カテゴリ:ソフト開発日誌
Seagate Barracuda 7200.9 ST3250824AS が手元にあったので試しにシリアル(RS-232C 相当) で繋いでみた。次が全体の配線画像だ。
ハードディスクの接続部分を拡大したのが次の画像だ。 配線の概略は次の通りだ。ドライブ側のレベルは TTL レベルだと思われる。これを RS-232C レベルへ変換する。 PC(3) TxD-|>o--RX green PC(2) RxD-o<|--TX red PC(5) GND-----GND grey 1.5G open PC(7) RTS-+ | PC(8) CTS-+ レベルコンバーターは ADM3202 を使用した。データシート通りの使い方をした。電源は +5V とした。 2009.1.23.追記(変換基板には+5V 確認のための LED と安定化の為の電解コンデンサ 220uF を追加している。RTS-CTS は変換基板の中でレベルコンバーターを通してループ接続している。実質的に直接接続しているのと変わらない) 通信規格は 9600bps 8bit, 1stop, NoParity だった。Barracuda 7200.11 の場合は 38400bps らしい。7200.11 が手元にないので確認できない。 以下は採取してみた通信記録だ。 スピンアップに失敗した場合(手元にあるのは既に故障している)、 Buzz - タInterface task reset 2048k x 32 SDRAM TONKA15 - 1_Disk S.59 12-09-05 11:26 タInterface task reset 2048k x 32 SDRAM TONKA15 - 1_Disk S.59 12-09-05 11:26 タInterface task reset 2048k x 32 SDRAM TONKA15 - 1_Disk S.59 12-09-05 11:26 タInterface task reset 2048k x 32 SDRAM TONKA15 - 1_Disk S.59 12-09-05 11:26 "タ"は半角の文字、以降繰り返しになる。 起動に成功した場合、 Buzz - Head Mask FFFF - Switch to full int. Spin Ready (P)(H)SATA Reset CTRL+Z >[Enter] T> 7200.11 が BIOS から認識できなくなった場合の復帰方法に示されている手順はおおよそ正しいと思われる。7200.9 でも一部のコマンドを受け付ける。受け付けないものは ValidKey と呼んでいる値が違うと思われる。 話題の Seagate Barracuda 7200.11 は秋葉原でも入手困難になってしまった。これ以上は追究できない。 そう言えば 1, 2 ヶ月前に 500Gbyte クラスのハードディスクが元箱入りだけど中古で大量に出回った事が有ったのは前触れだったか。メーカーとか良く覚えておけば良かった。 2009.1.22 拡大画像リンク追加 関連日記ページへのリンク 2009.1.25 以降追記 調査開始(シリアルコンソールポート探索編) シリアルコンソールポート接続 ロック解除手順について シリアルコンソールポート接続回路 シリアルコンソールポート電圧調査 ST31000333AS シリアルコンソール端子特性測定 シリアルコンソール接続治具(市販品)検討 代替ブロック(セクタ)発生 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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はじめまして、HITOと申します。
日本でやってる方をやっと見つけました。 私のST3500320AS SD15 が昨日、起動不能に・・・・ RS232C-TTLレベル変換ケーブル(4線)というのを今日注文して届くのを待っているところです。たいしたデータは入ってないんですが救出できればと思っています。 何か注意しなければならないことは有るでしょうか。英語はそこそこ読める程度です。 (2009.01.21 22:37:23)
HITOさんはじめまして、
回答が長くなってしまったので、日記として気づいた点などを回答いたします。通電しながらの取り付け工程が有るので、経験を積んだ人でも躊躇するのではないかと思います。 (2009.01.22 00:49:14) |
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