♪ 肉食のひねもす寝(い)を寝(ぬ)けものなる猫に惹かるるちかごろの人
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近年、猫に比べて犬の飼育数や飼育率が急速に減少しているそうだ。2010~14年の間に犬の飼育数は1186万匹、1194万匹、1153万匹、1087万匹、1035万匹と推移し、4年間でざっと13%も減っている。犬の飼育率も17.83%から4年間で15.06%に低下した。
一方、猫の飼育数は961万匹、960万匹、975万匹、974万匹、996万匹と推移し、4年間で4%増えた。「今年あたりは飼育数で猫が犬と並ぶか、猫が犬を追い抜く可能性も取り沙汰されている」(ペットフード協会)。
犬人気が急速に下がる一方で、猫人気がジワジワと上がっている様なのだ。
犬は猫に比べて散歩やしつけ、餌やりなどでより手間がかる。また、鳴き声や散歩の際のオシッコやフンが周囲に迷惑になるなど地域や住環境の問題もある。
たしかにマイペースで生活している猫に比べて、犬は飼い主とのコミュニケーションが濃密で散歩に出掛けたり、トリミングなど身の回りの世話もより手がかかる。
犬好きにとってはその世話をするのが大きな魅力だが、特に最近は負担がより少なくて飼いやすい猫の方が好まれる傾向があるようだ。
ペットを飼うことで孤独感やストレスが消えたり、家族の会話が増えたり、気持ちに張りが出て規則正しい生活を送れるようになったりするなど様々なプラス効果がある。子どもの情操教育に生かせるメリットも少なくないという。
生活に喜びを与えるもの
「犬」飼育者 「猫」飼育者
犬又は猫を飼うことでのメリットは、情緒面、コミュニケーション、健康など、様々な効用を自覚している事が分かる。
♪ 媚もなくまったりとして手間いらぬ巷は猫に傾いてゆく
◆16歳未満の子供の場合
-心豊かに育っている 67.8%
-生命の大切さをより理解するようになった 59.0%
-家族とのコミュ二ケーションが豊かになった 54.3%
◆高齢者の場合
-情緒が安定するようになった 42.4%
-寂しがることが少なくなった 42.1%
-ストレスを抱えないようになった 34.0%
◆夫婦関係の場合
-夫婦の会話が多くなった 55.4%
-夫婦の関係がなごやかになった 42.5%
-夫婦で過ごす時間が多くなった 32.1%
◆自分自身の場合
-生活に潤いや安らぎを実感できるようになった 55.3%
-孤独感を感じなくなった 52.7%
-ハリのある生活が送れるようになった 40.6%
現在(2014年)、犬の平均寿命は14.25歳、猫は14.56歳と数字はほぼ同じだが、人間当てはめると猫の方がはるかに高齢なことが分かる。
犬はここ30年で倍近い延びをみせていて、猫も同様と思われる。
ドックフードやキャットフードの普及と生活環境、動物病院の増加と共にペット保険の登場も犬猫の健康増進に大きく貢献したらしい。
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆短歌集「ミソヒトモジ症候群」円居短歌会第四歌集2012年12月発行
●「手軽で簡単絞り染め」
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