|
テーマ:アニメあれこれ(26114)
カテゴリ:考察
名探偵コナン 若狭留美と北欧神話
※※最新巻にはない内容もありますのでネタバレにはご注意ください※※ 若狭留美先生は宮野エレーナと世良メアリーと姉妹関係にあるのではないかという考察です ⚪まず宮野エレーナ先生についてですが ・宮野明美と宮野志保の母親です ・研究所の火災で他界しています ・黒の組織では「ヘル・エンジェル=地獄に落ちた天使」と呼ばれていました ・哀ちゃん曰く宮野厚司と共に新一が飲んだ毒薬「APTX4869」を開発した人です ⚪次に世良メアリーについてですが ・赤井秀一、羽田秀吉、世良真純の母親です ・イギリスの秘密情報部MI6に所属しています ・数ヶ月前にロンドンでベルモットに毒薬を飲まされ幼児化しています ⚪そして宮野エレーナ先生と赤井メアリーの関係性は ベルモットがメアリーが毒薬を飲まされた時「どうかしら?自分の妹が作った毒薬でこの世を去る気分は…」というセリフです メアリーはその毒薬を飲まされた後に新一が飲まされた薬と同じように身体が縮んでいるので その薬を作った人物もエレーナ先生となりますね! このことから二人が姉妹であることは確定しています ただ薬を飲まされた後のメアリーは副作用から来るのか「謎の咳」をしています なのでもしかすると新一が飲まされた「APTX4869」とは若干成分が異なるのではないでしょうか? さらにアイラインが擦れた時に出来た線を見て哀ちゃんの顔がメアリーに似ているとコナンくんも発言していましたし やはりメアリーとエレーナ先生は姉妹で間違いないですね ⚪そして若狭留美先生についてです ・コナンくんや少年探偵団のクラスの副担任として赴任中です ・暗闇の中とはいえ安室透を気絶させるほどの強さを兼ね備えています ・何故か「APTX4869」の被験者リストを持っています ・RUMや烏丸などの黒の組織の重要人物が絡んでいる事件の被害者である羽田浩司と面識がありました そして哀ちゃんが歩美ちゃんが助かった事に対して泣いて喜ぶ若狭先生を見て 哀ちゃんは「言っとくけど私、好きだから若狭先生…だから悪く言わないでくれる?」と発したセリフから見て優しい若狭先生に自分の母親の面影を感じたのかも知れませんよね? 仮にそうだとするとエレーナ先生と若狭先生が姉妹関係にあってもおかしくありません (1):ヘル・エンジェル そもそもヘル・エンジェルとは何かをご紹介します ⚪ヘル・エンジェルとは宮野エレーナ先生の事で 宮野厚司の妻であり宮野明美さんと宮野志保(哀ちゃん)のお母さんでしたね 1.エンジェルの意味 このエンジェルが名探偵コナンの世界観ではどんな意味を持つのかを見ていきましょう! ⚪まずはベルモットの場合は 蘭ちゃんに対してエンジェルという言葉を使っています それはニューヨークの街で変装をしたベルモットが逃げていた時のこと 蘭ちゃんに「何してるの?!早く私の腕に掴まって!」と落ちそうになっているところを救われました 他にも哀ちゃんを庇う描写ではベルモットが蘭ちゃんに「Move it,Angel!!(そこをどいて エンジェルという意味)」と言っていました つまりエンジェルとは自分を犠牲にしてまで人の命を助ける優しい心の持ち主という意味ではないでしょうか? エレーナ先生の「ヘル・エンジェル」と 蘭ちゃんへの「エンジェル」にはなにか手がかりがありそうですね! そもそも蘭ちゃんとエレーナ先生に繋がりは無かったような気がした方もいるでしょう 今から整理していきましょう ⚪宮野明美さんは宮野志保(哀ちゃん)のお姉ちゃんで 10億円強奪事件の際にジンによって殺害されてしまいます その中で哀ちゃんや赤井秀一が宮野明美と蘭ちゃんを重ね合わせている描写がありましたね 哀ちゃんは「お姉ちゃん?」と宮野明美を重ねていましたし 赤井秀一さんは「思い出していたんだ…あのバカな女のことをな」とそれぞれ語っていました つまり蘭ちゃんと宮野明美は性格や雰囲気が似ているという事です ⚪次に名探偵コナンの世界観における遺伝についてですが 工藤優作は工藤新一は月と星と太陽の秘密では二人とも暗号を見た瞬間にワクワクとした顔をしていましたよね 赤井務武は赤井秀一はさざ波の魔法使いでは秀一さんの発言に対してメアリーが「やっぱり貴方はお父さんの息子だわ」と務武さんに似ていると言っていましたね つまりコナン界では親から子へ 性格や雰囲気が似ているということになります なので宮野明美さんとエレーナ先生も性格や雰囲気が似ているという事になります 蘭ちゃんと宮野明美は似ているということは エレーナ先生と宮野明美ももちろん親子なので似ています 蘭ちゃんとエレーナ先生も性格や雰囲気が似ているという訳です ⚪ヘル・エンジェルという言葉はベルモットが名付けたものですし そしてベルモットはエンジェルという名前も蘭ちゃんに付けています ヘル・エンジェルのエンジェルは「"優しい心の持ち主"」という事を指していると考えました 2.