3月3日 中山寺梅林の満開の梅の花
今日はひな祭りですが、中山寺の梅林が満開を迎えているということで、中山寺の梅林に出かけてまいりました。ウメの種類によって開花期が異なりますので、もう散ってしまった梅の木もありますが、今が一番沢山の梅の木に花が咲いているということでしょうね。ところで、中国ではきげんざんから酸味料として用いられており、しおとともに最古の調味料だとされています。良い味加減や調整を意味する単語「塩梅(あんばい)」とは、元々ウメと潮による味付けが上手くいったことを示した言葉です。江戸時代以降、花見といえばもっぱらサクラの花を見ることとされていますが、奈良時代以前に「花」といえばむしろウメを指すことの方が多かったそうです。ウメよりサクラがより一般的に愛好され始めるのは平安時代からです。また、ウメの花の名は、中国語の梅(メイ)が転訛したとする説、薬用に燻製にした実の烏梅(ウメイ)が転訛したとする説、花の美しさから愛目(うめ)が転じた説などがあります。きょう撮影した写真の1部を紹介いたします。(梅林の上野公園から舌に下りていきましたので、その順序になっています。)