場末の映画番長

[「恋まち物語」愛媛県西条市映画製作] カテゴリの記事

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• 終わった、そして始まったんだ

  ２００５．７．３１今日のことは、ずっと忘れない。言葉にすること自体がアホらしく感じられるくらい、感動だけがあった。興奮した。笑った、たくさんの人たちと握手した。ずっと今日笑えればいいのだ、と思い続けてきた。握手は、ガキッ、ガシガシッと音がした。そして、夜またはじける･･。スパークキングダム恋まちナイト。

  2005年07月31日

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• 雨男返上！？

  僕を雨男、いや嵐を呼ぶ漢と思い込んでいる方々･･･。もはやそれは古いのだ。今や、愛媛県西条市では、僕は究極の晴れ男と化しているのだ。２８日に西条へ着いてから、監督が来れば晴れますよね？と市役所のタカちゃんにも言われた。グフグフ･･･。東京でも福島でも松山でも嵐、荒らしと呼ばれた。ＦＡＸを送っただけで雨や台風や雪が降ると言われ続けたこの三年。今日僕は西条フェスティバル初日に啓子Ｐと自転車でフラフラと会場へ駆けつけている。フフフ、どうですか！で、でも人が非常に少ない。なんだかやばい気がする。はたして明日映画に人がくるのだろうか。お酒すら売っていないこのお祭り･･･、川嶋あいのコンサートですら、やばいほど盛り下がっていた。でも、もはや今は何もかも不可能はないのだ。恋プロもみんなが日夜動いた結果のみが、明日をつくる。前向きな気持ちを持つ為に、人の顔は前についているのだ。

  2005年07月30日

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• 感想は、まだないのだ。

  ２８日試写会があった。みんなこの日を待っていたと思う。最初は明確に分かっていた今日と３１日。だんだん頭ではわかっているけど、いつかくる日としか思っていなかったと思う。僕は、そうだ。試写がはじまった。どうしても・・・とわがままを言ってドキュメンタリーも流してもらった。そして応援メッセージ・・・本編６３分。うっかり安易な質問をみんなに投げかけている僕がいた。映画どうだった？こたえられるわけがなかった。みんなみんなそうだった。想いがあふれた日。

  2005年07月29日

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• なおすんだ

  編集しているときの感覚とはすごく不思議なもんだ。だんだん感性が研ぎ澄まされてくる。部分のチェックから、全体の流れへ、トーンへ。リズムとバランス、勝負の肝。自分に問いかける、人に感想を聞きながらやる部分もある。でも、スクリーンでみるとやはり違う。あくまで映画は、スクリーンの映画サイズで創られている。自分であーだこーだ言いながらやってきてはいたが、いつのまにか、モニターやビュアーのみでせこせこやっていては、わからない部分があった昨日の試写。さらには、今泉さんからの何点かのコメント・・・。うげげ、さすがだな、さすが今泉さん。監督と撮影は夫婦だというが、ほんとにそうやれていたかな。今泉さんに対する信頼感は、瞬間瞬間ばっちりでした。キャリアとか腕の問題だけじゃあない。この作品を生み出す親同士の感性のやりとりだ。さあて、直そう。初号の完成まじかだ。

  2005年07月23日

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• 東京試写

  東京スタッフ及びキャストの試写。ちょっとかわった場所での試写だったけれど、すごく気持ちよく出来てよかった。今回の映画は、ラッシュ上映の場もなかったから、スタッフはみんなラッシュのように見ていたようだ。終わってから、絵美が確保してきた、なんちゃって中華の店を半ば貸しきって飲んだ、食べた。ヨーロッパ映画のようだと、峰岸さんと小林さんがいってくれた。これで、青春映画を連続三本、つくっちゃったな♪はじめて自分でそう思えた。

  2005年07月22日

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• リテイク

  恋まちの音楽はリテイクに・・・。いや正確には、ＯＫテイク以外の洗い出し。なんかうまく電話で、越智さんに話せなかった。明確に考えてたわけじゃないんだけど、言葉にならなかったけれど、自分の気持ちも明確ではなかった。でも、電話口では越智さんは、もう一度やりますといっていた。声がうまくでなかった。映像も何箇所も直した。色がうまく、タイミングと映像の流れに僕が一番のれていなかった。

