歌 と こころ と 心 の さんぽ
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♪ 萩の花こぼれる朝に女性(ひと)訪(と)ひて綺羅を選る手に光あふるる
14~5年振りになるだろうか、珍しい人から電話があった。子育てが一段落ついて仕事を再開したとのこと。インテリアの企画などをしている彼女が私の染め生地を提案したいという事で、作品を確認するためにやって来た。 私しか作っていない、たたみ染めによるシルクオーガンジーの間仕切り。透けることをコンセプトにし製作したもので、目隠しをするのではなく透けて見えることで圧迫感を感じさせず、場の雰囲気を切り替える役割をするもの。 (クリックで拡大) 詳しくは分からないが社員の保養所のようなところらしく、大きな敷地に様々な施設を設えてあり、今後も建設は続いて行くらしい。 現場に素材を持って行ってその場に吊して確かめる必要があり、3枚ほど持ち帰った。 写真で見る限りオーナーの思い入れが強く出過ぎていて、その空間には後から他のものを入れ込む余地があまり無いように思える。プレゼンしてオーナーがどういう反応を示すのか、とても興味の湧くところではある。 引き算の美が日本の住空間の基本とすれば、思い入れをこれでもかと入れ込んだ足し算の世界。オーナーの趣味趣向が前面に出過ぎていると、情趣というものが阻害されてしまい、客はそれを押しつけがましく感じることになる。統一されたハイセンスなものならまだしも、俗っぽい感じのものがアンバランスに配置されていると、混乱さえすれ心が休まるどころではない。 オープンまでは間があるらしいが、基本的には一般に解放はしない方針とか。どんな施設なのかとても興味はあるが、それも叶わない様だ。 昨夜の雨でかなり散った 最近、10年20年振りの人に会うということが続いている。何かが回って来ているという感じ。こちらからもそういう行動を起こす気分にもなっていて、閉じていた蔵の扉を開けるようなちょっとワクワクしている。 この気分は何なのだろうか。一方的に恋を告げる若い男のような気分で、ある所行を企んでは独りほくそ笑んでる今日この頃だ。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。 ◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。 ★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月) ☆短歌集「ミソヒトモジ症候群」円居短歌会第四歌集2012年12月発行 ●「手軽で簡単絞り染め」
◆ 満10年となりました。 2016.05.07 コメント(2)
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sunkyu
日本の四季と日本語の美しさ、面白さ、不可思議さ、多様性はとても奥が深い。日々感じたことを「風におよぎ 水にあそぶ」の心持ちで短歌と共に綴っています。 本業は染色作家
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