場末の映画番長

[行ってきたよ、こんなとこ♪] カテゴリの記事

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• 日本一の朝プロジェクト始動！

  「ただいま～！」 今ではそんな感じで、毎週八ヶ岳南麓地域へ行っている。 ２週間一度ペースが、いつのまにか週１ペース。 たったいま、帰京したばかりなのだが、 来週はまた２回行く予定になっている。 下手をすれば、FireWorksの事務所に行く回数より 増えてしまうのではないか？（笑） 楽しいから、思い切りやっている。 熱い思いの仲間がどんどん繋がっていく中で、 真剣に遊びたい。それが仕事になっていく。 誰になんと言われようが僕はそれでいいと思うし、 それしかたぶん、できない。 今日は朝５時半から朝プロのプレイベントを行った。 早朝、そしｇて雨にも関わらず、３０数名の参加。 行政からは、市長をはじめ数名、 山梨中央銀行、ＪＴＢ関東のメンバー、 アルソア化粧品内ライフサポートの幹部の方、 地元の朝プロメンバー、ＮＡＰのメンバー、 そしてプレスの方。 とにかく気持ちよくスタートを切れた。 「楽しい、気持ちよい、夢がある、うまい！」 広がっていく仲間とのその充実感が、 このプログラムを生み出し、走り出させているのだと思う。 いよいよ今月１０日からプログラム正式スタート！ まずは公式ＨＰを見てね！ みんなで遊びにいきましょう！誘うからねっ！ http://www.asa-pro.net/

  2006年09月01日

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• らーめん道　～埼玉県編～

  趣味の話題･･･。埼玉県にあるらーめん屋で、超有名店はないかもしれない。最近では、かなり充実してきたようには思うが、僕はそういうはやりの店よりも、「実はうまい店」というのが埼玉県には多いような気がする。今回行ってきたのは、久喜市にある「らーめん１８番」。（図書館前）ここは、ささやかにいつも繁盛していてプチ行列もできるお店。僕は定番の１８番ラーメンだ。（なんと付け合せに、「がり」が出てくるのがポイントね）胡椒が利きすぎているのが、たまにキズだが、なかなかほかにはない味なのだ。インパクトも抜群にある。近所の白岡では「もちもちの木」という店が大繁盛してらーめん本などでも話題になっているが、僕は全然うまいとは思わない。何が１８番なのかは全くもって謎だが、置いてあるスポーツ新聞や漫画本片手に、野球などのスポーツ中継をみながら食べる、古き正しきラーメン屋である。僕はこっそり競馬の朝日杯、ショウナンタキオン情報を見やる。餃子もかなりたっぷり野菜が入って人気の一品。時間によっては、待つことになり、なかなか人気店じゃんかよ！とつっこみたくなるのだが、実は、親父の調理のスピードが遅い･･･というのを僕は知っている･･･。ときどき寄りたくなるお店、１８番。変わらないでいて欲しいものだ。らーめんってほんとにいいですよね～！

  2005年12月07日

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• 映画監督って何だ！撮影現場より　その３

  本木監督、鈴木監督、そして林海象監督、この３人で同じシナリオを同じキャストで撮影した。３者３様で、いかに監督によって作品が左右されるかということを描く場面なのだ。総合監督は、伊藤俊也監督。何しろ多くの監督が出演からスタッフまでこなすこの映画の現場だが、僕の人間として尊敬する大島渚監督も出演される。大島監督の抜群に頭のきれるお話と、どんな人が相手でも真剣に、そして物腰柔らかくお話される器の大きなところがシビレマス。また会いたい、逢いたい･･･のですが･･･。この作品の現場の模様を、林海象さんと原田芳雄さん、佐野さんのインタビュー中心に日本テレビ系で放送された「先端系」の番組でも放送されました。画像で、タバコをかっちょよく吸いながら陣頭指揮をとる林海象監督と、右端が僕です。１２月１０日、川崎で、ダブル林監督ということで対談しますよ。ラブファンタジー映画「おおうそ月のかかし」も上映します。詳細は、FireWorks及びらくだ銀座のＨＰをご覧下さい。お待ちしております。

  2005年12月06日

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• 映画監督って何だ！　撮影現場より　その２

  大御所、鈴木清順監督の登場で現場は更にヒートアップ！車椅子にのられてはいるものの、演出力と創造力にはしびれました！ほかの人では考えられないような場面が出来上がったと思います。僕は、清順監督の側でいろいろとお世話させて頂きました。興奮してくると、立ち上がって酸素ボンベのコックを開いて熱弁されていました。

  2005年12月01日

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• 映画監督って何だ！　撮影現場より　その１

  先日、現場応援で行ってきました！一番手は、「釣りバカ日誌」シリーズでお馴染みの本木克英監督です。ＴＶで「天切り松闇がたり」も制作されていますね。羨ましい！天切り松は僕も１話くらいやりたいです。小気味良い演出、てきぱきとこなされて、終了後さわやかに京都の現場へ戻っていかれました！監督協会の作品なので、現場には監督がやはり多数、２０名位はいたのでは？写真は左が佐野史郎さん、右が本木監督。

  2005年11月30日

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• すごいぞ！恵那！

  岐阜県恵那市には名古屋から電車で１時間位だった。会合の場所には、７人の侍のごとくまちづくりに命をかける人たちが集っていたのだ。「日経地域情報化大賞　日経ＭＪ賞おめでとうございます！」一同に声をかけられて唖然とした。そして「まあ、今日は飲みながら・・・」と言いながら、一枚の紙が僕の前に。「市民参加型の映画づくり　趣意書」懇談会　１０日　１８時半～意見交換会　１１日　９時～　終了後市内名所まわりとあった。僕は一気にのどが渇いてビールをぐぶぐびと飲んだ。話しの概要が終わると、それぞれが、個別に今後の対策や課題を話し始めていた。市役所のお二人がアポなしで事務所に駆け込んできたことから始まり、今や目の前で、どんどんと夢の話が繰り広げられていた。話しの焦点は、どうすればより効果的に楽しく出来るのかという一点に絞られ、ネガティブな話し合いはひとつもなかった。みんながそれぞれの持ち味を生かして、どうそれに徹して引っ張っていくのか･･･。僕は当然のごとく酔っ払いになっていった。翌日、意見交換会の後に、昨日のメンバーがほとんど市内名所まわりに参加してくれた。急遽予定をいれてもらったというのに、これほどまでに手厚い歓迎をうけてしまってびっくり。さらには、岐阜県にも恵那市にも僕は初めてきて恵那峡すら知らないことを恥ずかしく思った。恵那大井宿、岩村、明智、それぞれのまちが、すでに映画だった。うっかりすれば、すぐに時代劇の発想が出てきてしまう。しかも困ったことに、それぞれのまちどこをとってもそこだけで映画になってしまうので、時代劇といってもいろんな時代の映画が創れてしまうことだった。観光地化しすぎていないところが、僕は妙に落ち着いた。最後の電車の見送りまで全員でしてもらい、困ったほどだった。すでに動いていた。動くのだ。そして今日は名古屋へとトコトコと向かう。当然、宿はまだ決めていない。

