![犬猫病院](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/a3add06da8f475daa256f139c917db693f9cbcaf.95.2.9.2.jpeg) ♪ 理路甘く何度も同じことを言うペットの医者の職業の癖
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今回の愛猫ピピの病気で、近所の犬猫病院の診察室に初めて入った。
受付中は怖がって逃げようともがいていたのに、診察台の上に載せられたら全く逃げる素振りも見せない。「俎板の鯉」の言葉の通り、ただジッとしているのがとても不思議な気がした。
人間の耳には聞こえない、猫を大人しくさせる超音波でも出しているのかと思うほど。聞いてみればよかった。
この日に長い間外にいて、具合が悪くなったようだ
カミさんと一緒に診察に立ち会っていろいろ説明を聞いたのだが、その説明がまだるっこい。無駄な言葉が多い割に中身が無い。それでいて同じ事を何度も言うので、少しばかり苛ついた。
なるほど、こういうタイプの人が獣医になるのかと、変なところで納得した。言葉の通じない患者を相手にするには、それなりの才能と忍耐力が必要だ。飼い主を納得させる以前に、犬や猫を怖がらせずに納得させないといけない。
臓器も血管も、何もかもが小さいペットの診察をして、場合によっては麻酔をして手術もする。犬猫病院の医者は繊細なものを要求される。
いつもは獣医一人しか居ないので、何もかもをたった一人でこなすというのは大変だ。100%自分の責任において判断し実行し、飼い主に説明し納得させる。稀には医療過誤だって無いとは限らない。医者が入るペット保険なんていうのもあるのかも知れないが、余程動物が好きでなければ勤まらない。
人柄と診断と治療とアフターケアが万全でないと、患者(飼い主)は直ぐに他所へ行ってしまう。また、近所に大きなペット病院が出来れば、やはり患者が流れていく。事実、近所に病院が出来て患者が減ったらしいが、その病院が余りにも金儲け主義が酷く、患者は徐々に戻って来ているらしい。実際、今回の印象はとても良好だったという事を明記しておきます。
もう一軒、少し離れたところに古くからの病院があって、随分前に姉が世話になったことが有る。猫の背中がカチカチになっているのを診て、ストレスのせいだとして帰された。納得がいかなかったが、矢張り水分調整のために蓄えていた水が完全になくなっていて、脱水症状を起こしていたのだ。急遽、別の医者に行って一命をとりとめたという経験を持つ。
その病院は今でも開業しているが、患者によって料金を割引したりして歓心しているらしい。こんな事をするのは、治療に自信が無いからに違いない。何とかしてお得意さんを引き留めておきたいという下心だ。
犬猫病院に限らず、医者の能力を見極める目を我々は持っていなければいけない。患者の目を見ないで話をするような医者は要注意だし、ちゃんと説明して納得させてくれないような医者もダメ。じっくり観察すれば分かることだ。他人の噂や評判に惑わされることなく、自分の目と心で判断することだね。
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆短歌集「ミソヒトモジ症候群」円居短歌会第四歌集2012年12月発行
●「手軽で簡単絞り染め」
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プロフィール
sunkyu
日本の四季と日本語の美しさ、面白さ、不可思議さ、多様性はとても奥が深い。日々感じたことを「風におよぎ 水にあそぶ」の心持ちで短歌と共に綴っています。 本業は染色作家
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