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カテゴリ:正法誌No39
他力信仰の最大の誤り
他力信仰の最大の誤りは、人間の運命は偶然の法則によって支配されるのである。 だから、その運命を支配している神(仏)に祈って、物を捧げて善いことだけ、さづけてもら うように悪い運命はよこしてもらわないようにしようと考えて、自分の言ったこと、やったこ とを少しも反省させようとしないことである。 運命は他動的に、他の何者かの力によって支配されることは絶対にないことであって、全て自 分の心がつくり出す自動的なものである。 だから他力信仰は。神の最大の慈愛の現われである反省、この反省を否定していることは実は 神の慈愛を否定していることになっているのであって、心の一方では神を否定し、一方では神 の救いを頼むという矛盾を信者の心の中につくり出しているのである。 だから、他力信仰で救われたものは一人もいないのである。 正法誌N039号 1981年 11月号より抜粋 内容情報】(「BOOK」データベースより) 欲望を滅尽し死を超越する道とは。時代の半歩先を読む。 【目次】(「BOOK」データベースより) 第1章 自らその意を浄める/第2章 悪魔との対話/第3章 不死の門は開かれた/第4章 法輪を転ず/第5章 この身は泡沫のごとし/第6章 一切にわがものなし/第7章 生きものたちに幸いあれ/第8章 善き友とともに/第9章 空飛ぶ鳥に迹なし/第10章 仏に帰依す/第11章 安らぎの境地/第12章 自らを灯とせよ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.16 19:51:39
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