  2005年11月11日

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• 日々ディープな旅ガラス

  倉吉を出た後、一路大阪へ。大阪へは何度も何度もきているが、いつもお友達に案内しているので、一向にひとりで歩けない。今回は、いつもと違う大阪を味わいに来た。おしゃれなホテルでおしゃれなお店でコーヒーを飲んで、ちょっとばかり裏道の飲み屋で佇む･･･という旅じゃない。とあるディープなまちの、ディープなホテルにとまり、ディープなフロントの親父を仲良くなった。飯を食らいに行けば、串揚げ屋ばかりしかなかった。なんだかんだと言いながら一人で飲み屋で食事を取ることに慣れていない林は、周りの親父たちを横目にフムフムといった感じで学習しながら飲んではみた・・・。でも、結果は１時間も持たずに、ホテルで、普段は見ないＴＶなぞを見てるフリをして過ごした。そして、明け７日。山江村で知り合った久保さんや東郷さんらと会った。久保さんは、ニューシネマＰの日本版アルフレードといった感じの人で、お年は僕の倍以上だが、とても気の合う人だった。東郷さんとは、山江ではほとんどお話しできなかったが、じっくり飲んで話せば、これはびっくりな親方様でおもろかった。久保さんの故郷である三国の町は、いわゆる下町であった。ここの商店街の裏の公園で、星空上映会をやろうと誓い合った。東郷さんをはじめとする「葦」のＮＰＯのメンバーもみんな元気な、まっすぐな奴らだった。僕らは、延々とジャズバーで飲んだくれ、歌を歌い、吹けないクラリネットを吹いて過ごした。しまいには、全く話しの通じないロシア人の子達とも飲むはめになった。人生をみんな語った。そんな夜があってもいいな、と思った。思ったけれど、やっぱり朝５時すぎまで飲んじゃあいけないやと思ったネ。そしてそして、僕のディープなホテルへ行く道すがら、朝早くにも関わらず、究極なディープな人たちがうごめいていた。飲みすぎて久しぶりに気持ちが悪かったけれど、なんだかすげえまちだなと思った。朝か･･･寝なくちゃあな～、負けらんねえやと思った。てやんでえ、べらぼうめ・・・と小さく言ってみた。

  2005年11月07日

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• 自分に出来ることとは？

  昨日はほんとに長い一日だった。そう感じた。米子から倉吉へきて、あるまちづくりフォーラムへ参加した。そこで僕は飛び入りで、「西条市での恋まち物語」の取組みの発表をさせてもらった。１日を通じて、とにかく倉吉の方々は語る語る語る･･･すごいパワーの渦巻くまちだなと思った。どこまでいっても、地の果てまでも、立場が違っても、たとえ同じことを議論しあっていても、果てることもなく･･････。こういう人たちがいるまちは、現状いろいろと問題があったり、具体的に進まないことがあったとしても　幸せだろうな、と感じた。僕も通常ならば、すぐにムキになってしまったりして止め処なく乱入してしまったりもするのだが、少しばかり、たじろいてしまったものだ。倉吉中の全ての宿がふさがってしまっていて昨日は、福井さんのご実家へ泊まらせていただいたのだが、興奮が冷めず、なかなか眠れなかった。･･････････････････････････････食べきれないほどの朝食を食べた後、今日は、市内及び周辺地域を福井さんに案内してもらった。書き忘れたが、福井さんは、新市ブランド化プロデューサーなのである。途中、ミスうつぶき天女の森さんとも再会（松戸まつり以来）を果たし、FireWorksのふくちゃんの実家の回りを徘徊し、白壁土蔵群の周辺をゆっくりとまわった。随分と倉吉にどっぷりと浸かりきってしまったものだ･･･、ちゃんと働いてご恩を果たさねばならないな･･･、さて、果たして自分に何が出来るかなと思いあぐんでいたところから上映会を初めとする「何か」をしましょうよとご提案を頂いた。よし、そうだな。やらねばなるまい。一泊一汁のご恩なのだ。「ん？米子よりも先に？？」「いいじゃないですか！やりましょう！（米子には秘密ですか？笑）」ということで、米子の方々へは秘密の日記になってしまったのである。でもまあ、同じ鳥取県とはいえ、かなり人の種類が違うような気がするので同じことをやろうと僕が思ってもたぶん出来ないだろうけど・・・。（写真はたくさんあるので後日アップします！）

  2005年11月06日

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• GO TO 鳥取　ＢＹキャメル号　ＷＩＴＨ　シルバーフォックス

