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元SF小説家・春橋哲史のブログ(フクイチ事故は継続中)

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きのこ@ Re:19年4月第一週のフクイチの汚染水の貯留量・滞留量(04/09) 評価・見解ありがとうございます。 氷結温…
haruhasi@ 情報を有難うございます きのこさんへ  いつも拙ブログをお読み…
きのこ@ Re:19年4月第一週のフクイチの汚染水の貯留量・滞留量(04/09) いつも、精緻な情報をありがとうございま…
春橋哲史@ Re[1]:金曜行動「希望のエリア」で、主権者・国民の責任の重さをスピーチ(12/24) きのこさんへ  コメントを有難うございま…

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2019.08.22
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カテゴリ:原発再稼動
7月第一週の営業運転中の原発は4サイト6基

 
1ヶ月半ぶりに、全国の再稼働状況等のまとめを更新します。

 現在(8月22日)、稼働可能な実用発電用原子炉は西日本の5サイト・9基です。
 その内、営業運転中なのは5サイト6基で(高浜3・4、大飯3、伊方3、玄海3、川内2)、残り3基は定期検査中です。
 他のサイトは、新基準適合性が認められる、或いは工事が完了する目途が立っていません。2020年までは、この状態が続くと思われます。新規制基準適合性を申請していない「中途半端なサイト」も10基に上っています。

 資料はクリックすると拡大します。資料2は文字が小さいので、画面の倍率を拡大するか、ピクチャとして保存してからお読み下さい。​​
 出典含め、関連リンクは末尾に付けますが、全てを網羅するのは困難であることをご了解下さい。
 これらの「まとめ」は、資料1~3が一体となっているので、総合的に見て頂くようにお願いします。
 ポンチ絵・表・地図の無断転載・引用は御遠慮下さい。
 又、当ブログの表やポンチ絵はB5サイズ以上のタブレットやPCで閲覧する事を前提に作っていることをご了承下さい。見難い場合はペイント等にコピペしてご覧下さい(Windowsの場合)。
 状況の変化によって、適宜、更新していきます。

 今後の原発関係で確実に見込める「予定」は年表形式で、当記事の末尾にまとめています​。


資料1
全国の実用発電用原子炉の審査・運転・廃炉等の状況、地図版


資料2
全国の実用発電用原子炉の審査・運転・廃炉等の状況一覧(2019年8月22日時点)




資料2の関連地図


資料2の脚注


BWRやPWRの構造イラスト等はこちら→ ​(リンク)原子力文化財団のサイト

資料3・新基準適合性審査の内容と流れ


●作成する際に根拠・参考としたサイトやPDFファイル(一部)

(リンク)
​​玄海原子力発電所の運転状況及び周辺環境調査結果[季報](平成30年4月~6月)

​原子力広報「薩摩川内」No57​(2019.3)

柏崎刈羽原子力発電所のデータ集

福島第二原子力発電菜所からのお知らせ・Vol61​(2018年10月1日発行)

発電用原子炉に係る審査状況 設置許可

新規制基準について(原子力規制委員会の解説)


原子力防災会議​


 続いて、炉規法の改正と、新検査制度の導入についてです。


2020年度から導入される新検査制度

 2017年4月に炉規法(原子炉等規制法)が改正され、2020年度以降、「電力事業者の一義的責任を明確化」した新検査制度が導入されます。経緯や内容はまとめを載せておきます。

資料4 骨子


資料5




資料6


資料7 新検査制度導入に向けた進捗


「第17回会合検査制度の見直しに関する検討チーム」の「資料2」より
http://www.nsr.go.jp/data/000281093.pdf

 原子力規制委員会は「検査制度の見直しに関する検討チーム」を設置し、2016年5月11日の初会合以来、WGも含めて毎月のペースで開催し、検査制度の詳細について事業者を巻き込んで作り込んでいます。

検査制度の見直しに関する検討チーム・開催状況

 2018年6月20日の「第15回・原子力規制委員会」報告された資料によると、新検査制度の開始後は、「毎年度検査結果に基づく総合的な評定を行った際に、一般にも公開した被規制者との情報共有、意見交換の会合を開催するなど、積極的に機会を設ける方向で検討する」との文言も有り、電力事業者が、これまで以上に、公の場で、一人称で、合理的に説明する必要に迫られるものと思われます。

