鹿のモモ肉の上等な部分で「えぞ鹿カツ」を作ってみた。
と言っても、カミサンが作ったので、調理に関する細かいことはパス。
もっとも、豚カツとなんら変わらないので、必要もないしね。
まず香り、、、はっきりいって、へんだ、、、笑
見た目から、いつもの豚カツという先入観があるらしく、
脳みそが先手を取って準備してる「豚カツの香りデータ」と、
実際にクンクンした結果が、かなり違う。
食欲をそそるとってもいい香り、とは言いがたい。
フライパンで焼くとクジラ肉を焼いたときの匂いが少しするが、
それにころもの香ばしい香りがブレンドされて、初めての香り。
とても微妙な香りで表現に困った。
けっして「クサイ」わけではないけれど「いい香り」とは思えない。
ともあれ、いつもの様にソース等なにも付けないで一口食べてみた。
食感がとても良い!
均一な組織がカツにするとよりフックらとなって、
豚フィレ肉の柔らかい食感そのもの、いや、それ以上かもしれない。
ヘルシーな肉なので、豚カツのような濃厚なソースは合わない。
別に特製のソースがほしくなる。
トロリとしたソースもいいが、だしの効いたスープに近いタイプのものでも、
かなりよさそうに思う。
良好な食感は、赤みが残る程度に揚げたことも、大きな要因だとは感じる。