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カテゴリ:ジャグリング
先日、ある読者の方から
「チョップスティックのイメージがわきません。 何かコツがあればお知らせいただきたく。」 というコメントをいただいた。 「箸のイメージ?箸の握り方のコツ!?」 と疑問に思っていらっしゃる日本国民の鑑とも言うべき方も 中にはいるかもしれないが、ここで言われているチョップスティックというのは、 デビルスティックのトリックの1つ。 ↑ワタクシ愛用のデビルスティック どんなトリックかというと・・・ 2本のハンドステを片方の手でV字のように持って、 その状態でセンタステをアイドリングするトリック。 「なるほど。お答えいたしましょう!それはですね・・・」 と意気揚々とコツを語り始めたかったのだが、 それ以前にワタクシはチョップスティックに トライしたことすら無かった。 ・・・だけど、せっかくコメントもいただいたことだし、 デビルステの中でも見た目が特徴的なだけに興味もあって いずれは挑戦しようと思っていたトリックなので 9月の後半から先週まで、修得に向けて努力してみた。 その結果、右手だけではあるものの、 MAX100回くらいはアイドリングを続けられるようになった。 ということで今日は、 チョップスティック練習方法や手順に対するワタクシなりの見解や コツと思われるポイントを書いてみる。 第一のポイントは、ハンドステの持ち方である。 第一というか、はっきり言ってほとんどそれがすべてであると言ってもいいと思う。 まず、1本目のハンドステをこのように↓持つ。 これ↓ではNG。角度が浅い。 続いて、1本目のハンドステの上に来るようにして 2本目のハンドステをこのように↓加えて持つ。 これ↓だとよろしくない。V字(X字)の開きが狭い。 ハンドステをさらに長く持つ方が 本当は正しいのかもしれないが、より多くの力が必要になるので 特に最初のうちは避けるべきだと思う。 その際に、人差し指が動かないようにすることが極めて重要。 そうでないと、アイドリングの最中にV字(X字)をキープできない。 2本目のハンドステを(右手の場合)左側に人差し指で 強く押し続けるようにして持つくらいの意識でいいと思う。 ↑少しアングルを変えて見た写真。人差し指をこの状態に保つのが肝要。 とにかく、このV字(X字)形を崩さないようにすることが最大のポイント。 あとは、デビルステ初期にアイドリングを練習した時のように しゃがんだ状態で、右→(浮かせて)左→(浮かせて)右→(浮かせて)左→(浮かせて)右 (乏しい表現だが、デビルステ愛好者ならきっとわかっていただけるはず) を繰り返して少しずつ慣らしていく。 もし乱れてしまったら、一旦手を止めて、またハンドステを持ち直すところから。 やがて、だんだんとV字(X字)が保てるようになり、 立ち上がってアイドリングもできるようになる。 ↑こんな感じ。 トライする前は、V字(X字)の感覚が狭く、どう考えても無理っぽく感じるが、 しっかりとセンタステの角度を傾けてから叩くことと 「もつ」感覚を常に意識していれば、意外とその点はあまり問題にならない。 センタステを受け止める時のハンドステを、 地面に対して平行にするために手首のひねりを変えるのにも トライしてみたが、アイドリングレベルのトリックでは、 そうすることでかえって不安定になるので、あまり意味がない気がする。 理想を言えばそういう形になるのかもしれないが。 以上の点に沿って練習すれば、 アイドリング30回程度なら、そう苦労せずに到達できるだろう。 ただし、V字(X字)をキープしながらセンタステを片手で受け続けることで 握力をかなり消費するのと、どうしてもハンドステが当たる手の部分が痛くなる。 ↑ココ。 従って、慣れるまでは長時間の練習には向かないかもしれない。 毎回の練習で少しずつ取り入れていく方がいいね。 なお、この本↓に書かれている練習方法では ↑しんのすけ氏著の『デビルスティック大全』 このようにハンドステの上にセンタステを載せた状態からの入りを ファーストステップとしているが、 ここからアイドリングに入るのは難しいので、あまりオススメしない。 次のステップとして挑むべし。(未だコツを掴むところまでいっておらず。) 以上、東ヰンド流チョップスティック講座でした。 どうでしょう?こんな感じでおわかりいただけましたでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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