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偏屈たぬきのへそまがり投資日記

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Jul 17, 2014
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  今回は、もはや、当ブログの定番コーナー化した感のある「ROEは役立たず」の第4弾。

  ちなみに、

     ・ROEは役立たず
     ・ROEは役立たず(その2)
     ・ROEは役立たず(その3)


  「ROE」は、”会社の成長力を見るための指標”とされていることも多い。

  例えば、ある会社が、ROE30%という業績を10年間維持したとする。じゃあ、その会社は、ものすごく成長するのかというと、必ずしもそんなことは無い。今回は、そんなお話を。


1.ROE30% → 毎年30%成長 パターン

  ”「ROE」が30%ということは、毎年30%ずつ成長するということだよね。”
  と考える人がいるかもしれない。一般的なイメージとしては、「高ROE = 高成長」。


  まずは、そんなパターンを簡単な計算で紹介。

  ROE30%成長.png
  自己資本20億円、利益6億円の会社が、利益の全てを内部留保に回しつつ、ROE30%を10年間維持したケース。利益も毎年30%ずつ増加することとなり、10年後には、自己資本約276億円、利益約83億円の会社に急成長。

  高ROEバンザイ!! って感じ。


2.ROE30% → 毎年10%成長 パターン

  でも、ROE30%は同じでも、結果が異なるケースもあり得る

  続いて、10%成長のパターンを簡単な計算で紹介。

  ROE10%成長.png
  自己資本20億円、利益6億円の会社が、利益の3分の2を配当と自社株買いに当て、残りの3分の1を内部留保に回しつつ、ROE30%を10年間維持したケース。利益は毎年10%ずつ増加することとなり、10年後には、自己資本約52億円、利益約16億円の会社に成長。

  やっぱり高ROEは良い! 着実に成長してるね。って感じだが、


3.ROE30% → 成長しない パターン

  ROE30%は同じでも、全く成長しないことだってある。

  続いては、そんなパターンを簡単な計算で紹介。

  ROE0%成長.png
  自己資本20億円、利益6億円の会社が、利益の全てを配当と自社株買いに当てつつ、ROE30%を10年間維持したケース。会社は全く成長せず、10年後にも、自己資本20億円、利益6億円のまま。

  えっ、そんなこともあるのか。


4.ROE30% → 衰退 パターン

  最後に、ROE30%は同じでも、会社が衰退していくことだってある。

  続いては、そんなパターンを簡単な計算で紹介。

  ROE-10%成長.png
  自己資本20億円、利益6億円の会社が、利益以上(利益の3分の4)を配当と自社株買いに当てつつ、ROE30%を10年間維持したケース。会社は10%ずつ縮小し、10年後には、自己資本約7億円、利益約2億円にまで衰退。

  せっせと自社株買いなどして、ROE30%を維持したのに、なんてこったい!!


5.まとめ

  色々なパターンを見てきたけど、「ROE」は、自己資本と利益の比率を示した指標にすぎず、「成長」を約束するものでは全く無いことが分かる。「ROE」で、会社の将来が分かった気がするのは大変危険。

  「成長」を重視したいなら、「ROE」ではなく、「成長」そのものを示す指標を使うべき。増収率とか、増益率とか。
  で、会社の将来を見極めるにも、売上高とか利益水準を直接的に予想したほうが実感に合う様に思う。これが、なかなか難しいのだけど。でも、難しいことを知ることも重要。

  ということで、「成長」を見る上でも、「ROE」はあまり役に立たないね。というのが今日の結論。

  
  ROEシリーズ、まだ続くかも。
  

  










Last updated  Jul 18, 2014 12:23:37 AM
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