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前回、ノベルゲームの「声」に関して語りましたが、実はもう一つ、疑問に感じていたことがあります。
それは「ノベルゲームの立ち絵ってストーリーの後半になると必要がなくなるんじゃないか?」というもの。 私の同人サークルFantaで実は8年前に「Chering」というノベルゲームを出したのですが、実はこれにある実験をしてみました。それは物語の後半に行くにしたがって立ち絵を少しづつ消していき、終盤にはビジュアルシーン以外、キャラクターの絵が出ないという・・・ これ、クリアまでやってくれた感想を何人かの人に聞いたところ「そうなの?全然気が付かなかった」と。 これで確信したのはノベルゲームって、最初に脳内でキャラを構成できると、後のキャラ表示はほとんど「無意味になる」ってことでしょう。テキストから想像できるようになる、というか。 このあたり、初期のサウンドノベル「かまいたちの夜」「弟切草」がキャラがシルエットでも売れた理由、逆に「街」が実写で最初に引かれてしまい、名作であるにもかかわらず売れなかった理由にもつながるかもしれません。(街も一旦慣れるとこの役者さんに感情移入できてすばらしいですが・・・街が大好きなだけにもったいない) 立ち絵でいえば、先日作った「めぐみくみっくす」でも、実験として重要な登場人物をあえて立ち絵キャラとして登場させていません。ですが、それに対して不満を持たれない工夫をしました。結果、逆にそのキャラが好きだと言ってくれるプレイヤーさんが多くてびっくりでしたが。想像力の魅力の勝利、というところでしょうか。 紙芝居ノベルという、10年前にすでに確立されたジャンルでもまだ工夫の余地はある、ってことですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
>最初に脳内でキャラを構成できると、後のキャラ表示はほとんど「無意味になる」ってことでしょう。
というよりは後半になるに従ってキャラクターの説明が不要になるからでは? 最初プレイヤー(読み手)はそのノベルゲームについて何も知りませんから (発売前情報を知ってる前提でシナリオ書く人はそういないと思いますが) 与えられる情報を必死に読み取るのでその結果、セリフや性格からそれが誰か判別できるようになると思います。 従って立ち絵が無くても違和感ゼロなんだと思います。 またよくあるのが立ち絵が無いことを利用して第三者視点に持っていったりする手段もありますね。 ただ失敗すると読み手に混乱を与えるだけですがw (2008.09.29 00:59:57)
fastさん
自分もそうなのですが、ノベルゲームって最終的に「文字と音楽」だけで構成されているんです。Hシーンは別ですが。 そんな中、女の子の立ち絵が変わってもまったく意識の範囲外に存在しているというか。逆に邪魔にさえなる場合もあります。(場面の雰囲気に合った絵じゃない、など) 本来、売りであるはずのキャラ絵の魅力が脳内補完の完成で後半に薄れていくのは面白いです。 (2008.09.29 08:26:58)
>弟切草」がキャラがシルエットでも売れた理由
キャラシルエットが登場したのは、かまいたち以降で、弟切草(SFC版)には立ち絵は存在しませんけど。 (2008.09.29 23:15:30)
とおりすがりさん
おっと失礼。「キャラの絵が見えなくても」でしたね。訂正します。 (2008.09.30 09:58:24)
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