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カテゴリ:染と織
こないだ カミさんの織り始めた分
黄色系のやつ 織りあがり 紬:つむぎ=絹のマフラー 幅30×長さ180センチ が3本 経糸はおんなしでも 入れた 緯糸:よこいとが違うんで ビミョーに 色合いに差がでる ちょっと アップで ↓ キレーですー じんわりとした光沢 角度で色が変わる 玉虫色に変化 右から2つめの山は 緯糸の入ってない部分 ここでカットして 房を作って処理するが 経ての絹糸 金色に光り このへんの色は たまねぎの皮で染めたいろやそーで・・・ はい さっそく次の 機:はた の 機ごしらえ 竹でできた櫛のような枠=筬:おさに 360本の糸を 一本づつ通す 筬通し して 巻き込み 巻き込みがすんだら・・・・ 掛け糸かけ 360本の糸が 交互に上がり下がりする仕掛け 糸綜絖:いとそうこう はぁぁ こんなめんどくさいこと とても オレにはできん・・・・・ 腰あての板で 糸を ひっぱりつつ 末端の筬:おさ を ふんばりつつ 360本やと 30分ですむが 結城紬はこの幅に 1200本 そんだけ細い糸で 密に経糸がある 1200本の掛け糸かけ この姿勢を 2時間キープしてやらんなんそーですわ やさしい布を織るためには 強靭な肉体がいる 地機による手織り 高い身体能力に支えられてる フィジカル メンタル テクニック コンディション モチベーション・・・ サッカー選手とも通ずるねぇ はい 機ごしらえは もうすぐできる こんどは ピンク系の 紬マフラー 結城紬:ゆうきつむぎ は 紬織物の超絶技巧 30センチの幅に 経糸1200本 そこに横糸 経緯:たてよこの絣:かすり ダブルイカット 経糸緯糸とも バーコードにように染められてる その経糸緯糸が 正しく織られると 文様が出る そのように 厳密に設計し 厳密に染められてる 織り子は 文様を確かめつつ 織る 織り出す文様 それぞれ違うが 細かい地紋として 亀甲文=六角形 が入ってて その中に十字文 ↑ カミさんが当時織った 100亀甲 経糸が余る そこを織って端布:はぎれとし 織り子は 端布を 参考資料として持っとく この亀甲が 30センチ幅に 100並ぶのが 標準品の 100亀甲の結城紬 ですわ 3ミリ角の亀甲文が横幅に100個並ぶ ってこと 100亀甲やと 1日8時間びっしり織って 35センチほど 1反は13mほど 織り上げるのに 1月はん はかかり 織り子の手間賃は 15万円やったそーですわ 100亀甲の結城紬の着尺 一反の市場価格は まあ 文様にもおりますが 150万円です あくまで30年前の カミさんの経験で 今 どーなってるかは わからない カミさんは160亀甲を 3ヶ月かかって織って 30万円もらったこともあるってゆーたはります ほんとにもータイヘンやそーです 160亀甲になると 1日びっしり織っても 100の半分 20センチ織れない 織り仲間の オチアイちゃんは バブル期に200亀甲を織り 5ヶ月かかったそーですが 機賃は50万 その反物が 展示会に並んだときの値段は ¥30000000 3千万円やったそうですわ・・・ まあ 最高水準の超絶技巧を 実物保存するってことでしょうが・・・ カミサンが 茨城の女子高を出て行った 1980年ころから バブル最盛期の 1990年ころまでの 結城紬 そんなグアイであったそーです 今はムカシ・・・・ ほな 豆奴はん あんじょうに♪ へぇ おーきにぃ ブログ読者のみなさまの お力添えを頼りに 書きついでまいりますよって どーぞ今日も1クリック おたのもうしますー♪ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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