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テーマ:アニメあれこれ(26114)
カテゴリ:考察
鬼滅の刃 考察
⚪鬼滅の刃に登場する稀血についてですがこれは普通の人間よりも鬼にとって栄養価が高い人間のことを稀血と呼ぶようです 作中では稀血の人間は鬼にとって普通の人間の50人から100人分以上にも相当するらしく鬼にとってはまさにご馳走ですね わざわざたくさんの人間を襲って食べるより一人食べられればいいので簡単にパワーアップが可能ということです しかも稀血は普通の人間とは異なり鬼側から分かる匂いがあるらしく稀血の人間の数自体は希少ではあるものの近くにいれば匂いで探知することが出来ると分かっています ちなみにこの稀血ですが作中ではたった二人しか登場していません その二人というのが鬼滅の刃のアニメでも既に登場している響凱に捉えられていた清くんと風柱の不死川実弥の二人です ⚪初めに響凱に襲われていた清くんですがアニメでいうと響凱の鼓を使って何とか生き延びていた所を炭治郎と善逸に助けられた子供です 清くんには「正一くん」と「てる子ちゃん」という二人の弟妹がいてその長男にあたるのが清くんになります 正一くんは善逸が凄く強いと勘違いしていた男の子です この清くんは稀血であるが故に響凱から襲われてお家にお持ち帰りされます なんでその場で食べないのかというと人間をこれ以上食べることが難しい状態だったため安全な場所で食べたかったのでしょう その割に他の鬼たちもいましたが…^^; このように稀血は簡単にパワーアップが出来るので鬼同士で取り合いにも発展します 清くんの場合はたまたま炭治郎たちに助けられ別れ際に藤の花の香袋を鎹鴉から受け取っていました 稀血の匂いを隠すために持ち歩く必要があったようです 鬼殺隊の隊士以外が稀血だと相当生きていくのが難しそうですね また響凱は元々下弦の鬼だったので無惨様は鳴女と同じように無限城のようなアジトを作る目的で響凱にも活躍を期待していたのかもしれませんね! 響凱が無惨様に下弦をリストラするシーンはアニメでもありますがこれ以上人間を喰らえないからリストラされてました これはつまり通常の力では屋敷の空間を移動するレベルのものが人間を喰らうことが出来ればさらに大きな空間も操ることが出来るかもしれない それをアジトとして活躍出来ると無惨様は期待していたのかもしれません しかし鳴女のような強力な空間を操る女鬼が出てきたのでこれ以上パワーアップを望めない響凱はリストラとなったとも考えられます 作中で空間を操る鬼は響凱にしろ鳴女にしろ何故か楽器を使用しているんです 響凱は鼓(太鼓)、鳴女は琵琶を使用していますがこれは平安時代の貴族が宴会などで用いていたからかもしれませんね 下弦の鬼も平安時代に登場した名前ばかりでした また音というのは空間を反響させることも出来るのでそれが血鬼術のルーツになっているのかも知れません ⚪不死川実弥ですがこの人がまさかの稀血であることが黒死牟との戦闘の中で明らかになりました 不死川さんの場合は清くんとは違って鬼殺隊士なので自分の稀血を使って"鬼たちを誘い出すエサ"として活用していました 過去編でも明らかになっているように鬼殺隊に入る前から稀血で鬼を呼び寄せて無理やり日光で殺して回るというむちゃくちゃな事もしていました 鬼殺隊に入隊した後も稀血を使った戦法を使っていたようです さらに不死川さんの稀血は稀血の中でもさらにレアな稀血であることが判明していますね その効果は「鬼を酔わせる」ことが出来ます だからこそ戦術として使うのにも相性抜群なのです 自分の稀血を戦闘中に使っているから身体中が傷だらけなのでしょう また不死川さんの稀血は上弦の鬼の中でも最強の黒死牟にも有効でした あの黒死牟ですら鬼となってしまうと稀血の効果には逆らえないようです ⚪そんな稀血なのですが現実にも存在しています ⚪日本の血液型の割合はA型37%、O型32%、B型22%、AB型9%となっています ⚪面白いことに動物にも血液型があります 例えばゴリラは100%(全員)がB型だそうです 猫の血液型はA型が95%とほとんどを占めています アメリカンショートヘアなどは100%A型なんだそうです また植物にも血液型が存在しています 例えば「バラやスモモ」などはAB型が多く 「ツバキ・サザンカ・ダイコン・ゴボウ」などはO型が多いと言われています しかし中にはこれらに当てはまらない超レアな血液型が存在します ⚪稀な血液のことを稀血(まれけつ)として実際に登録されています 稀血の登録は希少さに合わせて2つのパターンがあります 「百人〜数千人に1人の稀血」と「数万人〜数百万人に1人の稀血」に分けられています 平成25年度末の日本全国の稀血の血液型登録者数は 「通常の稀血:9631人」いるとされており 更に「希少な稀血だと783人」と記録されています 日本の総人口1億2601万人いるその中で1万人程度しかいません 稀血を登録しているのは怪我や病気で輸血が必要になった時などの非常時に血液型が合わないと身体が適合しないため簡単に輸血を行う事が出来ないだそうです ⚪世界一稀な血液型 全世界に43名程度しかいないと言われている「黄金の血液」が存在します 約70億人の中で43名程度しかいません ⚪そもそも赤血球の膜表面にある抗原に A抗原があるとA型、B抗原があるとB型、AとBのどちらの抗原を持つAB型、どちらの抗原も持っていないO型とそれぞれ分けられていますなります 血液型にもA型、B型、O型などの「ABO式血液型」やRh因子で分裂する「Rh式血液型」などの血液型があります 元々AB型が少ない血液型ですし比較的に近年に発見された血液型だそうなのでAB型のRh−も珍しいです ⚪黄金の血液「Rh null」 ABO式の抗原はあってもRh抗原を持たない血液型があります それが「Rh null(アールエイチヌル)」と呼ばれ200万人に1人しかいません ⚪完全な黄金の血液は「O型のRh null」ということになります Rh nullという通りRhの抗原を持っていないので輸血患者に拒否反応が起きずどんな人にも輸血が出来るのです その輸血に応じてくれる人はブラジル、アメリカ、日本、中国、アイルランドに住んでいる合計、6名だけのようで稀血は「遺伝」するそうです ⚪特異体質な兄弟関係 ⚪不死川 玄弥は稀血の中の稀血である実弥さんの弟で玄弥は鬼の血肉を食べることで鬼の血の力を得て血鬼術まで使えるようになる特異体質の持ち主です ⚪竈門炭 治郎は太陽を克服した禰豆子の兄である炭治郎も縁壱が 縁壱「かすり傷だけでも死に至る」と感じた無惨様の攻撃を二度も直接受けています 柱レベルで「"かすり傷では即死しない"」と言われていますが炭治郎は柱ではないのに直接攻撃を受けています 本来であれば即死してもおかしくない状況で一命を取り留めているのは禰豆子同様に「"鬼の力にある程度の抗体が出来てある"」からだと思われます 実際に無惨様が日の呼吸に関わる人物を黒死牟と殺し回っていたように稀血や特異体質の人間を優先に殺していたようです ここまで現実にも稀血は存在するということは分かりましたし 作中で不死川さんが言っていた通り稀血の中にもさらにレアな稀血がある事も分かりましたね ただ不死川さんの血の特性について調べても実際の歴史上に登場する鬼が血に酔った というような文献や歴史・逸話は見つかりませんでした 現実の方で血に酔ったり飲みたくなるような好血病という病は見つかったのですが日本国内で発病したという記録は見つからず ヨーロッパやアメリカなどの海外で稀に見られるみたいでした なので鬼が稀血に酔うというのは鬼滅の刃のオリジナル設定なのかもしれません お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.09.12 19:55:14
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