ぶのも上手だ。 そうそう、トイレの認識はもはやばっちりで、 トイレ成功率は100%になった。 おねしょもしなくなったよ。 すごいね、えらいね。 基本、とても静かな子だ。 寝ているか、ひとりで静かに遊んでいるか。 手がかからない イイコ。 私が勝手に心配して、あれこれ手を出してるたけなのかもしれない。 今は、食事の介助だけしてあげればいい。 愛ちゃんは賢く、お利口にしてる。 子猫らしく、はしゃぐ姿もとても愛らしいけど 安全安心な場所で、あまりハッスルしないで 今のペースでいけば パニックになることもそんなにないだろう。 ひとしきりトイレではしゃいだあとは、自らベッドに戻って寝ている。 次の夜食は深夜だよ。 それまでゆっくりおやすみ、愛ちゃん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.10.17 22:33:04
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