歌 と こころ と 心 の さんぽ
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♪ 葡萄の葉落ちて日陰に空の青芙蓉はようやく花を開きぬ
4日遅れの相撲の話。横綱・鶴竜(30)が悲願の初優勝で幕を閉じた。白鳳と日馬富士の両横綱が休場している場所とあって優勝のチャンス到来、是が非でも勝たねばならない場所だった。 横綱になった時から本当に綱を張るだけの心構えと実力が有るのだろうかと危惧していた。白鳳には一頃の勢いがなくなっているし、日馬富士にしても「強い!」というイメージからは程遠い。そんな状況の中でなかなか存在感を発揮できないでいた鶴竜。 目の上のたん瘤が二つともなくなって、今場所優勝しないで何時するの?という状況の中、辛うじて優勝した。しかし、その割には横綱らしさがイマイチ出てこない。 優勝後のインタビューで語った「僕は人に認められたくて相撲を取っていない。自分の相撲人生を生きています」とのコメントはちょっと情けない。 優勝から一夜明け、会見で喜びを語る鶴竜 入門当時の鶴竜 左肩痛が再発し、14日目の大関稀勢の里で立ち合いに変化したことに対して、横綱の真価を問われたりもしている。「先輩横綱が2人いて甘えていたのかもしれない。初めて自分一人で全部背負ってみて勉強になったし、ひと回り強くなれたかもしれない」との言葉通り、モチベーションの低さが相撲や言動にも現れていたようだ。 「横綱になると顔が変わる」という風に、人はその置かれた立場によって鍛えられ磨かれていくもの。横綱ともあろうものが「先輩横綱が2人いて甘えていた」はないだろう。本当にその立場の意味が分っていたら、「肩が痛くて、立ち合いで変わってしまいました」なんてことは絶対に口にしないでしょう。 あのロサンゼルス・オリンピックで怪我を押して優勝を勝ち取った柔道の山下や、何度もの怪我にも負けずに戦ってきた野村のことなどを知っているだけに、職業スポーツというものの限界を考えてしまう。単一の決められた世界で完結している相撲は、辛うじて外国人を受け入れる事で成り立っている。 外国人を受け入れていなければ、今頃はもう大相撲は存在していないでしょう。そのうち、外国人だけになって黒人が相撲を取ってるシーンも見られるようになるかも知れない。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。 ◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。 ★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月) ☆短歌集「ミソヒトモジ症候群」円居短歌会第四歌集2012年12月発行 ●「手軽で簡単絞り染め」
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sunkyu
日本の四季と日本語の美しさ、面白さ、不可思議さ、多様性はとても奥が深い。日々感じたことを「風におよぎ 水にあそぶ」の心持ちで短歌と共に綴っています。 本業は染色作家
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