  昨夜深夜バスで鳥取は米子へ向かう。その名もキャメル号！まさに鳥取は「らくだ銀座」の聖地といってもいいはずだ。かつてくりりんが脚本を書くにあたって鳥取砂丘に行って来るよ！と明るい顔で言ってたのを思い出した。僕は、ただただ「なるほどな～」と単純に感心してた。結局、事情があって行けなかった訳だけれど、そのスピリッツはちゃんと今にツナガッテイルのだと思う。深夜バスにはもう慣れたし、飛行機嫌いな僕にはもってこいの快適空間ともいえる。更には、初めて行く場所であるし出来る限り陸路で、しっかりとその距離感を味わっていくことが大切なことなんだなとつくづく感じる。僕は決してスローライフ提唱者ではないが、効率性や利便性重視な現実の生活において、やはり何かが違うのかもなと考える。移動時間が短縮されても、決して時間がのびたり縮んだりする訳ではないのだ。２～３時間短縮されれば、その分１本映画が観れるのかも･･･、と勘違いすることがある。でも、そこで僕は結局映画を観ることはしない。なぜだろうな、生きていくことにおいて、＋とかーとかそういう計算式はあまり意味をなさないのかもしれない。むかし、何かの本にもそんなことが書いてあったような気がする。とかなんとか思いながらバスにゆられて走る。昔のことなど忘れよう･･･と思った。水木しげるの画が書いてない２号車の乗客は僕を含め５名。明かりも２４時まで着けていてくれたので、僕とその前にすわっている切れ長の目の綺麗な女性は、ゆっくりと読書の時間を楽しむことが出来た。途中、ずっと気配を感じていた。前を向いてはいるけれど、ずっとこちらを気にしているその女性。シルバーフォックスと僕は勝手に命名したが、どうも様子がおかしかった。そう感じたのだ。でも、途中の休憩地で降りるときも何も起こらず、再びバスが明かりを消して走り出したその頃、シルバーフォックスはおもむろに僕の方へ振り向いて言った。Ｓ・ＦＯＸ「あの･･･あなたは今仕事をしていますか？」僕「！？･･････」僕は振り向いたことにも驚いたし、彼女の言った言葉の意味がよく分からなかった。でも、とっさに「はい・・・しています」と言ってしまった。彼女の言ったことを僕は反芻して考えた、（今？今この瞬間は仕事はしてないな、？？まあいいか。）Ｓ・ＦＯＸ「ずっと気になっているのだけれど、どんな仕事ですか？」僕「え・・・映画の仕事ですけど･･･」Ｓ・ＦＯＸ「あっ、そうですか」そうあっさりと言うと、なんだか残念そうに前へ向き直ってしまった。僕はびっくりしながらも、何かひどく悪いことをしてしまったような気がしたが、すぐに彼女に、それが一体なんなのでしょう？と聞き返すタイミングを逸してしまった。･･･ううむ、どうもしっくりこないし、落ち着かなくなっていた。でも、周りは静かに眠りに入っているし、肩をすぼめて申し訳なさそうに懸命に眠ろうとしているのが感じとれた。携帯を開いては文字を打っては、落胆しているようにパチャっとそれを閉じた。どうも困ったことになったぞ、これこそ、狐につままれる状態なのかもしれないなと思ったら気持ちが楽になり、いつのまにかフワフワした眠りの中に落ちていった。早朝、我等が「らくだ号」は米子に予定より早く到着。運転手のアナウンスで僕は目が覚めた。外は、からっと晴れていて、朝焼けがきれいですがすがしかった。いよいよバスを降りて、乗客はみな離散する。彼女に話しかけるときだった。

  2005年11月04日

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• 続　西条まつり

  昼なのか夜なのか、わからなかった。なんなんだろうこの熱気、どこからともなくあふれ出してくる人人人、とくに若い人々。人々は道路でもどこでもかしこでも、歌い、踊り、泥酔し、泣き笑い、眠り、食べて、８０基以上のだんじりが動く。うごめくといったほうがいいかもしれない。家なんてなかった。まち全体が家となり、人々全体が家族になる。そして、うわさにきく「みこし」の登場！最初なんなのかわからなかった。なんなんだ、あの物体は･･･。ナウシカのオームを彷彿とさせるみこしが疾走して、人々へ突進してくるのだった。百聞は一見に如かず、という言葉を実感した。何十万人いるのだろうか。外国人も多くみかけた、まつりのために帰省している人も多い。そんな中で、恋まちのスタッフとの多くの再会があった。携帯で連絡をとりあってもなかなかあえない状況で、どんどん仲間と再会した。握手した、抱き合った。なかなか「しろうと」は、まつりに入り込めないので、その分くやしさと疲労は増したが、安堵もあったね。そして、ぼくはようやく西条まつりにきた目的第二弾へとりかかることになる。

  2005年10月16日

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• 西条まつり・・・はじまる！

  西条まつり･･･。今年初めて西条へ行ってから、ずうっといわれ続けたこと。「監督！西条まつりには絶対来てください！」多くの写真や人の話を聞きまくった。ふうん、なんだかすごそうだな。よしいこう！僕はお祭り好きだった。そして、実際の生西条まつりを見た、参加した。想像をはるかにこえる、人の生きる原点がそこにあった。パワーと歓喜と幻想があふれていた。はっきりいって僕はのまれた。親愛なる小林夫妻や、シーライブの鈴木社長（鈴木家）などに導かれてやっと前にヨチヨチと歩けるくらいだった。眠らないまつり、躍動するまち。そしてまたいろんな人にいわれた。「監督！西条まつりの映画をつくってください！」まつりの映画？いまいちピンとこなかったけれど、なんでみんながそういうのかが分かった気がした。なんだか僕はまた眠れなそうだ。

  2005年10月15日

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• 師匠～～～～！！きてますきてます！

  スプーンが曲がった！握手した。手がつるりとしていて器用そうな手だった。Ｍｒ．マリック氏。僕の尊敬する人物のひとりだ。正真正銘のエンターテイナー、超魔術。今日はあくまでショーだったので、思っていたような魔術は見れなかったけれど、同じ時間に同じ空間で、「人に魅せる」という現場を間近で見れたのは本当に嬉しかった。よく、マジックをみて感動しない人がいる。すぐにタネを見破ろうとすうばかりで楽しめない人がいる。そういう人は本当に悲しい寂しい人種なんだと思う。無理してタネを知って、「ふーんなあんだ」とつまらない顔さえする。それは、すなわちマジックだけでなく、何に対してもそういう態度で視線でものごとに関わっていくのだろうと思う。僕は出来ればそういう人種の人たちとは関わりたくないと思っている。嫌いだなと思っている。小学校低学年の頃から僕は、学芸会やお楽しみ会、お別れ会では手品を披露してきた。衣装はお決まりのスーツ。七五三とかで着たスーツだった。当時日本一だといわれるマジシャンの人によく会っていてかっちょいいなと思っていた、憧れていたからだ。ドキドキしていた。マリックさんの存在を知って魅せられて早２０年位になるだろうか。ブラウン管に張り付くように僕は見続けた。彼女とかにも、半分呆れられながら真剣に見てきた。今でも何も変わらない。夢見心地な瞬間。そういうのをしっかりと手に掴んで心で感じていたい。

