仙台リアル探検隊「東街道/岩沼・名取」 報告その2
昼食をとった後に向かったのは蟹王山智福院。 その名の通り、蟹が祀られています。その昔、娘が蛇に襲われたとき、池で大事に飼われていた蟹が蛇を退治して助けてくれたのだそうです。 名取市指定文化財の笠島廃寺跡。参道入り口にゴミが溢れているのが残念でした。 でもその奥には気持ちの良い竹林が続いています。 何か重要な石?古代の寺だろうというところまでは分かっているが、その後の詳しい調査がないため全体像は不明なんだそうです。 ここで隊長が何かを発見! なんと布目瓦です。スゴイ!!大発見!?笠島廃寺跡の参道をそのまま真っ直ぐ北に向かうと佐倍乃(さえの)神社に至ります。旧社号は笠島道祖神社です。 左倍乃神社の静かな境内。右には大きなご神木があります。 どうやらタラヨウの木みたいです。こんな大きなタラヨウは見たことがありません。 最後に向かったのは前方後円墳の大塚山古墳。5世紀中頃の古墳と考えられてれています。この辺りは賽ノ窪古墳群といって、消失したものも含めると30基程の円墳が分布しています。今回、岩沼・名取を歩いてみて、神社仏閣だけでなく古墳まであることを知り、古代から人の営みが続いてきた場所なんだということが分かりました。本日歩いたコースはこちら。なんと11.4kmも歩いてました。次回はどこを歩くのでしょうか。とても楽しみです。