お金もちの家に生まれたか、貧乏な家に生まれたかが問題ではない
寅さんは、生活保護世帯の子ども向けの学習塾を、市からの依頼で開いています。講師の一人です。だから何だというのか、ですね。一般に貧乏な家の子は、学習にハンディキャップがあると見られています。確かにそういう面はあるでしょう。塾や家庭教師代がネックになります。しかし、どんな環境の家庭に生まれるかは、宿命と言えるもので、これを神様の視点で見れば、その環境こそが、その子の成長に必要だからその家庭環境が許されたと考えるべきでしょう。そういう環境こそが、その子を成長させてくれるのです。ですから、単に同情してあげれば良いものではないと思います。成長をバックアップしてあげられればいいのです。神様が困難な助教から学んでいって欲しいと思っていることその学びのお手伝いです。日本も今、困難な状況にあります。これも、誰を非難しなければならないとエネルギーを使っては間違いだと思います。成長のための学習材料なのです。今起きていること。これから起きて来るだろうこと。それらの学習すべきことを十分に学習し切ること。これが次のステージに上がるための目安なのでしょう。