  2005年08月29日

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• 急遽･･･尊敬するお方の下へ

  なーんかね、たまには仕事も放り投げて（たまにかな？）突然思いついたように、突発的な行動もとってみるのもいい。いざ鎌倉へ。ご主人の下へいつでも駆けつけるのはやはり鎌倉だ。でも、あいにく僕にはご主人様がいないので、尊敬するあのお方の下へ駆けつけてみた。場所は鎌倉プリンスホテル。でも、まだ時間はあるので、鎌倉のまちを歩いてみることにした。江ノ電でぶらり･･･。鎌倉のまちは、子供の頃以来だったので、とても新鮮だった。どこかリゾート地の似た雰囲気は感じたけれど、軽井沢や那須のようにつくりあげられたものではなく、ここはもともとそういうモノをもっている場所なのだ。海あり神社仏閣あり、古い町並みあり、人もどこかあくせくした感じがないのがいい。と･･･目の前にソーセージがド～ン！地ビールが、コキーン！よし！ビールとソーセージで風にふかれてみよう。そんなお気楽、そのまんまじゃん状態でテラスで一杯、いや二杯！するとガビガビーンとアイデアがわいてきた。うちの事務所で、渋谷で、西条で･･･あれがこうなってそれをこうして･･･、よし啓子Ｐに相談だ！ということで、あのお方に会う時間がせまり、江ノ電でカタンコトン。続く

  2005年08月28日

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• とんかつ

  かつやというお店の「ミルフィーユとんかつ」というのにチャレンジをした。以前、うちのスタッフのよっしーが恵比寿にものすごくうまい何十層にもなっているとんかつがあると聞いていていきたいなと思っていたのを思い出したからだ。食べてみての感想は、「うう～ん、まあまあね。」という感じだった。キャッチーだから、それだけで人は入るかもしれない。けれど、僕はなんか手抜きをしている感じが嫌だった。今度はほんものを食べに行こうと思った。

  2005年08月25日

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• イモ炊き会場で相撲をとってはいけません

  朝から西条市役所で会議。今後の上映展開の話し合いをした。夜、西条市で有名なイモ炊きに呼ばれた。イモ炊きとは何ぞ？そう思ったらＴＶでいも炊き会場がＮＨＫで放送されていた。どうやらすごくうまいらしい、汁が決めて？？ふうん、これか～。そしてそして、河原にある会場へ到着。多少雨がぱらついたがなんとかなりそうだ。思わず、うれしくなって踊りたくなった。うっかり口から「よし、相撲でもとろう！」と啓子Ｐと相撲をとる･･･。（実は市役所の方々は、遠くで手をふってくれていたらしいが、　気付かずに、相撲をとっているのをみて、だめだこりゃと思い、　迎えに来てくれたらしい）先ほどＴＶでみていたＮＨＫでも生中継される。なんちゃって乾杯をやる･･･、すぐにＴＶを見た方から電話が入る。どうも何かにつけてＴＶ中継がセットな西条市です。まあ結論からいえば、毎週でもイモ炊きはやれたらいいのになということそして、イモ炊き会場では、相撲をとってはいけませんということですな（笑）。

  2005年08月18日

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• 花火のごとく

  今日はとにかく人と会っては話し、会っては話し倒した。松山では、テレビ愛媛、ＡＮＡ、松山中央商店街連合会、西条では、市役所で。途中で東温市役所にも寄ったっけね。小林旅館につくころには、自分では気付かなかったけれど、げっそりしていたようだ。綺麗な若お上や、お上さんが迎えてくれたにも関わらずね、しょうがないね。まあ、今回の愛媛行きは今までのお礼まわりや挨拶回りが目的なので頑張るしかないのだ。でも、夜は西条市の花火大会。大声を出しながら花火を楽しんだ。花火を見ている人たちを見るのがやっぱり好きだなと思った。少しだけども観光協会の人ともお酒を飲めた。そして眞鍋部長と奥様とお嬢さんともコーヒーを頂きながらお話ができた。たくさんの人に迎えられ話して疲れて眠るなんて贅沢なもんだ。気付けば１２時･･･。そして最後はやっぱり水を飲む。水呑み会は、やはりひとりにてならず。西条祭りにもくるぞ！と意気込みながらいつも通り落ちた。

  2005年08月17日

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• 僕はクリエイターなのだ！？

  YAMAHA から「soul switch」という冊子が発刊されるらしい。その創刊号のクリエイターインタビューの取材をうけてきた。啓子さんがしかけてくれたのだ。ぼくはあまりメディアや表に出るのが好きではないので、正直嫌だったけど、取材は思いのほか楽しかった。前は絶対に出るのが嫌だったけれど、最近は僕が出ることで喜んでくれる人たちが大勢いるので、やれることはどんどんやろうとは思っている。場所は新宿都庁の最上階のカフェ。待ち合わせ場所はラフに決めていたのに、あっけなくハヤシサンですよね、と見破られた。現れた取材陣はなんと４名。ぐえ～聞いてないよ。しかも４人ともバリバリのクリエイターだった。ぼくも、何気にクリエイターなんだ・・・と思った。まあ、クリエイターインタビューだもんね。４人それぞれと話がもりあがった。共通の友人、共通の感覚。ハッピーサプライズな時間だった。３時間かけても話はつきなかった。はたしてこの取材をどうまとめるのか正直興味があった。でも、細かいことよりも、はっきりと大事なモノを掴む話が出来たので、いつになく安心していた。最上階から降りる高速エレベーターの中で、たくさんの人がいるにも関わらず、僕の夢についての話になった。関係のない人たちまでが、僕らをみて耳をかたむけていたけれど、あんまり動じなかった。ありがとうございました、と握手をしてからもなかなか別れられずに、次回打ち上げをやることになった。その後、池袋のサンシャインでの上映の打ち合わせに向かった。

