NV750C に ハーレー883のマフラー
乗ってみたら案外面白くて、予定外に手放せなくなってしまったNV750です。特筆するほどではないにしろ、いちおう楽しめる鼓動感。それにして排気音が今一歩ものたりません。巡行中もある程度歯切れのよい音が欲しいところです。加えて、外観の自己満足というのもバイクの楽しみでもあるわけですが、オリジナルのマフラーのデザインは、正直言って特に好きとは言い難い。今までは、そんなこと気にしない様にしていただけ。弄って変えてみるのもバイクの楽しみ。ということで、ちょっとイジッてみっかな、、となったしだいい。取りあえずは、お試し、イタズラ、そんな感じなので安価な掘り出し物を物色した結果、ハーレー883の左マフラーの2本組を入手。運賃込み 約¥6,000で、一本は酷い擦り傷があるものの、下側なので目の入らず。左用とはい言っても、右にも取付可能で車検用などに利用可とのことでした。取り付け部の内径は少し大きめ、と事前に調査済み。大きい場合は取付が比較的簡単です。まずは左右のバイパス(?)取付部の穴を塞ぎます。鉄板からメクラ板を切り出して溶接、耐熱塗料の銀色をチョイと塗ってごまかし。エキパイの外形と、マフラー側の内径の差は5mm程度で(歪で真円ではない)金属でアダプターを作るまでもなく、繊維製のガスケットで終了。取付ステーは後回しにして、ワクワクのエンジンスタート、、となったのですが、ハーレーについて知識の少ない自分は、想定外の静かさに、あ然・・・(--!)なんと、NVのマフラーより明らかに消音されてしまいました。これはあまりにも、、情けない音w取付前に中を覗いて見て、ちょっと怪しい気もしたのですが、期待し過ぎでした。排気口から棒で探ると、行き止まりで周囲には小穴が沢山、、なるほど・・ならば、反対側の明かりが見える様に、ぶち抜いてあげましょう!鉄棒をの先を尖らせて、叩きまくったところ、仕切りのスポット溶接が剥がれ勝利。かぎ針を作って打ち抜いた仕切り版を引っ張り出し、ここでエンジン始動。明らかに排圧が上がり、音が弾けてます。でも、まだまだ不合格。さらに、奥にあった二つ目の仕切りも同じ手法で打ち抜いたところ、その先には、最初にエキパイ側から覗いた時に見えていた、細かいメッシュの網。かなりの厚み、というより奥行きがあって簡単には取り除けそうになし。となると、形状からして、どうやらこれは触媒らしい。網目ながら、一応はエキパイ側の明かりが見える、という様子。これで、エンジン始動。網目を通過ながら、膨張室を経緯油することなく排気が流れる様になったので、素晴らしく音が弾けるではありませんか(^^)好みとしては、ちと低音が不足ぎみ。ドュドュドュドューからババババーになって、これにドドドドがもう少しか加われば、言うことなしですが、取りあえずオリジナルのマフラーよりは遥かに楽しそう。とはいうものの、ちょっとウルサくもあるので、車検用にバッフルを作って少し制御。二種類作って、それぞれ穴の数を少しづつ増やしていって、そこその音で妥協。あとはステーを作って完全に取付。自分では見た目も気に入ってます。オリジナルのマフラーが少し上へオフセットして、しかも斜め上を向いていたので、真っすぐ後ろへ伸びた883マフラーの場合、スタンドが収まありきらない。この点は、差し当たり走行に支障はなさそうなので、そのまま。さっそく、いつもの散歩コースで試運転の結果は、まずまずのフィーリング。バッフルを着脱して試したところ、やはりバッフル無しが心地よい。という結果で、しばらくこのままにしますが、要注意点は最低地上高が下がったので、荒れた舗装面でのバンクで路面への接触あり。理論的には、抜けが良くなった分エンジンのセッティングが合わなくなるわけですが、今のところ特に大きいな変化は感じません。しかし、気にしたらそうかな?と思える程度に低速トルクが僅かにマイナスなイメージ。という気がしてるかも? といういい加減な感じしかしませんwだとしても、おそらく慣れていますでしょうね。音がそこそこ気に入っている事と相殺というところです。音が一区切りしたところで、交換を先送りしていたリヤタイヤの交換です。これで一安心。以上、記事にしそびれていた6月のお話でした。