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カテゴリ:水稲
お米は、刈り取って乾燥しただけではまだ食べることが出来ません。 刈り取ったお米を籾(もみ)と言います。 籾の段階では、籾殻が付いていて、それを取り除かなければなりません。 籾殻を取り除いたお米を玄米(げんまい)と言います。 玄米でもそのまま食べることは出来るのですが、あまり美味しくはありません。 玄米は糠(ぬか)で覆われています。 糠を取り除いたお米を白米と言います。 みなさんが食べているのは、この白米の状態です。 白米にするまでの工程を紹介します。 まずは籾摺り(もみすり)です。 籾摺りで使用する機械は、「スピー製籾摺り機 808-50」と「イリノ製ライスグレーダー URC30」です。 このスピー製籾摺り機、かなりの年代物です。父にしか操作が出来ません(笑) これが籾。 籾を籾摺り機に投入すると、籾殻が取り除かれ、玄米として排出されます。 これが玄米。 排出された玄米は、ライスグレーダーに入ります。 ライスグレーダーでは、粒の大きさで選別され排出されます。 小さい米はくず米として排出されます。 米は玄米の状態で保管するので、紙の米袋で取っておきます。 以上が籾摺りの工程です。 次に精米です。 玄米を白米にするためには、精米をします。 使用する機械は「マルシチ製精米機」です。この機械で、玄米の糠を取り除きます。 白米になった状態がこれです。 ついに2012年産新米の完成です。 早速、炊いて食べてみました。 真っ白で艶々。まぢで美味いです。 今年もとても美味しいお米ができました。 皆様、我が家のお米よろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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