ホテルと旅館の批評

ホテル八重の翠東京

2023/11月中旬（2泊） 部屋：スーペリアコーナーツイン （素泊まり） 星：

　今回も駐車場付きのホテルを探したけど、なかなか条件に合うホテルがないので、提携駐車場がある「ホテル八重の翠東京」に宿泊しました。円安で海外からの旅行客が増えたこともあり、本当に東京のホテル代は高くなりましたね。



　東京駅から歩いていける距離だけど、一番近い駅は日比谷線の八丁堀駅になります。まあ、10分ぐらい歩くなら京橋駅や茅場町駅も使えます。ただ、どの駅も中途半端な距離でした。

　提携駐車場は、日本橋兜町パーキングになります。歩いて10分ぐらいかかるので、荷物がある場合は、ホテルの前に停めて荷物を降ろしてから、車を回したほうがいいでしょう。

　駐車料金は、2200円/泊です。当日の何時から駐車できるのかホテルのHPでは不明なので、ホテルに電話して確認したら、チェックインする日は何時から停めても同じ値段だそうです。よって、チェックインする日の午前中から翌日の23:59まで同じ値段で利用できます。今回は10時過ぎに入庫しました。出庫時に管理事務所で清算するけど、プリペイドカードか現金のみで、クレジットカードやQRコード決済などはできないので、現金を用意しておきましょう。

　フロントロビーは14階です。外出した後は、一度14階まで上がってから、エレベーターを乗り換えて、部屋に向かう設計になっています。セキュリティ的にはいいのかもしれないけど、ちょっと面倒です。また、チェックアウト時にはエレベーターが混み合うので、一度宿泊者用のエレベーターで一階に降りてから、隣のエレベーターで14階までいったほうが早いです。

　今回は、少し広いスーペリアコーナーツインです。スタンダートツインと同じ料金だったので、広いほうにしました。9階の東側のコーナーにあるドアを開けると、手前に洗面スペースやトイレがあり、奥がベッドスペースになった構造です。



　ただし、小さなコーヒーテーブルとソファがあるだけで、ライティングデスクはありません。今回は、PC作業はしないので、ライティングデスクは重要ではなかったので選びました。



　ベッドの配置はハリウッドツインです。ベッドはしっかりとした硬さと柔らかさがあり、寝やすいマットレスでした。これくらいのフカフカさがあるといいですね。



　バス・トイレは完全分離型です。トイレの照明は自動感知になっています。ダイワロイネットのような準分離型ではないので、これはいいと思います。ただ、そのため洗面台は部屋にあり、小さいです。髭を剃るのは、夜にお風呂でやったほうがいいです。

　バスルームにレインシャワーはありません。あれ、ハンドル操作を間違えると、天井から冷たい水を浴びることになるので、ほとんどいらないです。欧米人には受けるのかもしれないけど、あまりメリットを感じなので、いらないでしょう。

　今回は、連泊だったので気が付いたけど、清掃はかなり雑です。初日は問題なかったけど、2日目は担当者が違ったのか、風呂の掃除や部屋の床の掃除がかなりおろそかでした。また、ミネラルウォーターも2日目はありませんでした。初日だけなら清掃はよかったけど、連泊したので業務品質の悪さが目立ちました。連泊の場合は、軽く済ませるとかあるのかもしれません。

　宿泊プランは素泊まりだったけど、2日目の朝食をオプションで付けました。朝食は、1階の「楓川」で事前予約制で2000円です。

　メニューは、焼き魚定食、鯛茶漬け定食、洋食（数量限定）の中から選びます。外国人が多いホテルなので、洋食は外せないでしょう。それでも、アジア系の人は焼き魚定食を選んでいました。

今回は2人なので、鯛茶漬け定食と焼き魚定食です。鯛茶漬け定食はお昼のメニューにもあります。



　おかずとご飯のバランスが合っていないので、ご飯とお味噌汁はお替り自由です。また、ドリンクバーもありました。バイキングでないのはいいと思います。これくらいの量でも、ご飯をお替りすると、もうお腹いっぱいになります。東京を離れてから鯛茶漬け定食はあまり食べる機会がなくなったので、今回は久しぶりに鯛茶漬けを楽しみました。

　バス・トイレが分離型では、宿泊費はリーズナブルな方だと思います。また、外国人が多いですね。立地は少し中途半端な場所だけど、成田空港を使うならそれなりに便利な立地なのでしょう。

　ただ、清掃の悪さを考えると少し評価は下がります。駐車場は晴れていたら歩いてもいいけど、天候が悪い場合はもう少し近くに欲しいです。よって、リピートはないだろうと思います。車を使わない、シングル利用で1泊なら場所を考えれば、リーズナブルな値段だとは思います。

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