らくだ銀座新聞 発刊
らくだ銀座を始めて以来、初めて全国に活動記録と宣伝を出す。来週からどんどん発送になるこの「らくだ銀座新聞」は、僕らの全国巡回上映、そしてたくさんの人へこの映画をお届けしたいという思いを込めたものだ。送り先があまりに膨大なので、1000部ずつ贈ります。全国の商店街だけでも18000以上あるのです!読んだあとも飾っておけるものに仕上げました!さて、今夜は僕の友人である南海子と久しぶりに飲みにいく約束をしていたけど、彼女が風邪でダウンして来週に延期になった。僕が助監督として、和田誠さんの元で働いていた頃に、ナミコは美術助手として同じ現場にいた。今では技師としても仕事をこなす彼女は、あの和田さんにも気に入られるほどのセンスを持っていた。毎日一緒に闘ったなぁという思い出がある。あの現場は、今では幻だったような気さえする。連日深夜の仕事で、毎日雨降らし、路面濡らし、穴掘りやらでほんとに過酷だった。そしてスタッフも日本映画界屈指のラインナップだった。撮影は、今は亡き、天才篠田昇さん、照明は、既にご自身が映画にもなられている熊谷さん、録音も、大御所、橋本さん、美術も衣装もほんとにすごい顔ぶれで、今思うとなんて贅沢だったんだろうと思うほどだ。ナミコは東京国際RiFF上映のときにも来てくれて涙を流して「林君、おめでとう!」と何度も握手してくれた。何度も何度も飲みの約束をしてきたが、未だ実現せず。来週こそ、飲みたいなと思う。そして一緒に仕事をしようとかた~く約束しているのでした。たくさんの思いを込めて、届け「らくだ銀座新聞」!