カテゴリ:本
古谷三敏さん著「Barレモンハート」が、
「女医レイカ」と共に職場で学級文庫状態になっていたことがありました。 Barを舞台に毎回、お酒にまつわる人情話、お酒のウンチクが満載の長寿マンガです。 わたしは、常連さんのミステリアスなメガネさんのファンでした。 ちなみにレモンハートは、度数75度(!)のラム酒です。 回し読みしてたんですが、最初に自分のところに回ってきたときに、 どこかで見たことある絵柄だなあ、と思いました。 思い出しました。 とある駅に、この絵のついた看板があったんです。 Barなのにマンガの絵なので覚えていました。 もしかしたら、マンガの舞台なのかもしれません。 そこで、ある晩、職場の有志でBarレモンハートを探しに出かけることにしました。 リアル「Barレモンハート」でレモンハートを飲む会、です。 駅は覚えてるんですが、行ってみると看板が見当たらない。 二手に分かれて携帯片手に駅周辺を探しました。 なかなか見つからないのであきらめかけていると、 別班の方から「発見!」の連絡が入りました。 店内に入ってみると、とても落ち着いた雰囲気。 お客さんは常連さんらしき、オジサマたちが静かに飲んでいます。 マンガを髣髴とさせるものは何もありません。 なんだか場違い。 ミーハー客が騒ぐような余地はなさそう・・・。 と気後れしてしまったんですが、 勇気を出してレモンハートを注文しました。 すると、出されたグラスの下のコースターが、 マンガのキャラクター「マスター」でした。 ホッとしました。 聞けば、ここのオーナーは作者古谷三敏さんとのこと。 メガネさんはいなかったけど、ちょっとだけ登場人物の気分を味わいました。 正直言って、お酒の方の味は、強すぎてカーッときたことしか覚えていませんが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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