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中国人に日本で育てられました

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2020.02.20
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カテゴリ:旅行記
行ったことのない国がまたひとつ減った。

2月6日から約2週間ほど、旅に出た。
行き先はベトナムとカンボジアそしてタイ。


はじめての国を高校の友人と
タイを大学の友人と。


ひとり旅に慣れた私にとって
​どちらも"卒業旅行"の意味合いがあった。

今回は旅ではなく、旅行のつもりだった。


楽しい思い出をつくりたくて
行くことを決めた旅行だったが、
図らずも(過酷な)旅になってしまった。


今回はカンボジアで起きた悲劇について
お話ししようと思う。


テーマはずばり
こんなはずじゃなかった」だよ。笑



今回この記事を書いたのは目的があって、
思い出を文字にしてる。

それは同じ間違いをする人をひとりでも
減らしたいという願いと、
どんなトラブルが起きても冷静に対処することは
二次災害を防ぐことができる
という注意喚起をしたいというふたつの目的がある。

それを前提に見てってね!


まず最初の私の旅程はこんな感じ。

日本からベトナムへ飛行機で移動し、
​ベトナムからカンボジアはバスで往復。​
その後一旦帰国してから
再びタイへ飛ぶ予定だった。


しかし、国の位置関係的に
ベトナムからタイへ直行便で移動した方が
時間が効率的なので

追加でエアアジアのフライトを購入し、
ベトナムで2泊分延泊し、
帰国するフライトとタイへ向かうフライトは
乗らないことにしたのだ。


​そして、カンボジア入国には
珍しく観光ビザが必要であるため、
越境の際にはそれもとった。(後にこれが問題の元となる)

ベトナムの観光もカンボジアの観光も
特に大きなトラブルはなく、
美味しいものを食べたり
フェリーに乗って綺麗な景色を見たり
最高のものになった。


さあて、トラブルが起きたのは
ここからだった。


ベトナムへ戻ろうと予約してあった
mekong expressのバスの乗り場に向かうと予定通りバスが来た。

続々と他国の観光客がバスに乗り込む中、
私だけ極端に長い時間待たされた。


私「おやおや?」


こういうときの胸のざわつきは
大抵当たってしまう。


バスの乗車を拒否された。


私「いや、なんで?笑」


英語が拙いながら、理由を聞くと
とんでもないことがわかった。

11月の中国渡航歴(深セン)が原因で、
​ベトナムに入国できない​と言われたのだ。


しかし、これはおかしい話なのだ。


実は正式なベトナム政府の発表によると
2週間以内と中国渡航歴はアウトだが、
11月以降のそれは話に聞いたことがない。


不安になってその日宿泊予定だった
日本人経営のゲストハウスのオーナーに
連絡を取り、現地情報ももらったが

1月に中国渡航歴があった人が
その日の前日に難なくカンボジアからの
ベトナム入国ができた事例があったという。


もういよいよ訳がわからない。


ここからは私の推理になってしまうのだが、
バスの乗車拒否をされた時に私は
どうしてもバスに乗らないといけないと焦って

私「お金を払うからバスに乗せて」
と言ってしまったのだ。

(だってベトナムに戻らないとタイに行けないんだもん笑)


多分これがいけなかった。


それを伝えたらバスに乗せてもらえて、
越境の裏口手配もしてくれる
とスタッフが言い始めたのだ。


その時に提示された金額が​500ドル(約5万円)​
​そしてその時所持していた現金が4ドル


アウトすぎる


そしてまだまだトラブルは終わらない!


カンボジア入国の際の観光ビザの申告日数を
1日超えてしまっていたからそこでさらに
追加で1万5千円を支払わなければいけないといわれた。

​(めっちゃお金搾取してくる笑)


つまりこの時点で、
もしバスでベトナム入国するとしたら
合計6万5千円を支払わなくてはいけない。

普通にお金は足りない。

同行していた友達に中国渡航歴はないものの、
ビザの日数を超えた1万5千円を支払う義務があった。


​しかし彼女にはもう現金がなかった

私には当時いくらかの現金があったが、
そのあとのベトナムでの滞在とタイでの滞在、
そしてトラブル発生時のための予備資金...!