  2005年07月20日

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• 音楽打ち合わせ

  今回の映画制作は、非常にタイトなスケジュールで、企画から撮影から仕上げまでが一気に行われる。普通では考えられないことだが、誰もが何かに導かれるように、ことはどんどんすすんでいく。今回の映画制作に、音楽をつくる時間、それを打ち合わせる時間は、ほぼ･･･ないといっていい。でも、一番最初の説明会から熱い女性がいた。越智明子さん。何かじわっと熱いものは感じてはいたが、安易に、一緒に映画を、音楽をやりましょう、とは言えなかった。期待されても、それに応えるだけの労力と時間がさける自信がなかった。でも、できないと決めることは結局は自分たちなのだ。そう思ったときから、越智さんに音楽やってもらおうかな、全部は無理でも、一曲でもいいやと思い、シナリオにその名前をクレジットさせてもらった。今回音楽に４名の名前が連なることになるが、越智さんの曲だけは、この映画用のオリジナルの曲で勝負。一緒にどこまでやれるかはわからないが、やってみよう、そう思った。打ち合わせ・・・とは言っても、最初で最後のじっくりと話せる時間。音響の中村さんも来てくれた。仮編集した映像にあわせて話をする･･･。結局は、具体的なことよりも、気持ちの面や想いの面をじっくりゆっくり話すことになった。それでいいんだと思う。ココロが繋がれば、必然と音はなるのだから・・・。そうして、翌日収録をすることに、急遽決定。編集のひことは、まだ音楽に関してもまだつめていない。しのぎをけずる・・・だんだん欲が出てくる。僕のクリエイター魂が、まだまだ、まだまだといっている。そんな予感がした。

  2005年07月17日

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• ほんとにほんとにクランク・アップ

  東京での追加ロケは、表参道のおしゃれな美容室で行った。仕上げ作業を進める中、撮影準備もバタバタとなんとかこなせた。現場では、久しぶりにみんながそろい、なんだか同窓会みたいな感じがした。あす香ちゃんも、久々に晴子になれることを喜んで、楽しんで撮影にのぞんでくれてたと思う。本日の撮影は、１シーン１カット。応援できてくださった、撮影の奥田さんが頑張ってくれた。奥田さんは、今泉さんのチーフを以前していた方で今は１本でやっていらっしゃる。すぐにアフリカへ一ヶ月ほど旅立ってしまうらしい。ありがとうございます。眞鍋かをりさんは、ご実家が西条とのことですが、映画での設定は、眞鍋さんが東京の人、晴子演じるあす香ちゃんが、西条弁を話すという逆転現象が妙な感じでおもしろかったです。巨匠と呼ばれる映画監督は、一日に１カット程度しか撮らないことがよくあると聞きます。そんな体験を（ちょっと違うけど）駆け出し映画監督の林も味わえたかな。撮影後、うちの脚本の美穂がガラス窓に激突したり、エミが、かき氷を路上でこぼして、アクシデントもあったけど、無事に終了しましたこれでほんとにほんとのクランクアップ！よし！これで最終仕上げだ、と思いつつ最終便で西条へ！

  2005年07月16日

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• 仕上げだ！仕上げ！

  映画「恋まち物語」の撮影が終わってから編集のひこひこが必死に作業してくれている。映像の編集だけではない、音の編集、VFX、タイトルなどなど。通常の仕上げスケジュールではちと考えられない。でも、ひこひことの仕事は楽しい。きちんと闘える。一緒にものづくりをする喜びがここにある。いつまでも僕の仕事は終わらない～～のだ。１８日に西条へ入るまでに、一通り編集にもめどをつける！

  2005年07月15日

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• まだ書けない・・・

  愛媛県西条市での短編映画製作が始まった。説明会、ロケハンバスツアー、脚本塾、監督塾、小学校訪問（映画の授業）、応援メッセージ・・・。たくさんのホットな想いと、優しげなまち、愛すべき人たちのこと。まだかけそうにない。記録や思い出を書くと、キリがない。あふれる想い。ごめんね。でもいつか書くから･･･。

  2005年05月11日

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