  2005年08月09日

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• 日本舞踊の撮影

  毎回頼まれている。日本舞踊の発表会の写真撮影。もうかれこれ１５年くらいしているだろうか。母親が花柳流の師範をしているのだ。僕の母親は、名をマサ子という。通称マコちゃん（親父がいつも言ってた）もしくは、りぼんちゃんとまちの人から呼ばれている。僕は父親とは全くそりがあわず、話もろくに出来ずじまいだったが、母親とは極めて仲が良い。別にいつもあっているわけではないし、ほとんど家のことでも役にたっていない。会っても面倒くさくなって話も細部までしない。でもね、時々会いたくなる。病気の母親は、人一倍元気ぶっているから、夜に倒れていないかな･･･とか考える。でも、いつもほんとにピンチなときや病気で倒れるときは、僕はなぜか家に帰っている。ふらふら～っと、いつも倒れたり病院にいくときに僕は現れるのだそうだ。毎年写真を撮っていると、いろいろわかることがある。ファインダーの中で、母は時と共に変化している。年々年を増すごとに、素敵になっているなぁと思っていたが、今年はちょっと違っていた。随分とやせてしまった。体の具合が悪いんだろう･･･。話しているともっと元気に振舞うから、ちょっとだまされそうになったけど、写真を撮る真剣勝負の瞬間瞬間のときに気付いてしまった。医者には何十人と見放されてきた。もう助からない、原因不明の難病だとか、あと何年･･･しか生きられないとか。僕が幼稚園にあがるまで持たないとまでいわれていた。僕が１９のとき、あと１０年、そのうち５年はなんとか普通に生きられますが、あとの５年はのたうちまわって苦しいですよ、と平気でいう。医者なんて誰もみな、バカで最低でぶっとばしてやりたいとおまえをのたうちまわらせてやろうかと思ったこともあった。だから、４歳の時僕は医者になろうと思った。ずっとずうっとそう思ってがんばってきた。でも、映画監督に今僕はなっている、医者にはなっていない。なんなんだろうね。でも映画監督だろうと社長だろうと出来ることはあると思う。僕は昔、僕のせいでお母さんが具合が悪くなったと信じ込んでいた。今でもそう思っている。母親に会いたいと強く思う。今度会ったら、たくさんお話できるかな。

  2005年08月07日

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• 東京なのに、西条♪

  例によって密談部屋へ。なにか、始まる予感がするときは、いつもこの密談部屋へくることになっている。新宿区役所通りのディープなお店。２４時間営業の本格料理を出すこの飲み屋。しかも安いうまい、飲み放題。忍者屋敷のような狭い個室。人間４人でぎゅうぎゅうだ。ここで話すと話が盛り上がる、何かが始まる。火花がバチっと散る、これは間違いない。今日は西条市出身で現在東京で活躍している若き二人に会った。初対面が苦手で僕はちょっと気後れはしていたが、ほんとにいい人たちだった。気付けば、いつの間にか僕は話をさせられていた。だって話は西条のこと、西条出身の彼らよりも詳しい面もあるのだ。いつのまにか、夢の話をしていた。話をしていた気持ちがよかった。彼らと一緒に何かをするだろう予感がした。全てはツナガッテイルんだ。

  2005年08月05日

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• ファミレスの精

  デニーズでひさびさに食事をとる。不思議な店員さんに出会う。大宮の眼鏡屋さんで、いわゆる「眼鏡の精」に出会ったときいらいの感覚。瞳の黒さが気になって、思わず握手をお願いしてみた･･･。

  2005年05月15日

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• サンシャインでもらくだ銀座！？

  サンシャインの中のワールドインポートマートにいってきた。その屋上スペースでよくフリマが行われているようだ。オタカラネットの古野さんと一緒にまたひとつ夢をみている今日この頃。フリマとらくだ銀座のコラボレーションの日は近い。フリマの動員力は、ほんとすげえしね～。サンシャインの事業部の方も、らくだ銀座に好意的だったぞい。スクリーンの設置場所でひともんちゃく。理想の設置場所は、フリマ会場はもとより、プリンスホテルからも映画がばっちり見えて、更には、すぐ下のカフェスペースからも見えて、近所のビルの方々も見れる、両面上映なのだ。まさに通行人の方も「あれは何だ？鳥か？飛行機か？らくだ銀座だ～～！？」ってな感じで楽しめると思う。ばかげているけど、こういうことにすごく興奮する林でした。フフ、空で映画の上映する日も近いナ！待ってろ！空！

  2005年03月17日

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• 大阪城公園再び！そして「おデート」

  昨日の興奮も覚めやらぬまま、明け方岡山をたつ。ふくちゃんとやまちゃんとぼけっとしたまま駅へ。なんか荷物をガラガラ転がして宇野駅をたつ気分は、なごり雪だった。帰りの汽車では、無口な山ちゃんが饒舌だった。それら全てが、なんとも情緒をかきたてる。岡山駅でふたりと別れ、新幹線で大阪へ向かう僕は、あまり振り返らずに、小さくばいばいをした。「あたしね、さよならは苦手なんだよ」そうシーちゃんは言っていた。１０時にアルパックの中塚さんとお約束。地域計画建築研究所という名前を持つこの会社は、大阪城公園からすぐのところにあった。いつのころからか、地域と名のつくところには必ず僕らは顔を出すようになっている。今思えば不思議なもんだ。「ちいき」という魔法の言葉に魅了され、パンドラの箱を開けてしまったようなどうにも魅惑でこわい感じが今でもある。数年前は、この公園に井村君（短編映画天才監督）とその彼女とのんびりお花見にきてたはずだった。中塚さんとなぜ会うのか･･･、去年から何度も電話やメールでやりとりをしているわけだが、大阪の茨木市という場所で「らくだ銀座」の上映をする打ち合わせなのだ。クリスマスイベントでの上映予定から１月２月と延期されはしたが、話してみて必然的に、上映するタイミングを選んでいたのかもしれないと感じた。アルパックは、駅からすぐの場所の高層ビル１６階にあった。スタッフの皆さんは、みな感じがよく、どこかの図書館か、大学院の研究室にきているような雰囲気がある。５０名くらいのスタッフのデスクはたくさんの書物で埋め尽くされてそれによって区画されている空間。いいな～、こういう事務所もな。会って、顔を見合わせて話をするということが、どれほど大事なことか、僕はこの映画製作を通じて痛感した。今日も、単に上映するという話ではなく、双方の会社の事情から、地域のお話から、ビジネスとは離れている話もたくさん出来た。午後、井村くんと会う約束が夜になり、その前に以前新宿であったシネマスタイリストのミックと会うことに。ネギ焼きの店でたくさん食べて、お茶でもしようと結局２時間近く大阪の街を歩いた。歩けば大阪のまちがもっとよく分かると思いながら、話しているうちに段々景色が見えなくなった。たしかに、ずっとずうっと歩いてはいるのだが、話に夢中になり、ぐるぐる廻ることになった。ミックも途中道が分からなくなることもあった。喫茶店を３軒めぐり、６時に阪神前でお別れ。次回はかわさき楽大師で会う約束をした。井村君とは、なんだかんだと時間の都合で会うことが出来なかった。深夜バスで再び帰ると思って油断してたら、その集合時間が８時半だったわけ。つもる話は、また大阪にくるときに話そうぜ。彼ともいつか一緒にプロジェクトをやりたいと思っている。帰りのバスは、行きとは打って変わって楽チン快適だった。となりの人も気さくな人で、よく眠れたし、バスの旅を満喫できたと思う。結局キラキラバスではなかったけれど、今回の旅はかなりキラキラできたはずだ。

