|
全て
| カテゴリ未分類
| 龍馬伝カンレン
| 家メシと器
| やきもの屋のくらし
| 過去の文 修正再録♪
| 山に登る
| 陶芸関連
| 染と織
| 季節の花/木/風/光
| 京都・滋賀インサイド
| 旅 外メシ
カテゴリ:陶芸関連
改題 中鉢200の段取り → 生き残り段取り
やきもん屋の 生き残りのための 段取り っちゅーか 生き残りのための ヒケツ っちゅーか・・・ 昨日は 土の準備で 1 土もみナシ 今日は 水挽き で 2 ロクロはイキオイ 速さ は チカラ 速さ は 動的=ダイナミック 手数すくなく イキオイよく 作った器は 大きく見える この気韻とゆーか フンイキとゆーか オーラとゆーか 機械生産では 出せない 手づくりならではの 強み と思う 手数おおく ちまちま 作った器は 小さく見える そやしぼくは カッチリしたロクロ←静的 static ではなく イキオイのあるロクロ←動的 dynamic をやる できるんで やる それが ぼくのロクロの持ち味 手数すくないから たくさんできる たくさんできれば 安く出せる 使い手の方が求めてること イキオイのあるロクロ 毎日の 食卓を あかるくはげます 6手 で 作る 土もみしてない からゆーて 土殺しを厳重にやる ってことはない それで ダイジョブ 1~2度 上げ下げして 中心に据わったら 0K 土取り 上部の直径10センチ はい 左手親指 差し込んで 左手のみの 荒のばし 内の左手親指 外の人差し指中指薬指 で グイッ と伸ばす 親指は 時計でゆーと 12じから9じ方向に 動いてる これが1手 2手目から 両手 右手が中 左手が外 右手の中の3本 人差し指中指薬指そろえて 中心へ ここでどれくらい掘り込むか 適切なら あとが早い 手を入れて 両手で伸ばす位置は 時計なら 7じか8じのトコ これが 2手目 すんだトコ ↓ 底を しぼるのが 3手目 ここは きっちり かなり しぼりこむ これが肝要 これで 底キレが防げる んやとぼくは思もてます 底のしぼり が 3手目 ↓ 広めの高台 が好き 安定がイイ コケにくい 世の中には スタイリッシュクラフト系の ルーシーリーの影響を受けた品 亜流がいっぱい 細い底から立ち上がるライン で見せる品 浮遊感 アートなんでしょう うちはふだん使いの家庭食器 こどもさんがひっくり返さんように 広めの高台 4手目 内側の右手は 中指のみ 中心から口へなだらかに動く ここしっかりチカラこめる 外側 左手も中指のみ 絞り込んだ底を 持ち上げて 内側の指とあわすと 高台はグイッと広がる 角は飛ばす 高大の外 内に締めつつ 切り込むカンジで 際立たせる 腰のトコだけは ちょい飛ばして 厚み残す 立ち上がりからはまた 内の指としっかりチカラあわせて 口の辺りは また抜いて 口作り厚く やはり7じ8じの位置で 両手は動いている 両手の動きの連携 これがうまく行ってると この4手目で でかく 深くなる ↓ はい あと1センチほどでしょ 広げるんは・・・ はい 深さもその手の動きなりで 伸ばす と・・・ まだ トンボはあてないが 目分量で目測して 次の 5手目 ホーシン策定して はい ここで 団子ベラ 使う ええ 内底の 見込みの 指あとを 消すため ええ 大きい品やと 団子ヘラを使こたほーが 早いですから うちは この7寸ひずみ鉢 8寸ひずみ鉢 それと やさし鉢のP=プレートタイプ これら 3つだけに団子ヘラを使う その以外は全部 ヘラ無し 口径のちいさい品 ならば 右手親指の腹だけで 消す キレー かつ 速く 消せる ヘラを持つだけでも 時間かかる 速さがチカラ 使わんでええなら 使わない はい 5手目は 右手に 団子ベラ 左手は 中指 8じ 見込み ヘラ かなり 圧着 外は 底 高台わき 立ち上がりまで しっかり挟みこむ はい 見込みがキレーになったら ヘラ いったん 放して 立てて持ち 外に張るように 当てつつ 外の左手中指とで 挟み込み 伸ばす 当てる角度 が肝要 ↓ かなり急角度に 切り込むカンジ で 挽く ヘラの 角の辺 を利かすカンジ で 手前水平方向に 引っ張ってるのを意識する 上に伸ばしても 伸びない 手前水平方向に 挽く と 伸びる 回転するネンド 指が滑るようにドベ そこに加える力 ネンドは水平方向に 時計回りに つねに回り続けている そこの1点にチカラを加わえる 厚みあるネンドの壁 薄くなるしかない 薄くされたネンド 逃げ場がないから 上に伸びる ロクロの回転するチカラで 水平方向に挽っぱってるんである 右手中指の腹か ヘラの角のどこか 左手中指の腹が 押さえるトコに対応して 1点にチカラ加わってるだけ その一点の チカラ加えるポイント を なめらかに 移動させてるんであって 上に伸ばしてるんではない チカラ加えるポイントの 中心から口つくりへの なめらかな移動 水平方向に 挽いたら 伸びる 団子ベラ あてて 5手 トンボ当てて 6手目は 指だけで仕上げる 内側 見込みは 右手親指の腹 立ち上がりから口は 中指の腹 外側 左手中指の腹 内外ともに かすかな指筋 かすかなドベ筋 を残こす コテをぴったり当てて完全に消す これが常道 京都の訓練校ではそれを習った 益子でそれから開放された 機械でできないことをやればいい 手でしかできない轆轤 加えて 内側つるつるは タイクツである 静的である 動的であれかし ってのが うちのホーシン ロクロはイキオイ ってのが うちの戦略 かすかな指筋 かすかなドベ筋 これは 絵の後で 吹いてる風 風が吹いてる器 八風窯 ですわ それが手になじんで 滑り止めになってる はい 2度目のトンボあて ここまでで6手 ええ 微調整で 7手目8手目もありますけども 手ぇがあったまってくると 6手で行ける はい 口皮をあてて 縁なぶり 12345 と 口をゆらす 7寸ひずみ鉢 完成♪ 糸きり して 桟板に取る 底しぼり 十分にせんと 5個置きできませんよ 水挽き直径24.5 深さ8センチ 土は一個につき1・4キロほど ネンドの1玉=10キロから7個づつできる 一個挽くのにかかる時間が 2分30秒~3分30秒 1時間で17~18個 朝8じ~夕6じはん で144個 200個いるんで 1日半の仕事でしたわ 作ったらすぐ いちばん上の棚へ 6畳分のある棚が 全部ふさがってもーたが 昼までに作った品は 夕方 もう口が乾きつつあるから 伏せて置いて 底の乾燥へ持ち込み 下の棚へ移動できる 広さもチカラ である で おととい 144個 きのう半日 58個 計202 水挽き完了 で もう・・・ ばっちしのタイミングですわ♪ 削りごろ♪ チョー 速くない? ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー うちの武器 ピアノ線のよる 輪っか削り 今日1日で 何個 削れるかな? また その削りカスの重量は どれくらいかな? はい 明日はその辺を・・・・ ーーーーーーー---------------------------------- なにがしか みなさんのお心に とどきましたでしょーか? もしそー思もてくれはったら クリックたのんますー♪ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月01日 08時45分36秒
コメント(0) | コメントを書く |
|