塩釜湾に浮かぶ籬(曲木)島に渡れた日
塩釜湾に浮かぶ島のひとつ、籬(曲木)島。塩竈神社の十四末社のひとつである籬(曲木)神社は、毎月1日に例祭が執り行われていて、このときだけ橋を渡って島に入ることができるのです。今日は4月1日ということで、橋の扉が開いていました。普段はこんな感じで閉鎖されています。(2015年12月28日撮影)橋を渡って島に上陸すると、そこには奥の細道の石標歌枕の地である「まがきのしま」塩竈に宿泊した松尾芭蕉も、松島に向かう船からこの島を感慨深く眺めたことでしょう。かつお木の先端には塩竈桜の紋手水鉢蓋を開けてみると水が入っていました。水が引かれているわけではないので、例祭のために汲み入れたのでしょう。この水を少し拝借して清めてから参拝。そして島の反対側へ。こちら側にも鳥居があります。鳥居の正面は塩竈湾。人間は無理ですが、神様ならこちらから出入りできますね。上の写真の桟橋から見た籬(曲木)島 (2015年12月28日撮影)足元には「水路部」と書かれた石標が!いつも眺めるだけだった籬(曲木)島。今日私は初めて渡ることができました。土日が休みの方は、次回は7月1日(土)、10月1日(日)がねらい目ですよ!塩釜水産物仲卸市場での買い物ついでにいかがですか?