  2005年03月10日

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  芦屋～大阪　ギラギラ編

  朝７時、ついたついた！赤いプーさんともおさらばだ！フォッフォッフォ！ばいばいプ～～♪大阪に着いて、今日の宿イルグランデホテルへ荷物を置きに直行する。ええっと、うめだうめだ、東梅田、ひがしうめだ･･･。どこだろう。早速迷ってしまう。いつも大阪は誰かが案内してくれていたので実際あまり地理が入っていないのだ。そして、早速「駅どこですか？」と聞き込み調査。すると、「駅はな、６つあるんや」「地下鉄です！」「大阪にはな、うめだの駅は３つあってな･･･（以下省略）」長々と丁寧に聞いていないことまで教えてくれる。僕は関西のこういうとこが好きだ。イタリアでも同じようなことがよくあったっけね。さて、保坂さんが予約してくれたこのホテルは小奇麗でとても気持ちの良いホテルだった。これで一泊６千円は安いぜ。気分よくそのまま、芦屋へ直行することにした。芦屋市は、がちゃがちゃしていないおしゃれな感じのする落ち着いた街だった。どこか東京の三鷹市に似ている感じがした。さて、僕の目指すは、芦屋美術博物館（あしみゅー）だ。このブログで、是非あしみゅーでのイベント企画だして下さいと連絡をもらい、再建運動に僕も署名参加し、上映イベントの提案をしてあったのだ。映画監督の大森一樹さんが中心となっているこの活動に僕も何か参加できないかと思ったのだ。企画を出してはい終わり、あとは待つのみってのは好きじゃあない。ちょうど関西へ行くし、まずは現場へ行ってみようと思ったのでした。あしみゅーは、こじんまりしていて綺麗な美術館だった。でも、何か物足りなさと、何か違和感を覚えた。会場をぐるりとまわり、地元の人にも状況を聞いて廻る。さいごは、副館長とお話をさせてもらった。いろいろ思うことがあり、次にアクションがあるときには、何か僕も提案が出来る感触を覚え、再び大阪へ。夜、僕の大学の先輩でもあり、プロファクトリーという会社の社長の保坂さんと会う。保坂さんも東京出張から帰ってきたばかりで、最近は愛知博のことなどでかなり忙しそうだったけれど、僕の相手をしっかりとしてくれた。一緒に、近くの天満宮の境内へ入って、お祭りをかねて野外上映実現への下見。そして、日本一長い商店街という、天神商店街を一緒に歩くことにした。端からはしまで歩くと２０分くらいかかる、それはそれはなが～い商店街だった。ミラーマジックをみているような気になるほどの長さに僕は、やるな～天神待ってろよ～と心の中でつぶやく。歩いて歩いてお腹がすいたころ、裏道へ潜入。安くてうまい寿司（江戸前）に入り、しこたまご馳走してもらった。日本酒と御寿司に、もう勘弁して下さいというところで次の場所へ移る。大阪のぎらぎらナイトはこれからなのだ。北新地という場所で、何軒かぐるぐる廻る。さわやか保坂さんは、ここでもさわやかトークを振りまいて夜の蝶たちをわらかせる。日記はここまで、気付けばもう深夜だ。保坂さんとお別れして明日に備えるのだ！ようしようし、明日は岡山、玉野なのだ！

  2005年03月08日

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• 深夜バス　キラキラ号！？

  ７日の深夜、新宿スバルビル近くに集合して、バスへ大阪へ行く。大阪へは何度か行ったことがあるがバスは初めてだ！理由は、何より抜群に安いこと。そして僕は飛行機が嫌いだということ。更には、まちからまちへ移動する時の実感が欲しかったということ。この３点につきる。しかもその名は、キラキラ号（足元ゆったりバス）というではないか！これだ！と思って乗ることにした。しかし、バスに乗り込む段になってあまりキラキラしていないバスに少し僕は唸った。さらに、確かに足元はゆったりしているけれど窮屈だった。というのも、隣りに座ったヤマダという赤いジャンパーを着た人が、なんと僕よりもでかいのである。ぐむぅと思いながらも、朝まで約８時間乗ることになるから「ど～も、ヤマダサンですか？はやしです。よろしく」と挨拶。しかし、その赤い熊男は、無言でビールぐびぐびだった。僕はこの大阪・兵庫・岡山への素敵なきらきらな旅が、何か色あせていく気さえしたものだった。周りはお友達関係で行く人やカップルばかり・・・。どうでもいいや、と思いながら一生懸命眠ることにした。朝市で大阪に着いたら何しようかな、楽しい夢を見ることに決めた林でした。ちくしょ～キラキラしてぇ！