第15回・原子力規制委員会の資料
 → ​検査制度の見直しに関する検討・準備の進捗状況について​(引用部分は2頁目)

 今回の法改正の肝は、「事業者の一義的責任の明確化」です。「規制委員会の承認は受けました」「国の審査・検査はパスしました」という言い訳が通用しない方向に向かう筈です。
 更田委員長も、度々、記者会見で「事業者の責任・力量」という言葉を用いています。

 私は、国会事故調報告書で指摘された「規制の虜」に対する規制委員会の回答が、炉規法の改正と新検査制度の導入なのだと思っています。IAEAの査察を受け入れ、「国際社会の目」を突破口にして、閣議決定・国会提出に持ち込む政治的な手腕の巧みさは、「(敵ながら)天晴!」と言いたくなります。

原発の再稼働・廃止措置関係の今後の「スケジュール」

  今後の原発関係の「予定」(見込みや、事業者が公表しているものも含む)です。赤文字は福島第一原発関係、黒文字は選挙と五輪関係です。

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​====今後、見込まれる予定。ここから====​

2019年10月:「もんじゅ」(原研機構)の炉心燃料の取り出しを開始。


 10月下旬(?):大飯4号(関西電力)、営業運転を再開予定。

 11月(?):東海再処理施設(原研機構)のガラス固化作業を終了(50本製造予定)し、メンテナンス開始

2020年1月:IRRSフォローアップミッションが来日

 3月:島根2号(中国電力)、工事完了予定。
   :川内1号(九州電力)、特定重大事故等対処施設・設置期限。

 4月:改正「炉規法」に基づく、新検査制度開始。

 5月:高浜1号(関西電力)、20年延長運転工事完了予定。

 5月:川内2号(九州電力)、特定重大事故等対処施設の設置期限。
 
 7月:汚染水貯留量がタンク運用計画容量の上限に達する可能性。​​

   7月:東京五輪・パラリンピック開催​。
 
 ​7月:美浜3号(関西電力)、20年延長運転工事完了予定。​

​ 7月:原子力事業者から原子力規制委員会への「品質管理体制」の申請期限。

 8月:高浜3号(関西電力)、特定重大事故等対処施設の設置期限。

 9月:伴信彦・原子力規制委員が任期切れ。

2020年度上半期:メガフロートの港湾への着底と内部充填が完了予定。
        1~4号建屋正面の防潮堤が完成予定。

 10月:高浜4号(関西電力)、特定重大事故等対処施設の設置期限。

​ 10月:原子力事業者から原子力規制委員会への「保安規定」の申請期限。

 12月:柏崎刈羽7号(東京電力)、20年延長運転工事完了予定。

2021年1月:高浜2号(関西電力)、20年延長運転工事完了予定。

2020年度後半:「増設雑固体廃棄物焼却設備」「汚染土専用貯蔵庫」が運用開始予定。

2020年度後半(?):女川2号(東北電力)、工事完了予定。

2020年度後半:水戸地裁が東海第二(日本原電)の運転差し止め訴訟の判決を下す見込み。

2020年度・第4四半期(?):1~4号建屋の滞留水汲み上げ完了(ドライアップ)予定。
                大熊分析研究センター・第一棟が完成予定。
                AREVAスラッジ抜き出し装置の設置完了予定。

​​2021年3月:東海第二、20年延長運転工事が完了予定。
      
 3月:伊方3号(四国電力)、特定重大事故等対処施設の設置期限。

 ​6月:高浜1・2号(​関西電力特定重大事故等対処施設の設置期限。

 10月:衆議院議員任期切れ。

 10月:美浜3号(関西電力)、特定重大事故等対処施設の設置期限。

2021年度:六ヶ所再処理工場(日本原燃)が竣工予定。​​

2021年度(?):HIC内のスラリーの安定化処理を開始。

​​====年表、ここまで====​​​

春橋哲史(ツイッターアカウント:haruhasiSF)​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​






Last updated  2019.08.22 19:28:01
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