♪ 紅ノ夕陽ニココロオドラセテ男ハイツカヒーローニナル
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
西部劇、特にマカロニウエスタンに魅せられて撮影現場のイタリアまで行き、海外の同好の士と交流をしたりしている知人がいる。炎天下のスペインの荒野をさまよい歩くことを至福の喜びと言っている。
ロケ地探しの英語のHPを開設し、それらの人々と交流を始めてもう随分になる。その人の名は保田芳文。素敵なオリジナルの革製バッグの創作作家。
保田氏のバッグ
アメリカで拾ってきた鹿の角が使われている。
工房・ブランドの名を「革工房エル・パソ」と名付けるぐらいのベタなファンだ。昔、北海道でのグループ展に一緒に参加した古い知り合いで、アメリカの田舎まで独りで革を買い付けに行く行動派だ。
夕陽が大好きだそうで、この写真も日課にしているウォーキング中に撮ったもの(フェイスブックにアップされていた)。その夕陽好きの原点はやっぱり、クリント・イーストウッドのあの「夕陽のガンマン」であろうことは想像に難くない。続編も出て、一世を風靡した彼の出世作だ。
この映画は、スペインのアルメリア地方の砂漠に、“エル・パソ”の町並みのセットを作って撮影された。当時のセットは現存し、ミニ・ハリウッドと呼ばれる観光名所になっている。
それにしても、ヒーローには夕陽がよく似合う。
夕陽は、ヒーローにとって、命を燃やして過ごした一日を賛美するカーテンコールみたいなもの。
凡人に取っての夕陽は、燃やすべく血潮の憧憬であり、一日の終わりの「悔恨」と「自賛」の象徴でもある。また、やって来るであろう「明日=未来」のシンボルでもある。
|
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆短歌集「ミソヒトモジ症候群」円居短歌会第四歌集2012年12月発行
●「手軽で簡単絞り染め」
|