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歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2021.01.09
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カテゴリ:身辺のこと

♪ 半年後の新陳代謝に与らず身過ぎ世過ぎに老いゆく令和

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 測量士が正式な杭を打ちに来た。爺さまは前回、測量を終えて仮の杭を打って行った時に立ち合い、本来よりも20㎝ほど東へずらしもらっている。それで、面積が1坪ほど広くなったと聞いている。どうってことないけれど、減らされるよりは気分が良い。

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””
石垣が斜めに入っているので中心に杭が打てず、ポイントがズレている。


 石垣は撤去するだろうから、その工事の時にこの日に打った杭も動いてしまうらしい。その時にまた打ち直すことになるらしい。4月になって工事が始まれば、石垣共々、すべてが消えて何にもない更地になってしまうんだ。

 爺さまの身内がハウスメーカー(グッドリビング)に勤務している。その彼が言うところによれば、あっという間に更地になるばかりか、9月ごろには入居できるようになるだろうとのこと。
 “年明けには入れるようになるんだろうなぁ” などと言っていた爺さまは、まったくの世間知らずと判明。そのあまりの短期間での変化に、唖然とするばかりで驚く暇もないくらい。人生の終章に入っての環境の変化が、「自分の思うようにはならない」ことの痛みとして背中を叩いてくる。

””
アランがオシッコしたところ。こんなシーンもしばらくは見られなくなるだろう。

 僕とアランの居場所がなくなってしまう。桜が咲いて、春の陽気に浮かれている間に、一気に様変わりしてしまうらしいし、工事中も外に出られなくなる。それ以降は、諸行無常を思いながらただただ窓の外を眺める日々になってしまうんだろうなぁ。悲しいなあ。
 人間は作っては壊し作っては壊しして消費するばかりだからねぇ。「開発と言う名の破壊」を大阪万博を契機にやりまくって来たんだ。

 50年経ってようやくその傍若無人振りに気が付いて、SDGsなんてことを言い始めている。おせーんだよ、気付くのが!
 回りに空き家がたくさんあるのに、すぐ傍にまた新らしい家が建つ。ヘビやイタチやハクビシン、アオスジアゲハやカマキリやトンボ、そして様々な野鳥たち、それらが餌場を失い居場所を奪われていく。僕とアラン、爺さまと婆さまは、何とか騙しだましで生きていくことは出来るだろうけれど・・・

””

 真っ青な空が広がっている。けれど、上空には冷たい風が吹いているんだろうなぁ。

【このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。
 タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。】






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最終更新日  2021.01.09 11:14:04
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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