  2005年03月07日

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  エジプト大使館とよしのや

  山元先生に連れられて、啓子Ｐと僕は、エジプト大使館に行って来た。岐阜でのイベントの打ち合わせをするのである。話は山元流でズンズンズズンと進み、大使と山元先生の間でグイグイ進められた話を窓口の女性が、ハァ～、ホエ～という顔をしながらも的確にまとめられていた。僕は話を聞きながら、ピラミッドパワーのことを考えていた。なぜか、そのことが頭から離れなかった。あの不思議なサンカクの中で、眼を閉じて、横になっている場面、そこにはエジプト大使も山元先生もいる。僕らも少し離れたすみっこで横になっている。何かが生まれるのか、はじけるのか、らくだ繋がりで、エジプトで何が起こるのか。カイロ国際映画祭から、何気に縁のあるエジプト・アラブが当分僕の頭の中から離れない予感。そして、夜はよしのやへ。牛丼ではなく、おでんのよしのや。渋谷ののんべい横丁で語られるディープなトーク。はりいさんと、おうぶさんと僕でヘロヘロになりながら話し続けた。当然、今宵も終電はないのである。

  2005年02月25日

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• 行かねばならぬ・・・しむぅ。

  圧倒的に具合が悪い中、今日は東京芸術劇場にて、講演に行かねばならぬのだ。不本意ながらも、先生と呼ばれる以上、大学の教授みたく安易に「休講」とか言えないのである。愛媛では、啓子Ｐが大活躍をしているという噂。新しい映画が愛媛で創れる可能性が出てきた。今日は、らくだ銀座を通じて「人を巻き込む」というきりくちで、コミュニティビジネスを語る。語るというか、へなへなになりながらその中で流すビデオドキュメントにすがるのだ。話しながら、カラダがうんと熱くなっているのを感じた。飲み会には当然参加できず、飲みの番長としての林は不本意である今日の宵しぐれ。帰り道、歩くのがやっとでした。むぅ、心地よい明日は来るのか！？いざ！

  2005年02月18日

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• 大学の先輩との出会い

  ひょんなことから、大学の先輩と会うことになった。きまぐれで獨協大学ＯＢのＨＰリンクを見ていたら、「えっ！」と気になるサイトを発見。大阪にあるイベント・プロデュース会社プロファクトリーを経営している保坂さん。会社ＨＰを見てみると、何か僕らのやっていることと繋がるかもしれない･･･と、ふと思った。そして何気なくメールを出してみる。その後とんとん拍子で保坂さんとメールのやりとりが始まり、急遽本日渋谷で会うことになったわけ。懐かしい大学の話、保坂さんが学園祭実行委員だったときの話、それがもとで僕らが当たり前にやっていた伝説のイベント「伝右川レガッタ」などなど。おもしろい話が続々とあふれ出して、思い出話に花が咲く。保坂さんが関わっているいろんなプロジェクトにらくだ銀座も参加させて欲しいとお願いした。なにかまた新しいカタチでらくだの輪が広がっていくような気がした。さらには、大学のオープンカレッジの講師をやってみないかと話を持ちかけられてしまった。びっくりだけれど、オープンカレッジの講師が出来るチャンスなんてなかなかないし、もともと僕は人に何かを教えることが好きなのだ。出来るとは思えないけれど、出来ないとも思えない。母校で上映ができるかもしれないな～なんて少し嬉しくなってしまった。保坂さんとは熱い話をがっつりして別れたが、次回はまた出来れば大阪でお酒でも飲みながらお話したいと思う今日この頃の林でした。

  2005年02月09日

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• 栃木と愛知と東京で同時に「らくだ銀座」

  今日は、栃木県主催の「中心市街地活性化フォーラム」に行って来た。らくだ銀座を通じて「まちが元気になる」過程をプロデューサーの講演とドキュメンタリー映像、そしてらくだの兄貴（古川さん）の対談が行われた。東武ホテルの一室は満員になり、県の職員の方々にも「良かった！」という声をもらいました。そして、愛知では商工会議所でらくだ銀座の上映と講演会に脚本のくりりんが行っている。くりりんは新幹線を間違えながらも無事にたどり着いたという報告をうけた。上映後は、夜な夜な会議所の方たちに連れられて愛知の夜も大忙しだった様子。詳しくはまだ聞いていないが、実は愛知県の方々からも「らくだ銀座」を見たいという声を何度も頂いている。今回は会議所の方々限定の上映だったので、これを機に愛知でもたくさんの人がみてもらえるチャンスが出来ればうれしい。そして、王子シネマでは音楽のりっちが舞台挨拶。なにやら仙台からこられたお客さんもいたとか・・・。ぼくらは、映画屋ではあるが、単にフィルムを投げて上映して下さいというやり方は好きではない。出来る限り上映地にも顔を出して上映にちなんだ何かを地域の人たちと一緒にやっていきたいと思っている。去年、ミンスク国際映画祭の上映と多摩映画祭の日程がかぶったことはあったが、３箇所で同時進行とは初めてです。僕らは行くよ、どこまでも！

  2005年02月08日

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• 今日もまたどんどん歩く。

  あしまめＴＶのベーゴマ特集撮影。今回は三島とよっしーに託した。小学校の子供たちも参加してくれるので、アグレッシブな出来れば劇画タッチの特集になればいいと思う。夜、六本木ヒルズで伊豆の板垣さんと会う。今日は経済産業省・地域活性プランニングの方に呼ばれ、啓子Ｐがヒアリングをうけているのだ。終了後、板垣ﾐｯｼｮﾝ2005の話をスペイン料理屋で聞く。なんだかすんごいことになりそうな予感。板垣さんのいつもフラットな姿勢が僕は好きです。そしてそして、渋谷へ。渋谷のセンター街の入り口に今度「ドリーマーズカフェ」が出来る。そのメンバーの方々となべを囲ませてもらった。なんか不思議な気分になり、僕は久々に酔っ払ってしまった。今日はいつのまにか、ワインを２～３本くらい喰らっていたのだ。まさに、ベロベロ。話はしどろもどろ。足はふらふら。あ～～、自分の姿にうんざりした。初めてあった方々、大変失礼致しました。僕はそのあとふらふらと彷徨い、漫画喫茶で朝をむかえることに・・・。でも漫画喫茶のナイトパックって安いもんだね。１０００円だもん。うちのスタッフが連日、マンキツ症候群にかかっているのが分ります。あそこは、やばいよね。はまる・・・。マンキツ引きこもりって、ありうるね。歩くには歩いた本日、でも千鳥足はね～、まずいですね。そして自己嫌悪のまま事務所へ朝向かうのだった。これから小松のドキュメンタリーの取材だ。あいつがんばってんな～。