ヘルの意味 このヘル・エンジェルについて灰原哀ちゃんは「地獄に落ちた天使…」と呼ばれていた言っていましたね ⚪ヘルとは北欧神話の中で唯一「"死者を生者"」に戻すことが出来る女神とされています いきなり北欧神話の話をしたので違和感を持つ方もいるかもしれませんが 実は名探偵コナンと北欧神話はかなり関係があるんです ⚪例えばオーディンでいえば 北欧神話の主神にして戦争と死の神様です そのオーディンの描かれ方には ・老人の姿で描かれていることが多いです ・戦争では屈強な戦士として登場したりつばの広い帽子を目深に被ったり様々な姿で登場します ・そして何よりオーディンには片目がありません 上記の事から特に"目がない"という言葉には心当たりがありませんか? そうです"RUM"ですよね このことから名探偵コナンと北欧神話には密接な関係があるという事です ⚪さらにベルモットが板倉に言った言葉に 「我々は神でもあり悪魔でもある。何故なら時の流れに逆らって死者を甦らせようとしているのだから…」という描写があります つまりヘル・エンジェルは「"死者を甦らせる事が出来る心の優しい女神"」という意味になるのではないかと個人的には考察しています (3):北欧神話のヘルは三兄妹? 実は北欧神話のヘルは三兄妹とされています ⚪一番最初に生まれたのがフェンリルと呼ばれる狼の姿をした巨大な怪物です その特徴として神々に恐れられるほどの怪力を持っています ⚪次に生まれたのがヨルムンガンドと呼ばれる毒蛇の姿をした怪物です オーディンと呼ばれる北欧神話の主神の判断によって冷たい海に捨てられてしまいますが そのまま死んでしまうだろうと期待していた結果に反して生き続けたと言われています ⚪そして最後に生まれたのがヘルです つまり若狭留美はエレーナ先生とも姉妹関係にあるのではないでしょうか? そうなれば若狭留美とメアリーも姉妹関係になるのは必然的ですよね! では若狭留美、世良メアリー、宮野エレーナをそれぞれに当てはめてみましょう ⚪フェンリルは神々に恐れられるほどの怪力を持っています ⚪ヨルムンガンドはオーディンに冷たい海に捨てられるが死ぬと思われていた期待とは裏腹に生き延びていました ・ここからフェンリルは安室さんを気絶させるほどの力を持つので若狭留美先生が当てはまります ・ヨルムンガンドはRUMの命令によって毒薬をベルモットに飲まされた後にメアリーが橋から川に落ちて幼児化し そして今でも生き続けていることを表していますのでメアリーに当てはまります 実際に目の前にいたのはベルモットですが仮に殺せと命じたのがRUMだった場合 RUMの計らいによって川に落ちたと言ってもおかしくありません まとめると ・若狭留美(フェンリル)は長女 ・赤井メアリー(ヨルムンガンド)は次女 ・宮野エレーナ(ヘル)三女 となるのでわ三姉妹になりますよね しかしここで浮かんでくるのは「年齢の問題」でしょうか? 若狭先生が初登場したシーンからすると小林先生より歳上でしたので年齢は37歳前後でしょう もしメアリーが次女であるならばこの年齢よりも下でないと不自然なのですが メアリーの年齢は単行本の98巻の17年前の姿に36歳と出ているので現在は足して53歳です 次女であるならば若狭留美と圧倒的な年齢の食い違いが起こっています ここでこの問題を解決してくれるヒントがありました それは「若狭留美」という名前です 「若さ、留める、美しさ」とそれぞれ読めますよね? つまり若狭先生もベルモットと同様に若返って不老不死になっているのではないでしょうか? また青山先生の質問コーナーで先述のような質問の返答として「あんた、すごいなぁ(笑)」と言っています なので若狭先生はベルモットと同じように若返っていて本当は37歳よりももっと歳上である可能性が高いと考察しています ただしコナン界では年齢のサバ読みしてるキャラもいますから普通にしてても不思議では無いです^^; またフェンリルの最期は意外と呆気ないもので オーディンを殺そうとしたら逆にオーディンの息子に殺されてしまう(返り討ちにあってしまう)というものです 私としては若狭先生好きなので死んで欲しくもないし殺されて欲しくもないです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.10.02 17:48:24
[考察] カテゴリの最新記事
|