塩竈市杉村惇美術館のかるたで宮城の郷土めぐり「よ」
東京スリバチ学会主催「四ツ谷用水上流部を辿る」に参加してきました。国道48号線、作並街道にある郷六というバス停から歩き始めます。宮城県工業用水道沈砂池ここで泥や砂を除いてきれいにした水を水路に流す仕組みです。四ツ谷用水の開渠部分針金沢との交差部分沢の下を四ツ谷用水が通っています。段差になっている部分がそうだと思います。針金沢を上流側から四ツ谷用水ではありませんが、針金沢の洗い場と水を溜めるための円形の窪み蓋をされた四ツ谷用水の上を歩きます。みんな楽しそうです。隙間から覗くと結構な水量で流れているのが分かります。この写真では上手く撮れてませんね。決して遊んでいるのではありません。調査しているのです(笑)文殊菩薩堂の石段石段を見るなぜか上りたくなります(笑)聖沢の掛樋(かけひ)部分箱清水?それとも湧上がりとよばれる場所?かな江戸時代に作られた石垣とその後に積み上げられた石垣の違いが分かります。もうすぐ大崎八幡宮大崎八幡宮参道の太鼓橋この石垣もけっこう立派!大崎八幡宮四ツ谷用水の上流部を辿るのはここで終わりです。四ツ谷用水は仙台の急速な都市化によって現在はほとんどが暗渠化されてしまい、さきほどの上流の一部でしか水の流れを見ることができません。安全面や維持管理の問題もあるでしょうが、ぜひ水の流れを見えるようにして、四ツ谷用水を活かしたまち作りを進めていけば、また仙台の魅力も増すんじゃないかとと思います。午後からの下流部を辿るツアーに参加する方に頼んで「洗い場跡」のところで写真を撮ってもらいました。きっと当時はこの絵の様に水をくんだり野菜を洗ったりしていたのでしょうね。「四ツ谷用水 昔の水も 流れゆく」(かるたの絵と句の著作権は、塩竈市杉村惇美術館にあります)