貸せるほどの金額は
あいにく持ち合わせていなかった。


しょうがなくバスを降りた。

​​降ろされたのは廃業になった
ナイトクラブの前の大きな道路。​​
(旅ってこういうこともある笑)


grabという配車アプリでトゥクトゥクを呼び、
プノンペン国際空港にむかった。


一度トラブルが起きると、止むことはない。

神様はどこまでも私たちを試した笑


トゥクトゥクに乗っている最中に、
​友人の財布が見つからないことが判明した​のだ。


最悪なことに、彼女はパスポート以外の
大切なものを全てその中にしまっていた。

現金、クレジットカードはもちろん
引っ越したての家の鍵、日本のケータイのSIMカード、
スーツケースの鍵(予備用も)...。


​まさに「オーマイガー」である。

海外で財布をなくして戻ってくることは
ほぼありえないだろう。ましてやカンボジアだ。

​彼女は所持金8ドルだけになってしまった。


とりあえずトゥクトゥクはクレジットカード決済なので、
そこで現金は減らないことだけは心の救いだった。


空港に着くと、
さらに恐ろしいことがわかった。

​クレジットカードが使えない​笑​
わあーお笑


その日発のホーチミン行きフライトに乗れるのであれば、
無事彼女は日本に帰ることができる。
私は無事タイに行くことができる。

しかし現金は私が持っているものしかない。

私はありったけの日本円を両替えした。


41000円を334ドルに!​
そして2人分のそのフライトは
​ちょうど334ドルだった。


(この時点で私と彼女は土下座をして
人からお金を借りる覚悟はできていた笑)

まあギリギリフライト手続きは完了したので
残りのベトナム滞在とタイ滞在は
最小限のお金でやりくりするしかないと心に決めた。


待ち時間の間に財布をなくした
後処理をしようとした。

電話ができるはずのカンボジアSIMカードを
購入したはずなのに電話が繋がらず、
クレジットカードの停止連絡も家の鍵を
作り直す連絡もできなかった。

(どうやらうまくいかない時というのは
どこまでもうまくいかないらしい)


その辺にいた日本人に声をかけ、
電話を借りてバス会社に財布があるかどうかの
問い合わせをしたりと奮闘した。
(解決はしなかったけど)


そんなこんなでなんとかベトナムの
タンソンニャット国際空港に着いた。


がしかし、まだ神様は許してくれなかった笑

ビザのことが引っかかり、
​​ベトナム入国は許されなかったのだ。

私のホーチミン観光2泊3日とタイへの直行便は諦めて、
トランジットで日本へ帰国することにした。
(泣く泣く帰ることに)


​タンソンニャット空港を朝の6時10分に出発予定だったので、
何も寒さ対策ができない状態で空港泊をした
(これがしんどかった)


以上のような出来事が一気に起きた。



これで私が冒頭で"旅行でなく旅"
と表現した理由が伝わったのではないだろうか…。


日本に着いて無事にアライバルゾーンにたどり着いたときの
安堵感はもうこの先しばらく味わうことはできないだろう。


​まあその翌日に
2人とも感染型食中毒になっていたことが
判明したんだけどね( ・ᴗ・ )ハハ


熱が出たり、下○ピーになったり、
とにかく胃の不快感が取れなかったり、

そんな状況で私はタイに向かったから
なかなか体調的に辛さが伴う卒業旅行になってしまった。


今回の旅の失敗で私達は
決して小さくない額のお金をドブに捨て、
たくさんの不安を感じ、たくさん怖い思いをした。


私達の事例を知ることで

読者さんの誰かでこのような事態に陥る可能性が
少しでも減ってほしい。


無駄になったお金は経験となって返ってきたが、
まだまだ足りない。

私達の経験が誰かの教訓になってくれたらそれが満足値だ。


特に今回のトラブルの一因として
冷静さが足りなかったことは大きいと思う。


何かトラブルが起きた時に、冷静に状況把握をし、
何を解決しなくてはいけないのかを話さなければならないのに
既に起きてしまったことを嘆いて判断が遅れてしまった。


だから、そういう二次災害が起きるのを防ぐためにも
冷静沈着さはとても大切だと学んだ。



みんなも気をつけてね😂

私達の失敗が誰かの役に立ちますように😂









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最終更新日  2020.02.23 18:30:46
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