  2005年01月28日

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• 十条って知ってる？

  うちの映画会社の事務所は東京都北区の十条という下町にある。映像系の会社が北区にあるのは珍しいことではあるが、赤とか青とか白とかいうおしゃれな地名の場所にないからといって、別に不都合はない。不都合どころか僕らの会社を初め「らくだ銀座」は、この場所だから生まれたといっても過言ではないのだ。メインロケ地の白河広域（あっ白がつくね）や三鷹はもちろんだが、地元北区の皆さんには大変お世話になったのだ。今日は、慣れ親しんだ十条のまちを２時間位歩いた。宣伝ついでにチラシとポスターを持って･･･。一軒一軒お店に立ち寄りながら、映画の話をしながら１００軒位渡り歩く。歩いてみて分ったこと。僕も意外としっているようで、このまちをまだ知っていなかったってこと。ほんとに久しぶりなこの感覚。らくだ銀座を企画していた当初、ほんとに商店街を歩いた。いろんな会合にも飛び込みでも何でも顔を出した。いろんな怪訝そうな顔とうれしそうな顔に出会った。そういう感じ･･･。最初僕もどう話したらいいか分らず戸惑っていた。説明とチラシだけ渡して、相手の話も聞かずにそそくさとお店を後にしていた。･･･慣れてきた頃、聞かれた。「えっ？何ですか？宣伝担当の方ですか？」「いえ･･･（ポツリと）か、監督です。この映画の監督です」「え～～！そうなんですか！わざわざ監督さんが！」すごくありがたがられて感謝までされた。僕でよければ、どうぞどうぞ何度でもきちゃいますよ。そして次にドギマギしたのが、僕の説明の半分も聞かずに･･･にやにやしながら「９チャンネル、もう一年以上家族で観てますよ～。　おい～あの来たよ、あの人が来たよ！」と握手をせがまれた。恥ずかしい反面うれしかった。握った手にチカラがこもる。ずっと一年半以上前から、「らくだ銀座ＴＶ」という番組をやっているんだったっけ。僕らみんなで創り上げていく過程から全国行脚の様子もドキュメンタリーで毎日何度も流れている。反応にこんなにも違いがあるもんなんだなと思った。一番ビックリしたのが、こんなこと･･･。商店街を舞台にした映画だから、こてこてな「ザ・商店街のお店」みたいな所ほど話しやすいと思ってたのが大間違い。そして、コンビニやカラオケ、フランチャイズのお店、あまり商店街っぽさをかんじさせないお店には入るのもなぜか自らためらっているところがあった。しかし、結果は明白。全てとは云わないが、前者の方こそあまり興味がなさそうな人が多かった。話にすらならないお店が多い。対して後者の方は、びっくりするほど歓迎してくれた。口々に「そういう主旨の映画なのか～、映画は好きだよ。よし、君の熱い気持ちに一票投じよう！」てなノリ。もしくは、後者の人たちこそ、「まち」に対して商店街に対しての何か言葉にならない思いを感じた。この違いはなんなのだろう。・・・分ってたはすだった。準備や、ロケ中や公開の件でたくさん足で稼いだこの感覚、地域の現状、理想と現実。どこかで、地元だからとか商店街の映画だからとか、甘えもあったかもしれない。全然卑屈にはなってないし、あきらめることもない。原点からの主旨もびくともしない。でも、さびしいなとも思った。まだまだ始まったばかりなんだなと改めて感じた。もっともっと僕らが、そして僕らの映画がチカラをつけていかねばならないんだな、と思った。僕は「商売根性」という部分をいろんなカタチで学んでいる。映画は僕の夢であり、元来映画は、芸術として文化として、産業として確固たるモノを持っている。僕はまっすぐ直球で、上を向いてしっかり歩んでいくのだ。たくさんのチラシとポスターを配り終えて今日の十条渡り歩きは、終わりにする。すがすがしい、そんな気持ちで事務所へ戻った。

  2005年01月17日

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  早くもインド同窓会だ！

  今月１２日から１８日までインドへ行ってきた。それは、突然決まったできごと。あの宮本Ｐの紹介で、おばまんという人に出会ったのが今月の初め。初対面ではあったが、おばまんは「インドで結婚式があるのですが、一緒に行きませんか？」と誘ってくれたのだ。もちろん二つ返事でＯＫ！インドの元大統領のお孫さんビクラムの結婚式にご招待なのだった。いつでもＣＯＭＥのハヤシは、いつでもＧＯでもあるのだ。宮本Ｐらは急遽行けなくなったが、それはそれはもの凄い旅で、文字にして書くのがもったいないくらいのもてなしをうけた。ビバウさんほんとにありがとう！インドは映画大国、ハリウッドより映画の製作本数は多い。人々は映画がみんな好きで、映画館で泣いて笑って、踊るのだ。まさしく映画は娯楽の王様として君臨し、ムーンバイ（インドの映画のメッカ）では映画スターの家が高級住宅地にずらりと並んでいた。その中でも一番のお金持ち、アルカポネばりの風格を持つシャーさんの家にも招待された。悪漢･･･否、圧巻だった。いそいで書くのはやめよう･･･。インドは僕にとってもすごく大切な場所になった。帰ってきてから「インドへは行こうと思っても行けるところじゃないの、インドが呼んでる人間しかいけない不思議な国なの」と教えてもらった。日本とインドの合作映画の話もある。インドから帰ってきて、また新しい風が吹き渡っているのを感じるんだ。来年はまた忙しくなりそう。ココロもカラダもニュータイプ。新しい林をご披露できそうです。前置きが長くなった。今日は、ビバウさんが経営する四谷のリトルインディアで同窓会。インドで出会ったたくさんの人と会うために僕は四谷へ向かった。日本で彼らと会うのは、なんだか照れくさい気がした。結局、インドへ行ってたときと同じく、お腹一杯、夢一杯のディナータイム。年内は大晦日まで仕事で大変だけれど、気力は充実、今年はいろいろ整理する年だから、最後までやれることはやっておこうと思う。年明け、またインドなかれらと再会する日を楽しみに。写真は、左からおばまん、ビクラム、お嫁さん、啓子ｐと僕。結婚式用にオーダーメイドで正装の衣装をつくってプレゼントしてくれた。日本で数十万円はする素敵な服だ。

  2004年12月27日

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